9月17日(日)
待ちに待った三連休の中日は走水港・教至丸でテンヤタチウオ
ほんとは奥さんと愛ちゃんが実家に帰るから17日18日と連チャンやらかそうと企んでたけど、おばあちゃんがコロナになったから連チャンは中止
まぁおばあちゃんがなんともなくてよかった
当然の前日入りからの満喫泊!
取った札は3隻目の親父さんの船
個人的にはヤス船長の船が相性いいんだけど、やっぱり人気
めぼしい場所は取られてた
親父さんの船は右舷艫とその隣が空いてた…う~ん…
親父さんの船は数は出てないけど、連日140cmが上がってる
よし!
1発勝負で親父さん船にしよ
前回の大鯛勝負の時に
今日はポンさんと「ダブルドラゴン」を目指して出撃じゃ~
タックルセッティングしながら、最近の波崎の様子とか…
オレの呪いの話とか(?)
ポンさんが釣り用に軽自動車買った話とか(笑)
仲間と釣り行くとこれが楽しいね
やっぱり秋が近づくと波崎でシーバスやりてぇな
なんてことを考えつつ港の入口でプカプカ…
協定の7:15待ち
7:15になった途端に親父さんフルスロットル
すんげぇスピード
かなり好感のもてる操船だったね(笑)
ポイントは台船西
サーベルマスターssでバッチバチパターンを展開するがアタリ出ず…
周りの船でも釣れてないから、あんまり活性ないのかなと考えて、バッチバチパターンからソフトバイブに変更!
ストップ入れると反応悪そうだから、ノンストップでモサモサやる
ん?
どーも48mあたりに潮境あんなぁ
落とし直して、潮境あたりをモサモサやってると…
ガツン!
ゆるゆるバイブレーション中に、バイブレーションを止めさせるようなすげぇアタリ
合わせを入れるとフッキング!
重量感
こりゃあデカいと思いつつ…
いかんいかん!
前回の反省!!
シェイク中のひったくりバイトはワイヤーがかりしてる場合かなりの高確率ですっぽ抜ける
小さく鋭く2~3度追い合わせ入れる
頭振って、バックスライドする感じ…
こりゃあデカいと確信
ドラグを滑らせながら上げてくると…
ドラゴン
GET
結果的にはこの1本目が本日最大(笑)
やっぱりドラゴンとの勝負は別格!
ドラグをジリジリ出すバックスライド
頭を振って抵抗するファイト
ドラゴンクラスの大物にしかない独特の緊張感
中でもドラゴンがゆらぁ~っと水面に現れてからの抜き上げ…緊張感MAX(笑)
この日はここからが難しかった
まずはアタリを出すパターン
ノンストップでアタリを出して、食い上げ・引き込みが多かったけど、逆に15秒位のロングステイでもコンッとあたることもあった
次にテンヤのカラー
紫ゼブで釣れたから、やっぱり日中ピーカングローパターンか
っと思ったら、逆艫の兄ちゃんはシルバーで釣ってる
ん?ナチュラルかっと思ったらやっぱり紫ゼブで釣れる
かと思ったらゴールド系でも釣れてる…
まぁテンヤカラーに依存してないってことは何でもいいっちゃいいんだけど、アタリを出すパターンもカラーパターンも安定しないから数をなかなか伸ばしきれない
でもこの日、唯一安定していたことがある。
それはヒットレンジ
指示棚の中にある潮境近辺でアタリがとにかく集中した
逆に言うとその近辺以外ではあたらない!
ポンさんもそれを感じ取っていて
「48mであたり!」
「55mあたりに潮境あるね!」
2人であたったレンジを伝え合うだけじゃなくて潮境が何m付近かを情報共有
この時やっぱりテンヤタチウオはチームワークが大事だと実感した
短い指示棚の中でも潮境は1箇所ではなくて、オレが探ってる潮境じゃないところでポンさんがアタリを出したりする。
ヒットした人に、知らない人でも「何mでした?」って聞くことはよくするけど、さすがに潮境の位置まで聞いたりはしない(笑)
「テンヤタチウオは情報戦」
クレイジー仲間と乗ることで得られる情報量は格段にアップする
あたるレンジを見つけたら、ほとんど定点バイブでさぐることも多かった!
中でもこいつ!
オレは上の48mを探ってたんだけど、ポンさんが60mくらいに潮境あるねぇ!って教えてくれたから落とし直した
かなりボトムよりのレンジで細かい定点バイブ入れると、テンヤの周りにタチウオがいる気配を感じた!
