おかしなもので、時代が変わると、その作品の見方も変わるのが文化や芸術。
話の展開が、冗長な部分だと思っていたところが、全然違ってました。
オラクルは、最初から人類の平和なぞ望んでいなかった。
自分のいる世界が変われば、更新すればそれでよかった。
ネオの存在も分かっていて、スミスの存在も分かっていた。
ネオは救世主ではなかった。
自身も迷いながら自分を疑い、最後の最後まで信じられなかった。
だからザイオンが陥落すると知っても、トリニティの命を選択し、マトリックスの世界のために、マシンのメインフレームへ赴いた。
ネオは多くを語らない。
何故なら結末を知っているから。
人類と機械の痛み分けとはならず、機械のプログラムの存続が全てだった。
翻弄された夢も希望もない話。
そして次の更新のために、またプログラムが動き出す。
ハリウッドを巧くダマせた作品でしたね。

