ゆるベジプロスク4期レシピカードウェブストア さだ吉商店、店長のさだ吉です。
今日はおやつにこんなものを作ってみました。
切り干しガトーショコラ
切干し大根を戻してみじん切りにしたものと、戻し汁も加えてあります。
ベースはあな吉さんレシピ
- あな吉さんのゆるベジ焼き菓子教室/河出書房新社
この本にのっている『豆腐ガトーショコラ』です。
食べてみたら、切り干し大根の食感は加熱したリンゴっぽい感じです。
口にいれてすぐは、ん?切り干し大根入ってる?って感じでしたが、だんだん風味を感じました。
切り干し大根が入っていない、あな吉さんレシピそのままでももちろん美味しいですが、
これはこれでおもしろみがあっていいかな♪と思いました。
ただこれは目的によって変わるかな~…。
例えば、自然食などナチュラル系のカフェメニューとして出したり、
自然食が好きな方へのプレゼントなら、切り干し大根入りにして、
主婦の方向けのレシピ本にのせるなら、切り干し大根ナシのほうがいいかなと思いました。
理由は、切り干し大根入りのほうがおもしろみがあるし、物珍しいし、体に良さそうな感じがするのでカフェメニューやプレゼント向け。
「え~!切り干し大根入りだって~おもしろそ~。ちょっと試しに食べてみようかな。」
となるかなーっと。
ただ、主婦の方むけのレシピとなるとですねー、
切り干し大根を戻す時間がある、包丁でみじん切り(又はフープロでガー)する手間が増える。(作り手にとってデメリットになる。)
そして、完成の味を知らないから、
「ワンホールできちゃうのにもし美味しくなくて、家族が食べてくれなくて余ったらどうしよう…。」
と思われてしまったり、ちょっと手を出すのにためらわれる可能性もある。
切り干し大根が入ってなくてもおいしく出来るなら、無い方が作ってもらえる可能性が高い。
それに、「切り干し大根入れただけ」と簡単にいってもレシピに文章化すると結構文字数が増えちゃうので、めんどくさそうに見えてしまう可能性もあります。
そして、レシピから切り干し大根を抜いて作ったらおいしくないんじゃないか(切り干し大根が入って完成しているレシピだから)、切り干し大根がないと作れないんじゃないか、と思われてしまう可能性もあります。
というわけです。 - 先日、「料理を売ること」と「レシピを売ること」の違いというブログを書きましたが、
『実際に作るのはだれなのか』によってオススメが変わるってことです。
でも、手間が増えても気にならないって方は、良かったら作ってみてくださいね♪
もしよろしければ…