トクヒロです。
今日は、【棚卸資産の在庫の評価】についてのお話です。
みなさん、こう思われるはずです。
「そんなん簡単じゃん!期末に残った在庫の数量に、取得原価の単価を
乗じれば出てくるでしょうよ」
がしかし、そんなに簡単に評価できたら、会計学の試験で論点として
問われません!
いろいろ複雑ではあるんです!
まず、取得原価で考える【原価基準】という方法なら、まあ、なんなく
終わるわけです。実際、原則的な基準でしたし。
そして、任意で【低価基準】というのも選択できます。
まっ、要するに、期末の在庫の取得原価と、時価が乖離して、時価の方が
低いときは、【低価基準】を採用して、簿価を切下げるという方法です。
【低価基準】の裏側にある考え方は、
企業の観点から言えば、保守主義の原則を適用して
費用は、早めに多く計上するという考え方がありますのよ!
だから、既に起こりえている損失は、繰延せずに早めに計上しておきたい
という経営者の慣行があるのです。
会計原則の観点から言えば、費用収益対応の原則から、
棚卸資産の原価と、当期収益を対応させるという意味で
この考え方【低価基準】という考え方があるんだよね!
ここまでは、従来の話。
なんと、会社法が施工されて今年の4月から新しい会計基準が
できたんだよねー。
それが、棚卸資産にも適用されたんだよねー!
でも、原則は原価基準よ!
ただ、例外は低価基準ではなく、簿価切下評価基準といわれるもので
評価をするらしいのです。
前は、時価と取得原価の乖離の費用計上だったけど、
今回は、正味売却価額と取得原価の乖離をみるんだって。
要するに、
昔は、
原則:原価基準
例外:低価基準(任意・強制)
今は
原則:原価基準
例外:簿価切下評価基準(強制)
ということで、昔の【強制評価減】という考え方はなくなったということだね!
だって、例外ははなっから強制だからね!
まっ、減損会計と歩調を合わせないといけないからねー、
収益を生み出さない価値は、一刻も早く切下を行うべきだよねー!
梅田の阪神百貨店の土地の簿価が1円ぐらいなのも、異様なこと。
減損会計で価値をあげなくちゃ!
以上、棚卸資産の価値でした。
おしまい。
1次試験でお困りの方、
下記のアドレスをどうぞ
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k52717084
ちなみに、私は去年の一次試験は
行政法規:77.5点
鑑定理論:67.5点
合計:145点でした。
高得点のポイント【本質から理解すること】