評判の悪い後期高齢者医療制度が導入からわずか2年で見直しを迫られています。


一生にかかる治療費の約半分を70歳以上に使うといいますから、この年代の治療費抑制を考えるのは、財政上わからなくもないのですが、患者は勿論のこと、現場のドクターからも診療報酬の定額制にノーを突きつけられたようです。またこの「後期高齢者」というネーミングも何が「後期」なのかと問いたくなるネーミングで、名づけた人のセンスを疑ってしまいます。


ただ現時的には、ますます高齢者の比率は高まり医療費の負担はかさむ一方だと予想されます。そうはいうものの、ここはひとつ高齢者や社会的弱者には手厚い予算配分をし、他にガマンすねきところ探した方が健全なのではないでしょうか?その議論が進んだ先に税負担が必要ならば、それはそれで仕方のないことだと個人的には思うのですが・・・。


最近、医療や介護の現場から「年を取りたくない国」というコメントをよく耳にするようになり、他人事ではなくなってきた、とアラフォーながら考えさせられる毎日です。

全盲のピアニスト、辻井伸行さんがバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝しました。


ピアノのことは、詳しくありませんが、ジーンと来るものがありました。人間の可能性を感じさせてくれたこと、そして海外で評価されたことなど、近頃の閉塞感を吹っ飛ばす快挙です。


演奏が終わって観衆に挨拶する際、ピアノの端に指をかけて立ち上がる姿は、目が見えなくてもピアノの大きさ知り尽くしているのだなあと思いました。

野球評論家の豊田さんが日経新聞の毎週木曜日に出しているコラム「チェンジアップ」は本当に面白いです。この人、昔、テレビで野球解説やっていたときも毒舌で味のある人でしたが、年齢を重ねて書くコラムはとても奥深いものが多く、野球ファンならずとも楽しめるエッセイです。


今日は「自動車と一丁前の証し」というタイトルで、こんなことを書かれています。



「いい車を持ち、女性にもてたいという、恐ろしく単純な行動原理とはいえ、それなりの充実感があった。今の人たちは何にやりがいをみつけているのか?」



ということで、車でなくとも「一丁前の基準が欲しい」と結んでいます。



まさに同感です。



昔は「3高」(高学歴、高身長、高収入)がモテる男の3要素でした。それが良かったとは言いませんが、今、人気があるとされる「3低」(低姿勢、低依存、低リスク)に比べると「上昇志向」が根っこにあって幾分マシだったと思います。



少なくとも自分自身が決めた方向へ努力することは忘れないようにしたいと思います。

むか~し、ある有名なエッセイストが読んだ本を焚き木で燃やすという話を読んで衝撃を受けたことがありました。



「いくらもう読まないからといって、燃やすだなんて・・・」



そんな気分になったのを今でも覚えています。


おそらく高校生くらいの頃だったと思います。本というのは、いつでも読み返せると思っていましたが、さすがにこの年になると、もう読みかえさないだろうなという本ともたくさん出合います。


まだまだ燃やす境地には至っていませんが、幸いなことに現代にはブックオフなる強い味方があります。少しでも高く売れるよう、読み方も工夫し、気に入った箇所だけマインドマップにまとめて、おさらばです。


持ち込んだ量を考えると売却額に不満もつのりますが、週末のランチ代と思って割り切るようにしています。

2008年の出生率が1.35~1.37になると発表されました。人口維持に必要な「2人」には程遠いものの3年連続で増えているというのは、かすかな希望を感じますね。



ひとりの女性が生涯に産む子供の数は今話題の年金と密接に関係するだけに新聞の1面を飾るのですが、それ以外の意味においても子供を多く持てる国というのは、どこか明るい未来を感じさせます。



児童手当の拡大だとか、女性の職場復帰支援であるとか、その気になればまだまだ子育て支援の政策は出来るはずです。多少の支出はあっても、少子化対策にはお金では語れない価値があると私は思います。

今日の「たかじんのそこまで言って委員会」は介護や老後がテーマで興味深かったですね~。



「介護の現場で寿退社とは男性がするもの」



というブラック・ジョークは、介護業界の問題を最もよく表していると思います。働く人が希望のもてない職種が長く続くとは思えないからです。そんな介護の現場で働く現役の介護士さんが「長生きしたくない国」といっていたのが妙に印象に残りました。



平均的な介護期間は4年、1000万円くらいが必要といわれていますが、「家庭で介護するのは3年が精神的に限界」という話もしびれました。



知れば知るほど怖い介護の現実ですが、この国の介護保険制度だけではとても心もとないようです。早い時期からの考えておくべきテーマです。


我が家の場合、お金の準備は勿論のこと「大往生」できるようにしようと夫婦で語り合ったものです。

「引退なんかいたしません。表現力の豊かな女優になって、もっといい芝居を作って、ごらん頂きたい」



国民栄誉賞が決まった森光子さんのお言葉には、なんだか凄みのようなものさえ感じました。舞台を続けるための執着心がビシビシ伝わってきます。



一方で今日は失業率悪化のニュースが大々的に報道されるなど「職業」について考えさせられる一日でした。



人生最大の幸福は「職業の道楽化」にあるというのは本当のようです。

やってくれました、我がサッカー日本代表。(といっても後半途中からのテレビ観戦だったのですが・・・。)南米のチリ相手に4対0の快勝です。



格上と言われていた相手のプレスが弱かったのかもしれませんが、18歳の新鋭、山田直輝などの活躍もあって楽しめた試合でした。




選手の皆さん、美味しいビールをありがとう!

ボクシング内藤大助チャンプが最年長で5度目の防衛を果たしました!


それにしても今日の挑戦者、強かったですね~。負けはしたものの試合後の顔だけ見たら内藤チャンプの完敗みたいな感じですもんね。


でもまあ、心配させてくれるのがこの人の良いところです。考えてみるとテレビのスポーツ観戦で、これだけ感情移入させられるのは本当に少なくなりました。


厚労省は入院医療費の定額制を拡大していくとのこと。一般病床の半分が、今年度中にも定額制にする方針だと報道されています。


従来の治療は出来高制であったため、検査や投薬の回数に応じて支払う医療費が決定していましたが、入院医療費を定額制にすることでムダな治療がなくなり、入院日数の削減が期待されています。


国としては、この20年間で倍増した医療費を削減する狙いでしょうが、病院側からみると経営悪化になるとの見方もあって、国が思うように制度を普及できるかどうかは微妙です。


また、医療費の定額化(正確には「包括払い」)が進んでいくと、民間の保険会社の医療保険も変化せざるをえないだろうとも思います。今のように一日入院してナンボというのは、あまり意味が無くなってきそうですからね。


という訳で今後もこのニュースの動向をチェックしていこうと思います。