御朱印集めをしている方のインスタなどを見ていると、よく目にするのが伊藤若冲の髑髏図の御朱印です。
伊藤若冲といえば、ここ数年ものすごい人気なんですよね~。
以前、東京都美術館で開催された「若冲展」では、最大で5時間を超える行列ができたことでも話題になりました。
美術館の行列で給水所が設けられたというのは、初めての事じゃないでしょうか?
なんだかコミケを彷彿とさせるような話ですよね~^^;
伊藤若冲は江戸時代中期に活躍した絵師だそうですが、現存している日本画は驚くぐらい色鮮やかです!
水墨画も独特の雰囲気があって、特に動物がモチーフとなっているものは、なんだか可愛らしくていいな~と思いますね。
若冲の作品の中に髑髏図というのがあるのですが、これが京都にある宝蔵寺に所蔵されているらしく、このお寺の御朱印や御朱印帳の図柄にもなっています。
ちょっと不気味だけど、不思議とイヤな感じのしないドクロ。
しかも宝蔵寺の御朱印はものすごくカラフルなデザインになっているんです!
ピンクやオレンジはもちろん、月替わりで色々なカラーに変わるようですね。
ところで、どうして宝蔵寺の御朱印は伊藤若冲になったんでしょうか?
伊藤若冲の髑髏図が宝蔵寺の御朱印になった理由とは?
伊藤若冲は京都の生まれで、京都府右京区にある宝蔵寺は伊藤家の菩提寺だったんですね。
伊藤若冲親族の御墓には、例の髑髏図が描かれているんです。
元々は墓石用に描かれたものではなく、拓版画「髑髏図」に描かれたものを墓石にもってきたんですね。
残念ながらこの髑髏図はいつでも見られるわけではないようなので、特別展などで公開される機会を待つしかありません。
でも、御朱印として髑髏図をいただけるのですから参拝して損はないというか、楽しみがありますよね♪
ちなみに宝蔵寺の御朱印帳も若冲の絵がモチーフになっています。
なかなかシブくて素敵な御朱印帳ですね♪
伊藤若冲のファンの方には気になる御朱印帳なんじゃないでしょうか?
御朱印をいただける時間帯は10時~16時で、月曜日は定休日となります。
また、ご本尊(阿弥陀如来様)の御朱印は住職がいらっしゃる場合のみ、記帳していただくことができるんだそう。
電話での予約などはできないのでご注意くださいね。
御朱印は一期一会、欲しかったものが一度の参拝でいただけることもあれば、何回訪れてもいただけないこともあります。
どうしても!という方は、事前に宝蔵寺のフェイスブックなどで御朱印情報を確認してみてくださいね。
弁天様のご朱印やお地蔵様のご朱印などがいただける日もありますよ♪
伊藤若冲の髑髏図の御朱印は通販でもいただける!?
とっても素敵な伊藤若冲の髑髏図の御朱印♪
京都にお住まいの方なら、ちょこちょこ参拝に行かれるのでいただける機会も多いと思います。
残念ながら関東在住の私は、京都に行くのは2~3年に一回くらい。
私は極力、自分の足で参拝に出掛けて御朱印をいただきたい!と思っている派なのですが、遠方だけどどうしても若冲の御朱印が欲しいっ!という方にはチャンスがあります。
それは郵送受付です!
いつでもいただけるわけじゃないのですが、郵送での御朱印帳・御朱印を受付する期間が設けられているので、そちらを狙ってみてはいかがでしょうか?
受付期間や申込み方法などは、宝蔵寺のフェイスブックで告知されるので、チェックしておくといいですよ♪
宝蔵寺のフェイスブック⇒https://www.facebook.com/uraderahouzouji/
最近では5月28日~6月10日の二週間の期間限定で受付がありました。
御朱印って本来は自分の足で参拝に出掛けていただいてくるものではありますが、最近のちょっと過熱しすぎている御朱印ブームの中では、こういった対応もアリなのかもしれないと思います。
期間は限定だけど、ちょっと頑張って御朱印が手に入ると思えば、転売したりオークションで高値で購入する人も減るんじゃないかと。
世の中には素敵な御朱印がたくさん存在しますが、その全てを自力で集めるのは難しいと思っています。
SNSがあるお陰で自分ではなかなか行かれないような場所の御朱印を目にすることができて、悪いことばかりじゃないな~と(^^)
御朱印ブームはまだまだ続きそうですが、段々とより良い頒布方法などが今後確率されていきそうな気がします。
マナーも向上すると嬉しいですね♪