
高校受験の道〜受験日前日⭐︎希望と諦観〜
受験日前日、いちこはなぜかずっとウロウロしていました
家の中でw
「あー、落ち着かない
何していいかわかんない。」
前日なので、勉強もほどほどに切り上げ、明日の準備したものも確認済み、ゆっくりしていつものご飯を食べて早く寝る💤
それだけなのですが。。
「あー、もう寝られるか分かんない。どうしよう、何しよう
」
ウロウロ、ウロウロ、、
気持ちは分かりますが、親としても何してあげていいか分からず![]()
「テレビでも見たら?」といつにない言葉をかけてみたりしました笑
受験勉強が佳境に入った頃は夜遅くまでもやっていたいちこですが、受験日1週間ほど前からは当日のスケジュールを考えて、夜は早めに寝て朝はほどほどに早く起きる日常スタイルに変えていました。
そのため、夜も自然と眠くなるはずなのですが、やはり前日は変な緊張でそのリズムも狂ってしまいそうでした。
早めにお風呂に入り、ご飯を食べてあとは寝るだけのいちこに、私はこう声をかけました。
「ここまできたら、なるようになるし、なるようにしかならないよ。」
一見冷たく聞こえる言葉かもしれませんが、私は愛情を持っていちこにそう伝えました。
前に観たテレビ番組で聞いた言葉の意味、
「なるようになる」
という意味をもつその言葉には、
その一方で、
「なるようにしかならない」
という意味も含まれているそうです。
それはここまでの道程をやれるだけやり遂げたからこそ、ここまできたらもう
なるようになる=希望
そして、
なるようにしかならない=諦観
のだと。
希望と諦観。
これはポジティブでもネガティブでもなく、きっともう運命は決まっているのだと悟ることに近いのだと思います。
受験生にとって、頑張れという言葉も大丈夫という言葉も厳しく響く時があります。
でもやるべきことは全てやった。あとは運命の流れに身を任せようとも感じられるこの言葉が、いちこにも落ち着きを与えてくれました。
「そうだよね。なるようになるし、なるようにしかもうならないよね。」
そう言っていちこは寝ました💤
翌朝聞いたら、しっかり寝られたらしいいちこは、いつも通りの朝ごはんを食べ、お昼は塾でいつも食べていたカロリーメイトやおにぎりなどを持って受験に向かいました。
本当は同じ高校を受けるお友達が一緒に行こうと誘ってきてくれてたのですが、
いちこは断ったと言います。
「緊張感がほぐれてしまうから。」
あえて1人で向かう道を選んだとのことです。
大きくなったな、と改めて感じました![]()
どちらが良いとかではなく、自分で決めたことが。
いちこを送り出す玄関で、私はまた繰り返しました。
「なるようになる。気をつけて行ってきてね
」
「うん、行ってきます
」
この言葉は親としての覚悟でもあったかもしれません。
もう運命は決まっているのだと。
最後の送り出しを終えた私は、自分もいつも通り仕事に向かいました。
いちこが無事に受験を最後まで終えることを、心で祈りながら。
高校受験の道〜過去問を解くタイミングと理社〜
いちこは受験の時にお世話になった塾に、今も通っています![]()
今の塾を決める時、いくつかの塾で体験や面談を受けたのですが、その時割と有名な個別指導塾の塾長さんに、過去問を解くタイミングの話をされたことがありました。
その時の塾長さんの話では、夏休みくらいから少しずつ過去問を解き、少なくとも年末までにはしっかりやらなければならない。とのことでした。
その話を聞き、親の私はつい逆算をしてしまいました
というのも、いちこはとにかくのんびりしていて、人よりも頭に入ることに時間がかかるタイプだったからです。
皆が夏から少しずつ始めるのであれば、うちはなるべく夏からしっかりやる必要があるのでは?!と![]()
そこで夏休みの前半、まだ2学期の中間テスト対策に入る前の頃に、いちこには過去問にぼちぼち手をつけるよう伝えていました。
いちこも過去問を解くタイミングとかは自分でも分かっていなかったので、親の私に言われて夏休みから過去問を解き始めました。
でも、過去問を解いてるいちこが時々私に言ってきたのは、
「なんか全然解けないんだけど
」
っていうマイナスな言葉でした![]()
特に理科社会が分からなくて、解いていても自信が持てないようでした
ただ過去問を解くことで、問題の出題形式に慣れ、時間配分を意識したり、集中する時間の幅がわかってくるのではとの思いから、できる範囲で良いから少しずつ進めてと伝えていました。
夏休みの途中からは2学期の中間テスト勉強が始まったので、そこからはあまり解いておらず、また中間テストが終わってから少しずつ解くようになりました。
