テンヤの気配を消せ!特鯛はそこにいる… | RYO The Fish Worker

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ひょんなことから多忙だった男が海に通いつめる日々になってしまった…。そんな面白おかしい日々を書きまくります。千葉の北総エリア(銚子・旭・匝瑳)や茨城の波崎~鹿島エリアでの釣りについてなどなど。

昨日10月8日(日)は梅花丸で一つテンヤ真鯛へ物申す
前回発熱でキャンセルになっちゃったポンさんといっしょに!



釣り座は15船の1・2番
この日は波と風が強い予報だったけど、やっぱり一つテンヤ真鯛はミヨシが1番好きだね!



ラインシステムはpe08リーダーは3.5号
なんとなくこれが大鯛狙いの時にはオレのベストバランスだと思うニヤリ

とりあえず最初はレンジセッター8号のオレキンから様子を見るえー
どうも今日は船下に潜り込む潮がやりにくい…
そして浮かせたテンヤに反応がまるで出ない…

そうなればもうやることは1つ

ボトム
ステイ

こういう日はこれに尽きる!
っていうかオレの中で大鯛狙いはやっぱりボトム狙いがメインだと思う。
テンヤを10号に変える。
ボトムを常に意識して、リフトアンドフォールして誘うが小さいエサ取りのアタリしか出ない…

時間ばかりが過ぎる…

移動中に中乗りさんがおもしろいことを言っていた。

ニヒヒ「昨日の4kgが上がった時は、ロッドを船べりに挿して、友達の面倒を見てた人にきたんだって!ロッド折れそうだった(笑)」

ふ~んキョロキョロ

9時過ぎ
前回と同じくこの時間帯の時合いに期待するチュー
胴の間で中鯛が上がるキョロキョロ
なぜだかアタリがあるのは胴の間ばっかり…

ふむふむキョロキョロ

すると艫の人が大鯛クラスを2枚上げたらしいびっくり

ん~えーん

船長のアナウンス
ぶー「ボトムに置いておくみたいな感覚で、できるだけ動かさないようにしてたみたいですね!」

びっくりハッ!


物申すこれだ!

船べり置き竿の話…
胴の間ばっかりにアタリ…
ボトムに置いておく…

この話が全部1つの線で繋がった物申す

この日のヒットパターンはひたすらにボトムステイよりもさらに上のフィネスパターン!

テンヤをボトムで動かさないパターン!

キョロキョロナノデハ??

波が高めなこの日はミヨシのオレのテンヤは勝手に上下してる…
胴の間の「揺れの少なさ」が影響してるんじゃないかとポンさんとゴソゴソ相談する!

よし!ラスト1時間!
テンヤは魂虫の13号(重っ💦)
ロングハリスに変えて、ゼロテンションのままボトムから動かさない!
ミヨシっていうポジションを考慮して、船の揺れに合わせてロッド操作をして、テンションが張るか張らないかぐらいをキープする!
ここは漁礁&沈船まわり??

真顔関係ないね

久しぶりに柴田恭兵を炸裂させたところで、根掛かりロストは覚悟の上でパターンを展開する!

とにかく目指すはテンヤの気配を消すこと!
出来るだけ動かさず、ボトムから離さず、ロングハリスの先のエビだけがボトムで漂ってるイメージキョロキョロ

もう残りの時間は一切誘いは入れずにテンヤをいかに動かさないかに終始すると決めた!


ラスト30分!
ゼロテンションキープさせて、時々30cmくらい聞き上げる感じキョロキョロ

すると……
ついに出た…
大鯛特有のゴソゴソあたりびっくり
ティップがフワフワ持たれるような、ツツツっと触るような…
ゼロテンションキープしてるからそれはいつもよりさらに小さく感じる驚き

ティップがククっと入るのを見て…

鬼合わせ!

かけた!!!!っと思った瞬間…

ジイイイィィィィィーーーーーー!!
ドラグが全く止まらない笑い泣き
30~40mほど走られた!

