さわかみファンドが10周年を迎えたそうです。


昨日の日経によると、1999年8月24日設定の当ファンドの10年間での騰落率は13.6%のプラスで年利換算1.29%

複利だとか。この間、日経平均は48%も下落したそうですから評価に値するとの論調です。


「顧客の5割が定期積立を利用し、今まで、投資家の解約額が購入額を上回った月はない」といいますから、沢上さんの理念(長期投資)を投資家達が理解し、支持し続けた結果であろうと思います。私も10年を一区切りと考えていましたから、このファンドが10年でプラスのリターンを出したことについては一安心です。(もうちょっとプラスでも良かったように思いますが、サブプライムによる金融危機を考慮するとこんなものでしょう。)


このファンドの運用方針であるとか、沢上さん個人に依存した体質というところには不安な要素もありますが、日本では珍しい長寿投信としてこれからも頑張って欲しいファンドです。

久しぶりに全英オープンゴルフを見ています。



自分が子供のころのスーパスター、T・ワトソンが最終日、首位スタートと頑張っています。59歳だとか。



技術的なことはわかならいけれど、テレビに映る柔和な笑顔を見ていると、こんな人に勝ってもらいたいなって思います。


「どこに分散したってダメだったじゃないか!」


今回の金融危機は、資産運用で効果があるとされてきた「分散投資」に疑問が持たれはじめ、替わりに期待され始めたのが「新興国」に的を絞った資産運用です。


分散投資に対する疑念も、新興国に対する期待もわからなくはないのですが、 もうちょっと様子を見ながら判断してはどうかな?というのが私の本音です。前回の世界恐慌時だって、株価の回復には時間がかかっています。あの時も分散投資していれば傷口も浅く、復活までの時間も早かったと聞いています。


早々に見切りをつけて、新しい証券に切り替えたところで、未来が約束されているわけではありません。取引数が減って困るのは証券会社であって我々投資家ではありません。早く乗り換えないと損が拡大するという不安を横において、今は情報の信憑性を確かめながら前に進んでいくのが大切かと思います。

一部保険会社でウェブ約款なるものが登場しました。約款とは保険金お支払いの条件を定めた冊子のことで、通常、証券と同封されているのですが、それをウェブ上で閲覧してもらうことで、紙の使用を減らし環境保護に取り組もうという試みです。


環境保護に何ら異論はないのですが、保険会社が自らの意思で書き換えられるウェブに約款を載せるのは違和感を感じます。どこか偽善的な感じもしますし、それより「保険」に対する信頼回復を行うのが先決だと私は思うのですが・・・。

今朝日経のコラムに面白い記事を見つけました。長所を伸ばす指導には、前向きな言葉遣いによる指導が良いというのでです。



例えばサッカーでボールを後ろにパスする選手には



「後ろに回すな!」


というより



「ボールを前に運ぼう」



という方が良いそうです。

確かにその通りだと思うのですが、これをクセ付けるにはそれなりの努力がいりそうです。

今朝の日経、「マネー転変」というコーナーに興味深い記事を見つけました。



長期投資しても日本株は儲からないというのです。記事によると23歳から日経平均に連動する投資信託を毎月定額で買い続けても1972年以降に始めた人は利益が出ていないというのです。(37年の長期投資でも赤字というのは、衝撃的です。)



記事はこう締めくくられています。



「最も効率が悪かったのが86年に社会人になった46歳の人で、結果は37.4%のマイナス。この人がダウ工業株30種平均に同じように投資していれば80.8%のプラス(為替は考慮せず)だった。」



このような資料を見るとき時間をどこからどこかまで切り取ったかで、見え方も随分と変わってくるのですが、単一の市場だけで勝負するのはとても厳しいことがわかります。



折りしも今日はサントリーとキリンの経営統合が1面を飾ったりと国内マーケットの縮小が妙に印象深く感じた一日でした。

日本FP協会が行なった20代のライフプランニング意識調査を見てビックリです。



記事を見つけた保険毎日新聞に「理由」が載っていないのが残念ですが、なんと半数以上が保険(生命保険および損害保険)に加入する気がないのだそうです。



自動車は乗らないのでしょうか?


親元から離れて暮らす独立志向はないのでしょうか?

この調査では約7割が結婚願望を持っているといい、そのうち6割が子供を持ちたいと考えているそうですが、万一の時に妻や子供に何を残せるのでしょうか?



保険に入れば問題が解決できるとも限りませんが、何か重要なものが欠落していっているように感じたニュースでした。

健康保険に加入していれば病院での自己負担は3割。一方、介護保険を使って介護を使うと1割負担。



だから介護の方が自己負担が少ないと考えると大間違いです。



介護の場合、1ヶ月あたりの支給額を超えると、超過分は全額自己負担になってしまうからです。健康保険の「高額療養費」のように、一定額を超えて利用すると還付される仕組みがありません。よって介護サービスを受けるほどに負担が増え続ける仕組みです。


他にも「横だしサービス」といって公的介護保険の対象にならないサービスは全額自己負担となるなど、介護保険には落とし穴がたくさんありそうです。



介護にならない体作りが一番ですが、それと並行て介護制度の理解も深めておきたいものです。





最近よくカヨ子ばあちゃんの天才を育てる育児法なるものがテレビで取り上げられているので、夫である久保田競氏の本を1冊手にとってみました。序章に脳の仕組みが簡単に書いてあり、そこでドーパミンに関する面白い記述を見つけました。



ちなみにドーパミンとは「脳内麻薬」とも言われ、好きなことをしているときに脳から分泌される物質だそうです。そして脳を鍛えるときには、このドーパミンを活性化させると良いらしいのです。



「赤ちゃんの脳を育む本」(久保田競著)によると、以下のようなケースにドーパミンが活性化するようです。



・恋人の写真を見せる

・美味しいものを食べる



そしてなんと!



・お金を得る


今までも脳科学の本をいくつか読んできましたが、「お金を得る」ことでドーパミンが活性化する話は初めてです。お金の力というのは、改めて恐ろしいものだと実感しました。

友達にすすめられて、家電選びのために価格比較サイトを眺めるようになりました。



これを見るとアッという間に欲しい家電の最安値を見つけることができます。消費者にとっては、とても喜ばしい仕組みなのですが、売り手にとっては、一つしかない「最安値」のイスを巡って薄利で戦わなくてはなりません。そう考えると、なんだかえげつないシステムのようにも見えてきます。



昔は本当に欲しい商品を探して一日中ショッピングということもあったのに、今では数秒で最安値を探しだします。競争の激しい状態を「レッド・オーシャン(血の海)」と言ったりしますが、まさしく価格競争の小売はレッドオーシャンです。



同じ小売でも、価格以外の部分で勝負できないと生き残りすら難しいように思えます。