するとその様子を見た塾長や担当の講師の先生に、
「今はやめた方がいい」「もったいないよ」
と言われるようになったそうです。
理由としては、
⚪︎まだ習ってない範囲もある中で飛び飛びで問題を解いても、総合点とか出せないからあまり意味をなさない
⚪︎早めにやりすぎると問題の答えを覚えてしまう
⚪︎解けないことで自信をなくしてしまう
とのことでした![]()
言われてみればその通りで、親の私ももっと考えればよかったのですが、焦りもあって気づくことができてませんでした
聞いてからは一旦過去問はやめて、冬休みからまた再開しました![]()
いちこ曰く、冬休みからは過去問を中心に解き、そこで分からない問題や苦手な問題を洗い出して塾で聞きながらやっていたとのことです。
英国数のような積み上げ教科と違い、特に理社は最後の最後まで伸びる教科と言われています。
それだけに習ってない範囲がある段階でやっても分からないだらけでやる気をなくしてしまうことも![]()
いちこは冬からは得意な社会を中心にやり、苦手な理科は、どの範囲が出るか塾長に予想してもらって範囲を限定して学習しました。
塾長の読みは当たり、当日の問題では特に勉強した範囲が出て喜んだそうです
リスクはありましたが
英国数に毎日触れながらも、理社の最後の伸びを信じて頑張るのも1つの手なのかなと思います
高校受験の道〜緊張の個別相談③〜
↑前回の続きです。
「特進コースが希望なのかな?」
と尋ねてくださる先生。
「はい
少し考えてみたくて。。」
と、何だかもじもじしたいちこ。
事前に話してた時はそんなことは言ってなかったので、突然びっくりはしましたが、本人の中で何か思いがあるようなので、こちらは黙って見守りました。
「そうだね。加点分を足してみると、、ちょっと待っててね。聞いてくるからね」
と先生は席を立って聞きに行ってくださいました。
いちこには加点要素が3種類ほどあり、
①英検、漢検準2級(他幾つか検定)
②委員会委員長副委員長の経験
③ボランティア
これをどれくらい加点してくれるかによって変わります。
今回最初に希望したコースは英検の加点を半分(1点)使って届いてるので、残りの要素でどうなるか。。
ただ全体的に加点限度もあると思うので、全ての要素を加点してくれる訳ではないと思うのですが![]()
「特進に行きたい気持ちがあったの?」
待ってる間に聞いてみると、
「分からないけど、目指せるのかなって思って」
と少し落ち着きがない様子![]()
あまり上昇欲の無いいちこには珍しいことなので、
「いいよ。聞きたいことは聞いた方がいいからね
」
と声をかけました。
少しして担当の先生が戻り、
「お待たせしました。検定と委員長の加点は出来るのですが、それでもあと2点足りないですね。」
と伝えてくださいました。
いちこは、
「そうですか。わかりました
」
ちょっとがっかりした様子
「でもまだ2学期も学年評定もありますから![]()
あと当日の点数次第で上のコースにチャレンジ出来る申請もありますので、諦めずに頑張ってくださいね。」
と励ましてくださいました。
そして、
「実は私はいちこさんが今回最初に希望されたコースの1年の担任をしております。」
と、思わぬ言葉が
そこから、今のクラスの様子や男女比、勉強の進め方や放課後の過ごし方など色々詳しく教えてくださいました![]()
話を聞くうちに、いちこもこのコースで自分が過ごしている様子をなんとなく想像できたようで、最後はリラックスした顔で
「ありがとうございました
」
と私より先に御礼を言っていました![]()
優しそうな先生で色々相談もしやすそうな雰囲気もあり、いちこもこんな感じの先生がいるなら、とますますこの高校が気に入ったようでした![]()
結局その後内申が上がって特進コースへの進学も可能となりましたが、いちこと色々話し合った結果、特進コースに再度申し込むことはしませんでした。
それは内申重視の確約だったこともあり、実際背伸びをして特進コースに入っても周りと勉強の格差が生まれる可能性があると思ったこと、
そして特進コースは必然的に大学も一般受験となるため、推薦での大学進学の選択が出来なくなるという考えからでした。
いちこが高校生になった時にどんな選択をするか分からないため、選択できる余地を残しておきたいと思った親の気持ちも入ってはおりました。
併願はこの高校となりましたが、結局いちこがここに進学することはありませんでした。
でも、ここで感じた先生達の配慮、生徒達の挨拶の良さ、落ち着いた雰囲気は心に残り、いちこも後輩達にそれとなく良さを伝えたり、私も聞かれた時は受けた良い印象を伝えるようにしています![]()