はじめまして。
50代からの安心老後プランナー
奥山りょうこです。
もし今、あなたが
親の介護も、
自分の老後も、
全部ひとりで背負わなきゃ…
そう感じているとしたら、
それは、かつての私と
まったく同じ気持ちです!
私が34歳時、離婚しました。
小６、年長の子供２人と。
シングルマザーだからと
子供達に我慢だけは
させたくなかったし、
他人のお金なんて…と
養育費ももらっては
いませんでした。
仕事も、家庭も、
子育ても。
ひとりで一生懸命に
頑張ってきたつもりでした。
でも50歳の時、
次男の大学の授業料と
住宅ローンが終わったとたん
いきなり虚無感に襲われたのです（泣）
何もしたくない…
誰にも会いたくない…
もちろん、更年期なんて
もっと前からありました。
そんなんじゃないんです（泣）
上手く説明できないのですが、
心のどこかでざわざわとした
不安が消えなくなったんです。。。
また、友人の親御さんが
入院したという話を聞いたり。
さらには、いきなり父が
知らないうちに血だらけに
なっていたり、
夜中にトイレのつもりが
全然違う方向へ歩いていったり、
そんな現実の出来事が
夜の静けさの中で膨らんでいく。
そして気づいたんです！
――これから先、
私は全部ひとりで
やっていかなきゃ
いけないんだ、って。
その瞬間、胸の奥が
ズシンと重くなりました。
どこかでずっと
「誰かが助けてくれる」と
思っていたのかもしれません。
でも、現実は違いました。
介護も、相続も、年金も、
病気のことも。。。
全部、自分の責任で考え、
動いていかないと
いけないんですよね。
でも、それって正直、
ものすごく怖いことじゃ
ないですか？
「どうしたらいいか分からない」
「誰に相談したらいいの？」
「お金のことを話すのは、
なんだか恥ずかしい」
そんな思いが重なって、
不安はどんどん
膨らんでいく一方でした（泣）
子供のころから、
なんだって誰に相談なんて
しかことなかったくせに
こんな大人になって
弱気になるなんて。。。
そんな自分自身を
へなちょこな人間だと
さらに落ち込んだり…
夜、ベッドに横たわって
天井を見つめながら、
「私の人生、
このままでいいのかな」
そうつぶやいた瞬間、
涙がスッと頬を
伝ったのを覚えています。
親の老い、自分の老後、
誰にも話せない不安。
まるで心の奥に黒い霧が
立ちこめているような感覚でした。
でもそのとき、
ふと気づいたんです！
誰も助けてくれないなら、
私が自分を助けてあげよう♡
そう思った瞬間、
不思議と心の奥に
小さな光が灯りました！
「このままでは終わりたくない」
「まだやれることがあるはず」
その想いが、私の人生を
少しずつ動かし始めたのです。
最初にやったのは、
“現実を直視すること”。
怖くて見ないように
していた通帳を開き、
年金の受け取り額を調べ、
親の介護保険の制度を
学びました。
そうやって、まずは
知ることから
始めたんです。
不安は、“知らないこと”
から生まれる！
だからこそ、
知れば知るほど、
心が少しずつ
落ち着いていきました。
でも、当時の私はまだ、
「安心できる人生設計」の
やり方なんて知りませんでした
何をどう整えればいいのか、
どこから手をつければいいのか、
全くわからなかったんです。
それでも一歩を踏み出したのは、
子供にだけは
迷惑かけたくない
という想いだけ！
たとえ小さな一歩でも、
踏み出した瞬間から
人生は変わり始めるのだと、
今なら胸を張って言えます。
あのときの私は、
本当に心細かったし、
弱かったと想います。
でもあの夜、
泣きながら決めたんです。
「もう、怖がるのはやめよう」って。
未来を恐れる代わりに、
未来を整える準備を
すればいい♡
そう気づいた瞬間から、
私の人生は静かに
動き始めました。
もしあなたも今、
将来に対してなんとなく
モヤモヤした不安を
抱えているなら、
その気持ちは、
私が痛いほど分かりますよ♡
でも大丈夫！
不安をゼロにすることは
できなくても、
“不安を小さくする方法”は、
必ずあります。
そしてその方法は、
決して難しいものではありません。
知ること、
整えること、
そして少しずつ
備えていくこと
この3つを意識するだけで、
心は確実に軽くなっていくんです
あのとき、天井を
見上げながら流した涙が、
今の私を強くしてくれました。
だから私は今、
あなたに伝えたいんです。
ひとりでも、
安心して生きていける
それは、特別な人だけが
できることではありません。
どんな過去があっても、
どんな状況でも、
今ここから、未来を
整えることはできるんです。
次回の第2話では、
私が実際に“現実を
突きつけられた瞬間”のことを
お話しします。
通帳の数字を見たあの日、
私の心はどんな風に動いたのか。
そして、どうやって立ち上がったのか——。
きっと、あなたの未来にも
つながるヒントになると思います。