この時点では「青物っぽいなチーン」っと思っていた…

しかしどうも様子が違うことに気づいたのは、走りに耐えて止めた後驚き

少しづつ浮いてくると、引きは強烈だけど、走る間隔が短い驚き
青物は浮かせた後も左右に
ジィィィィーーーっと走るけど
こいつはジィィ…ジィィ…ってなイメージ。文字にすると(笑)

ミヨシのファイトスペースを空けてくれたお隣さんが
「これあるよ…特鯛かも…」
とつぶやく驚き

ファイトしてる時の様子を今回はポンさんが撮影してくれました!

この時すでに左舷ミヨシから右舷段下まで移動驚き
みなさんありがとうございましたにっこり

そこに中乗りがタモを持ってくる!


浮かんでくると…

「鯛!鯛!でけぇぞ!」

っと叫ぶ驚き
水面に顔を出させて一発空気を吸わせる。
ネットに寄せていくと、鯛が反転!最後の抵抗を見せる!
中乗りさん、咄嗟に掬わないびっくり
真顔「ダメだ!頭から入れないと絶対バレるから、もっかい回そう!」

最後の力を振り絞り、どうにかネットイン!

ファイト時間は体感15分(笑)

※ポンさん最後まで撮影していただいて本当にありがとうございました!

上がってきたのは…

で…で…デカいびっくり
でもよく見ると親針が閂に孫針がエラ蓋のとこにかかってる!
これならバレないね!


75cm
7.11kg
(帰港後に計量)



特鯛を釣り上げると通称「GT持ち」っていう撮影をするみたいよだれ

しかしこいつ…
上がって来て一番最初に思ったのは
「キレイな魚体だなぁ~」でしたニコニコ
大鯛・特鯛って黒ずんだり、白っぽかったりするもんだけど、キレイな紅色の魚体にブルーのアイシャドー。傷ひとつ無い体は引き締まっていて、スーパーグラマラスボディ(笑)本当に美人だと思いました。


魚の処理と撮影を終えると残りあと10分ないくらい…
最後までやり切って沖上がりになりました!

この日の釣果は特鯛とハナ鯛が1枚
またもや真鯛は1枚だけの
「大鯛1本勝負」
っとなりました(笑)


帰りのキャビンで船長と中乗りさんと話していると、大鯛特鯛の走り方は本当に個体差がある。
今回みたいにかけた直後に青物みたいにダッシュするやつもいれば、重いだけでエイかと思うやつもいるらしい。
逆に浅場でかけると最後までめちゃくちゃに走るやつもいるらしい。
今回は漁礁を落ちたポイントでさらに水深が30m後半の場所だったから走りを止めてからじっくりファイトできたのがラッキーだった。
あれは沈船や漁礁の近くじゃ上がんないねガーン


じつは翌日の9日(月)は教至丸で連チャンテンヤタチウオを企んでいたニヤリ
「動かさないテンヤ」から「バチバチに動かすテンヤ」の違いを堪能しよかと思ったけど悪天候のため出船中止(笑)


船長ぶー「真鯛ダービーの16位以内入れるかもよ。」

梅花丸の真鯛ダービーは3枚の真鯛の合計重量で競う。
9月30日現在の16位は11.97kg
オレは4.32kg+7.11kgで11.43kg
そう、オレはまだ2枚しか登録してないから、この後大鯛をもう1枚上げれば十分射程圏内である。


キョロキョロ「16位以内に入るとなんか良いことあんすか??」
ぶー「10月29日の最終決戦に無料招待で乗れるよ!」

びっくりナニィ!?



よだれサイシューケッセン!

そんなんもうシンフォギアクライマックスじゃん!
AT期待度97%じゃん!!

その甘美な響きもさることながら、乗船料無料だとびっくり

ほんとは23日(月)の代休にテンヤタチウオ行くつもりだったけど急遽22日(日)の午前船に滑り込んだ(笑)

さてさて、3打席連続大鯛なんて都合のいい奇跡を起こせるのか否か…

最終決戦に進めるかどうかの最終決戦予選(笑)のラストチャンスまであと2週間。


今年の秋は大鯛勝負の秋になった。
みなさん
応援よろしくお願いしますチョキ爆笑