【年末防犯対策】家の守り | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

以下情報。

家は城である。住まう者を壁で物理的に覆い、不審者の侵入を拒否する。

そこで醸成される相互信頼感と愛情は、「家族の絆」という何よりも強靭な「心の障壁」を形成する。
それらが揺らぐと、外部からの侵入を容易にする。

ここでは、犯罪者、とくに泥棒(以下、侵入盗)に焦点を絞り、彼らの視線と行動を踏まえ、いかに家を守るか考えよう。



★横手・裏手を固めよ★

犯罪者は、家の横手と裏手を特に入念に下見する。実際、横手に回った時の犯罪者の眼は違う。「やるぞ」というギッとした目になる。

彼らは言う。

人間と同じで、顔は化粧で塗りたくっていても、後ろの髪は寝癖がついたまま、ということがある。人間は横や後ろに目がないから視線が行き届かず、スキが生じる。

自衛するのが困難なのだ。

人はどうしても自分の住まいを最大限広く取ろうとして、隣家との境界ぎりぎりに家を建ててしまいがちだ。しかし、これが危険なのである。

隣家から簡単に自分の家に跳び移られることになるのだ。

また、目障りなの物、不要な物をとりあえず家の横手や裏手に積み重ねている家庭も多い。時には梯子まで置いている。これも侵入にはもってこいだ。

それだけではない。

人間はどうしてもそうした不要物(時には必要になるが)、汚れた物から目を逸らし、無視したくなる。そこに犯罪者がつけいる隙が生まれる。家の作りとその利用の仕方から生じる隙間を塞ぐのは、心がけひとつなのだ。

家の守りの基本は、塀と家の壁に手をつけさせないこと。彼らが壁に手をつける前に手を打っておかなくてはならない。

★入りを制して出を許さず★

侵入盗を含め犯罪者の「やる気」は、獲物に「近づきやすく」、どれだけ現場から「逃げやすい」かに力点が置かれる。侵入を寄せつけない(近づきにくい)と同時に、入った犯罪者をいかに逃がさないようにするか(逃げにくい)、その工夫が問われる。

家をちょっと見ただけで、入ってもいいが出るのは許さない、という姿勢が見てとれるような演出が求められる。

重い決意・決断を相手に要求するのだ。

以前は家の玄関に貼られた「防犯協会員」や「猛犬注意」のプレート、最近は警備会社のシステムが導入されていることを示すステッカーがある。しかしこれらの類いは、ともすればお守り程度の効果しかない。

泥棒によっては、「警備会社のステッカーは、この家には警備が必要なほどのモノがある、と教えてくれる」と考える。

心理的な工夫にとどまらず、目に見えて実効性のある「入りはあっても、出は許さず」という物理的な工夫が必要だ。

例えば、イギリスの家屋では玄関の上の壁に大型ベル(ドラム)が設置してあり、泥棒が窓や屋内に張られたセンサーにひっかかると、けたたましい音を鳴らす。

それを聴いた近隣みんなで追いかけ、捕まえるという仕組みである。設置と運営管理は電力会社が行っており、大きなドラムは嫌でも目にとまる。

イギリスの侵入犯は、「ドラムは一番嫌だ。鳴らないようにするのでとにかく疲れる」と言っていた(英ハートフォード警察で、2000年)

日本の「スーパープロ」も、ドラムの仕組みを説明するとため息をついた。

「道路から見ただけで諦めるわ。だって、こんな大きな防犯ベルでけたたましい音を出された日には、隣近所ばかりか町中が追いかけて来るよ。たまったもんじゃない。先生、イギリス行って変なの見つけちゃいましたね」(※猿の義ちゃん)


