最近、日本でも、タレントでも女優でもない至って普通の女性があられもない姿の写真や、自分撮りした写真をいとも簡単にSNSに投稿する機会が非常に増えていますね。そんな写真をアップして、男性を、または女性を欲情させたいのでしょうか?
私は、嫉妬などではなく、最近やけに男性も女性も自分撮りなどの写真をSNSに投稿するなどのナルシシズムをオープンにしすぎていると感じます。それらによるリスクなどはもちろん、到底、後先を考えているようには思えません。
私も過去には私生活の部分までブログに書いたりしていましたが、数々のトラブルに見舞われたり、現在はこういった活動をしている以上、やめています。たまに書く時は、アメンバー限定にしています。必要以上に自身のやっているくだらない呟きを他人に見てもらいたいですか?
アメリカの自己愛病を対岸の火事と見ず、それを反面教師として日本が自己愛型社会の泥沼にはまらないようにしなくては。そして、私が今、強い懸念を抱いているのはネット依存しすぎる方々が、ものの善し悪しという分別ができなくなっているという点です。
時間をかけずに友人との交流を維持する手段としてフェイスブック、ツイッターのようなソーシャル・ネットワーキング・サイトを使う人は多い。誰でもウェブ上に個人のページを持ち、写真やパーティーの誘いや日々の出来事などを載せられる。
これは悪いことではまったくない。
しかし、身につけるものを最小限にして最大限の注目を集めるために利用する人が相当な数にのぼるのは、好ましい状況ではない。
画面にあれだけ若者の肌が露出されていれば、獣の目を引く宣伝になってしまうのも無理はない(ティーンエイジャーは獣をうまく見分け、「フレンド」にならない)それでも彼らは注目を浴びるために仲間に自分を見せることをやめない。
「ツイッターで友達と話をするというティーンエイジャーは嘘をついているんです。あれは見せびらかしているだけですよ」と『マイスペース世代』に登場する13歳のジャックは言う。
22歳のインディゴ・ラエルは『USAトゥディ』紙で、「僕は定期的に自分のことを発信しています。僕にとって、インターネットは自分のことを知らせてより多くの人とつながりをもつ手段にすぎない」と語った。
「[フェイスブック、ツイッターに]ナルシシズムはあるだろうか」
大学生のケイトリン・ミューラーは2008年に『スタンフォード・デイリー』紙のコラムで問いかけ、こうつづけた。
「あるに決まっているでしょう!のぞき込んだ者の姿を映して永遠に心をかき乱すあのギリシア神話の池のように、フェイスブック、ツイッターのプロフィールは自己愛の底なし沼になって本人をそっくり飲み込んでしまう・・・まともに人づきあいのできる人でも、仲間との集まりの様子を伝える写真をアップするようになった。器用さに恵まれなかった社交下手のために、浮かれ騒ぎのせめて一幕でものぞけるようにとの心配りだ。フェイスブックは人に何かをひけらかす(「ケイトリンは君が一生経験できないようなすばらしい週末を満喫してクタクタだ」)のにうってつけの場所だったのだ」
とはいえ、ほとんどの人の興味は「自分を飾りたてることよりも人のプロフィールをこっそり見てまわること」にある。
学生が知りたいのは「どこのパーティーで誰が酔っ払って服を脱いだか、誰があの程度の実力でまんまといい仕事に就いたかであり、写真とリンクで証拠を完璧にするとよい。そういうことを知るには、フェイスブックやツイッターは非常に効率のよいマシンなのだ」
言い換えれば、フェイスブック、ツイッターは他人のナルシシズムにハマらせもするのである。
ソーシャル・ネットワーキング・サイトは非常に人気がある。
フェイスブックやツイッターのようなソーシャル・ネットワーキング・サイトでのナルシシストは、水を得た魚のよう。
自分を宣伝し、写りのよい写真を選び、たくさんの友人をもつといった、ナルシシストの得意とすることを存分に発揮できるつくりになっているからである。キースの助手をしている大学院生のローラ・バファーディは、フェイスブック、ツイッターでのナルシシズムと行動に関する調査を他に先駆けて実施した。
ナルシシズムの点数が多い大学生は、自分を宣伝し、サイト上の友人を増やし、自分の長所を強調する要領をよく心得ていることがわかった。この調査結果が2008年10月に公表されたとき、「ナルシシストの聖域フェイスブック、ツイッター、自明のことを専門にする精神科医さんたち」とか「『アタリキ』マガジンの今日のトップニュース、フェイスブックのプロフィールからナルシシストをあぶり出せる」と見出しをつけて取り上げるブログがあった。
フェイスブック、ツイッターのユーザーは、ほかのユーザーの独りよがりに気づいていたようだ。だが、ソーシャル・ネットワーキング・サイトにナルシシズムが現れるのがあたりまえだとしたら、これだけ多くのユーザーがいる現在、社会にとってよい予兆ではない。
②につづく
★【松尾一郎】発見!戦線後方記録映画「南京」、失われた10分間から見えるもの★
かつて日本陸軍が、南京攻略後の市街地を撮影して記録映画として纏めた『戦線後方記録映画「南京」』。このフィルムは、南京大虐殺など無かったことの重要な証拠物件であったのだが、惜しいことに東京大空襲により焼失し、永らくその存在が闇に葬られていた。その後、平成7年に北京で複製フィルムが発見されDVD化されたが、71分のオリジナル版からおよそ11分間分は発見されずじまいであった。しかし先日、松尾一郎氏がこのフィルムと思われる映像をYouTube上で発見し、貴重な政府関連施設の映像であることを確認した。今回はその映像を御覧頂きながら、カウンタープロパガンダと研究継続の重要性についてお聞きしていきます。
★日本が戦ってくれて感謝しています~マレーシア編 Part2★
キャスター・井上和彦が自身の足でアジア各国を巡り、人々とも言葉を交わしながらの現地取材を通して、大東亜戦争で日本がアジアを蹂躙して償いきれない傷を残したとされる「自虐史観」を見事に覆している著書『日本が戦ってくれて感謝しています―アジアが賞賛する日本とあの戦争』より、インド兵の投降とインド独立のための決起を促した「F機関」による工作活動や、日本では教えられていない大東亜戦争の大義などについてお送りします。
★本田参与の靖国参拝擁護報道とFRBの外銀規制強化報道★
本田悦朗内閣官房参与が、WSJ紙に答えたという「靖国参拝擁護」と、FRBの外銀規制強化に関し、新聞報道が如何にいい加減なものであるのか解説してきます。