日の丸と葛西さん | 中谷良子の落書き帳

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ライバル達も葛西を賞賛 二冠のストッフ「偉大な人」 21歳のプレブツ「彼は僕が生まれる前からW杯に参戦していた」

ソチ冬季五輪のノルディックスキー、ジャンプ男子ラージヒル(HS140メートル、K点125メートル)で銀メダルを獲得した41歳の葛西紀明に、ともに表彰台に上がった年下のライバルたちが賛辞を贈った。

葛西は1992年アルベールビル五輪から、7大会連続の五輪出場。1994年リレハンメル大会の団体で2位に入ったが、個人種目でメダルを獲得したのは今回が初めて。

葛西について、ノーマルヒルとの2冠を達成したストッホは「偉大な人」と表現。しかし「15年後にはどこかのビーチで横になり、ゆっくり過ごしていたい」とし、葛西とは違い、40歳を過ぎた頃には現役を引退しているだろうとの考えを示した。

また、銅メダルを獲得したペテル・プレブツ(21、スロベニア)は、葛西に対して「大きな敬意を持っている。彼は僕が生まれる前からワールドカップに参戦していた。僕にとって、彼は今後の競技生活の刺激になる」と語った。

あきらめないことが信条だと話す葛西は、今後も現役を続行する予定。韓国の平昌で開催される2018年五輪での金メダル獲得に意欲を見せた。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA1F00W20140216

★「銀でも大満足です」葛西姉は涙 入院中の妹もLINEで喜び・・・「お母さんもきっと喜んでいるはず」★

「金メダルは取れなかったけど、銀でも大満足です」。ジャンプのラージヒルで2位となった葛西紀明選手(41)の姉紀子さん(44)は16日、取材に応じ「五輪で結果を出してくれた。家族にとって英雄のような存在です」と喜んだ。

北海道名寄市の自宅で、夫や子どもとテレビ中継を見守った紀子さん。メダルを決めた瞬間「家中、響き渡るぐらいの大声で、みんなで絶叫した。涙があふれて止まらなかった」。日本代表の他のメンバーが駆け寄るのを見て、弟の背中が大きく見えた。

肺炎をこじらせるなどして入院中の妹久美子さん(36)も、病室のテレビで観戦していた。試合後、無料通信アプリLINE(ライン)で姉や葛西選手に向け「うれしい」と伝えたという。

葛西選手は競技後のインタビューで「お父さん、お母さん、姉、妹、会社やファンの人たちがずっと応援してくれた。応援に応えたいというのが一番の気持ちだった」と感謝を口にした。

母幸子さん=当時(48)=は放火に巻き込まれ、1997年に息子の個人のメダルを見ることなく亡くなった。「お母さんもきっと喜んでいるはず」。紀子さんは言葉を詰まらせた。

「団体でも『金』を目指して頑張って」。弟が帰ってきた時には「家族みんなで胴上げし、メダル獲得を祝ってあげたい」とねぎらった。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/02/16/kiji/K20140216007600200.html

ジャンプ男子ラージヒルで葛西紀明選手が金メダルを獲得し、喜びを語る姉紀子さん=16日午前、北海道名寄市 Photo By 共同