「今年の夏は旅行ができなかった」という方も多いと思います。
私もその一人です。
神社仏閣巡りが大好きな私としてみれば、日本各地を旅行してその土地にある神社やお寺を周るのが何よりの楽しみ。
そしてそこで出会える御朱印の数々はまさに自分だけのお土産なんです。
遠出ができない今は「どこにどんな神社仏閣があるのか?」というのを探してチェックするのが楽しみとなっています。
安心して旅行ができるようになったら、行ってみたいところリストを作ってみたりして♪
そんな中、福岡県の小郡市というところに珍しいお寺があることを発見しました!
その名も「かえる寺」。
もちろんこれは通称で正式には如意輪寺というんだそう。
どうしてかえる寺と呼ばれているのか?というと、如意輪寺の境内には実に5000点以上のカエルのオブジェが並んでいるんです!
これはカエルが苦手な人にしたら、ちょっと青ざめちゃう状況ですね☆
カエルと言ってもリアルなオブジェよりもかなり可愛らしくデフォルメされているのですが。
日本では昔からカエルは縁起物とされてきました。
「旅行先から無事カエル」とか「使ったお金がまたカエル」などの語呂合わせでも親しまれていますよね?
リアルなカエルが苦手な人もかえる寺だったら大丈夫じゃないでしょうか?
かえる寺にはどうしてたくさんのカエルが置かれているのか?
境内にこんなにたくさんのカエルのオブジェがあるのは、どうしてなんでしょうか?
何かカエルにまつわる伝説がこの地にあるのか?…なんて想像しちゃいますが、如意輪寺の住職さんが中国を訪れた際に小さなカエルの置物を買って帰ったというのが始まりなんだそうです。
参拝客に喜んでもらいたい、楽しくて開かれたお寺にしたい…という住職さんの思いから始まったコレクションなんですね。
確かにここまでカエルづくしだと、もうオンリーワンのお寺ですよね!
また6月から9月に開催される「風鈴まつり」では数千個の美しい風鈴が飾れることでも有名なお寺なんだそう。
1200年以上もの歴史を持つ如意輪寺ではありますが、時代のニーズに合わせた変化を恐れない姿勢は素晴らしいと思います!
昔ながらの伝統を守ることも大切ですが、神社仏閣というのは地域に根ざしたもの。
参拝する人が「また来たい」と思える環境を整えるのも大事ですよね。
カエルのオブジェは見て楽しむだけでなく、体験型のものもあるんです。
「くぐりがえる」は大きく開かれたカエルの口をくぐることができます。
大人はちょっと大変かもしれませんが、このカエルの口をくぐることで悪い事を良い方にかえることができるんだとか。
「若かえる」「元気がかえる」「笑顔がかえる」と言われてしまっては、くぐるしかないですね!
童心にかえってチャレンジしてみるのもいいと思いますよ。
私もかえる寺を訪れたら是非くぐってみたいです♪
かえる寺の御朱印はもちろんカエル!御朱印帳もカエル!
さて、かえる寺でいただける御朱印ですが、これはもちろんカエルがモチーフです。
画像はSNSからお借りしていますが、右側のカエルはちょっと「ド根性カエル」を彷彿とさせるものがあります。
カエルが描かれていない御朱印もあるそうなので、その時に御縁のあるものをいただいてみてくださいね。
カエル好きという方なら、御朱印帳も手に入れてみてはいかがでしょうか?
かえる寺というだけあって、御朱印帳にもカエルがデザインされています。
あ、もちろんカエルが無いバージョンもあるらしいので、苦手な方はご安心を♪
カエルモチーフのお守りなども充実しているので、御朱印に興味のない方はそういったものをお土産にしてもいいかもしれませんね。
これは私の体験ですが、カエルモチーフのお土産って結構好まれるんですよ。
やはりカエルは縁起物という意識が強いのかもしれないですね。
これだけカエルづくしのお寺だとちょっとテーマパークっぽくて、小さいお子さんでも楽しめちゃいそうなお寺ですよね!
逆に年配の人は行きにくいのでは…?と思ってしまいますが、境内には「ぼけ封じ観音」もいらっしゃるので、老若男女問わず参拝を楽しめると思います。
ちなみに私はカエル大好きなので、福岡に行くことがあったらかえる寺には絶対立ち寄りたいです♪