三重県から八段がついにでました。
中納君です。
今日は彼だけ一次審査の結果も聞けずに「どうだったのかなぁ」と思いながら会場を後にしましたが、なんと八段に合格していました。
凄いですね、快挙です。
彼とはよく稽古をお願いしていましたが、馬力が強い、打ちが強いというイメージがありましたが、ずっと前に初めて稽古した時のこと思い出します。
僕はその時彼はどこか違うと感じて一種動きが違い、不気味さ的な面を認識した覚えがあります。
強いなぁと思ったのです。
しかしその後何度か稽古をするうちに、その事もすっかり忘れて打った打たれたの稽古を繰り返し、主要な稽古会では必ずと云っていいほど稽古をやってきました。
僕は彼の素養は判っていたつもりですが、なんとなく本番で上手く行かないと云うことも知っていました。
しかし去年の立ち会いを見た時これはいけるんじゃないかなと密かに思っていたのは事実です。
それが今回現実になりましたね。
56才、警察官、紀南出身、僕が敬愛する岡﨑先生の弟子です。
ついに岡﨑先生の竜晴館道場から八段が誕生しました。
嬉しいことですね。
正直、少し悔しさもありますが、やったんですよね。
ここはもうおめでとうしかありませんね。
なんだか急に気合いが入ってきました。
冷静に分析すると、やはり身体の強さですね。
決して大きな身体の人ではありません、僕と同じくらいですが、いつも感じていた身体の強さ、それが重要なポイントかも知れませんね。
今回の彼の合格を知って「なるほど・・」と思うことありますね。
方向は間違っていない、やっぱり「強くなければならない」上手さはその次、土台がないと話にならない、そんなこと思いましたね。
話は変わりますが、娘は「お父さんが受かってくれるのは嬉しいような気がするけど、目標がなくなると云うこともあるしなぁ・・」などとほざいていました、まぁそれもあるなんかもですが・・・。
普段ぶっきらぼうな娘ですが、僕の剣道のことは結構気にしてくれているようで、そんな会話ができることにも嬉しさ感じています。
と云うことで、久々に三重県に八段誕生です。
よかったよかった!