そこからロングステイ
10…11…12…13…14…15…
ダメかなぁ~っと思っていると
カン!
からの食い上げファ~!!
この日のオレのNo.2
家で計測したら121cmF6
これを釣る前にオレが
「うわぁ!このイワシキレイに巻けたなぁ~釣れる気しかしない!しかもオレ今、船べり掃除したからドラゴンだなぁ~」
なんてバカなやりとりしてたもんだからびっくり
昼前までにどうにかツ抜けして、サイズもF5F4混じり(F2くらいも多数(笑))
いい感じ!!
しかし昼過ぎに食いが止まった
どう動かしてもアタリが出ない…
そこで沖上がり40分前!
オレの必殺技
昼過ぎデッドスローリトリーブ!
を展開する
オレの持論として、さんざん叩いてるテンヤを見てきたタチウオの群れは激しく動くにすれてくる。
だからこそ終盤はデッドスローが効いてくる!
これがドンピシャでハマる!
テンヤカラーは赤金!!
最初のデッドスローパターンでF5をGET!!
そう、デッドスローで食ってくるやつはデカいのだ
すぐにポンさんにデッドスローパターンを伝える
さっそく試したポンさんのロッドが大きく曲がる!!
「ナイスぅ~~!」
ポンさんもF6くらいのほぼドラゴンをGET!
ラストの20~30分は2人でデッドスローパターンでハメてアタリを出しまくった!
まぁ手返しがいいパターンではないからそんなに数は稼げなかったけど…
終了のブザーが鳴ると同時にヒットさせて、上がりF5をGET
もう30分やらして欲しかった~
数は全然不満だし、サイズも140は出なかった…
それでもドラゴン2本含む型揃いの7本GETは満足いく内容でした
ポンさんとのチームワークでGETした今回の結果…
でもその中でもやっぱり1番の「テンヤタチウオはチームワークだなぁ」って感じたのは
ダブルドラゴン~
で撮ってもらったこの写真
釣果を誰かと喜びあえるってすげぇ幸せなことだと感じました
ポンさん!
次回はダブル大鯛で!!
《龍滅却士の古文書(あとがき)》
強いて言うなら今回の課題は…
①フォールでかけたやつをバラしたのとワイヤーがかりのバレが3~4回あったこと…
②デッドスローパターンをもっと早めに展開しなかったこと…
やっぱりフォールとワイヤーがかりは高確率でバレる。
中には追い合わせ入れられて上げれたやつもあったけど、それは極稀…
テンヤタチウオでフォールバイトは狙って出せない。
だからあれは取れたらラッキーくらいで考えてる。
問題はワイヤーがかり。
ワイヤーがかりはノンストップバイブレーション中にグン!っと持ってくアタリや、バイブレーション→ストップ→ひったくりアタリの時に起こりやすい。
同じシチュエーションでも食い上げアタリのほうがキャッチ率は格段に高い。
だからワイヤーがかりしたようなアタリがあると「バレるなぁ…これ…」って怖くなる。
ノンストップバイブもバイブからのストップもアタリを出す基本手段だから、なんとかこれを克服しないと数を伸ばすことができない。
ひとまずは、ワイヤーがかりっぽいヒットの時はリールを巻くよりも鋭く追い合わせを入れることを心がけたい!
デッドスローパターンをもっと序盤から試してみたい。
たぶんアタリはめちゃくちゃ減るだろうけど、叩いてアタリが出てるような高活性の時にあえてデッドスローパターンを展開するとドラゴン率が上がるかもしれない。
そしてデッドスローパターンは特に指示棚にとらわれないように展開する。
この日ポンさんはデッドスローパターンをボトムから巻き上げていたらしい。
オレのラストの上がりF5も63mから巻き上げ始めてすぐにあたった。
63mは指示棚の遥か下。
まぁ船によっては指示棚よりも下を探ることをよしとしない船もあるから注意が必要かな。
あとデッドスローパターンは柔らかいロッドでやらないとバイトを弾いてしまう。
今回はサーベルマスターSSでラストをやってたからずいぶん弾かれた。
次回はジギングロッドのSKUADのSULをデッドスローパターン用に持っていこう。
ひとつの釣行が終わると、次回試したいことが山程でてくる。
テンヤタチウオの山頂を目指した登山は2合目を過ぎた辺りだろうか。