増え続けるエスパーが軍事・外交・経済などの国際競走のカギを握るようになった21世紀。日本国内では3人しか確認されていない最強超度(能力レベル)のエスパーである薫、葵、志穂の3人は、特務エスパー「ザ・チルドレン」として難事件の解決に日夜奔走中である。しかし、凄まじい能力を持っているとはいえ、彼女たちは弱冠10歳の女の子。チルドレンの現場主任である20歳の科学者・皆本は、オマセで生意気な3人に振り回されっ放しの毎日で…
～出版元より～
超能力者が普通に存在するという世界観のコメディ色の強いストーリー作品。大ボリュームの長期連載作品で小学生編、中学生編、高校生編と、それぞれ読みごたえがあり、どれも面白い。超能力が暴走して「誰にも止められない正真正銘の化け物…」と恐れられた時、「止められるさ。でもそれは武器や機械の力でじゃない」という場面はなるほどと思ったし非常に良かった。ギャグパートも多いけど、他にもこういう頷ける指摘がけっこうあったりする。前述の通り小中高と分かれてるので、読んだことがない場合はちょっとずつ読むのがいいと思う。