★塀から3~5メートル前で判定★

侵入犯はどういう判断で、どう行動して獲物(被害家屋)に襲いかかるのか。侵入盗の8割は、塀(あるいは生け垣)に囲まれた家屋を、家屋の領域とは考えていない。

彼らが侵入を決意するのは、狙い定めた家の塀際から最低3~5メートルの地点からだ。ちょうど、「特殊行動原理」で描いたのと同じ距離である。

そして塀の落書き、周りに散乱したゴミ、放置状態の自転車など3大汚れの他、落ち葉、敷地外にはみだした庭木などを見る。

彼らの目には、これらすべてがゴミに等しく映る。その家と近隣との関係、場合によっては住人の人柄まで見ている。ゴミは「やりやすさ」の判定指標なのである。

これに加えて、電信柱(今では登りにくいように工夫されているが)、ゴミ箱やビールケース、隣家の塀あるいは外階段、小庇や窓の位置、停められた車などが一定の条件を備えていれば、文句なしのターゲットと見なす。

住人にとっての家屋の領域は、玄関前か、せいぜい家の周辺の1メートルくらいにとどまる。しかし、侵入盗にとっては3~5メートル。

この差が住人の意識の隙(心の死角)

多くの場合、自分の家から1メートルと隣家からの1メートルでは重なり合わない空間が形成される。わが家の空間でも隣家の空間でもない曖昧な空間、これが責任をなすりつけ合う資格となる。

近隣関係の大きな隙間は、犯罪者がつけいりやすい。

「忍びの弥三郎日記」に記された具体的な忠告を引用する。

①家の周囲に次の物を放置してはならない

脚立、梯子はもちろんのこと、魚箱、酒専用の空箱、板硝子入れの空枠、果物専用箱、廃車となった自転車、廃材、廃品等々。

脚立、梯子、自転車等はその物品の長短重量に応じて家屋の中に保管するなり、堅牢なロープ等で縛っておくこと。泥棒の脚継ぎ等にならないために。

②家の周囲に次のような接近物がある場合の事犯防止の要点

自転車用の駐車、広告灯、街灯、電柱、灌木(かんぼく)、喬木(きょうぼく)をはじめ、視界、外観を遮るような植木、塀がわりの樹木などなど。

特に建物の横に街灯、電柱、植木、ブロック塀、樹木等が家屋から(一米未満に)近いと泥棒は(特に身の軽い者だと)家屋やベランダにとびついて侵入する。


これらのものが家屋の身近に接近していたら、接近しているその家屋は、1度は必ず(泥棒に)狙われると思わなければならない。1度は狙われる欠点はつきまとうが事犯を最小限に食い止めることができる」

※「猿(ましら)の義ちゃん」「忍びの弥三郎」

犯罪者の中でも天才的と評された、忍(の)びの弥三郎(2001年、64歳で死去)と猿の義ちゃん(2011年、69歳)彼ら2人は、自ら「賊」と称し、警察も含め周囲から「最後の賊」と呼ばれた。様々な事件現場に一緒に赴いた経験から、猿の義ちゃんは精神的にも腕においても、また他の犯罪に関する知識においても、忍びの弥三郎をはるかに超えており、この2人を「スーパープロ」と呼ぶ。




◎テキサス親父のグレンデール市・売春婦像の撤去の署名
(74884筆) [1/10まで]
http://staff.texas-daddy.com/?eid=454

◎ニューヨーク(アイゼンハワーパーク)の慰安婦像撤去の署名
(21262筆) [1/12まで]
http://wh.gov/l0tSx

◎河野談話の撤廃の署名(安倍総理宛)
(77154筆) [年内まで]
http://www.tsukurukai.com/konodanwa-shomei.html

◎第41回アングレーム(仏)漫画祭は、韓国の慰安婦反日キャンペーンに協力するのは止めてください!の署名(2624筆)   
http://nadesiko-action.org/                

◎CANADAトロント南京記念日宣言撤回の署名(12593筆)
http://nadesiko-action.org/?page_id=3428



★【国会議員討論】安倍政権の一年を振り返る!そして来年は?★

※この番組は平成25年12月24日に収録されたものです。従って、安倍総理の靖国神­社参拝に対する認識については、参拝が行われた26日以降の状況が反映されていません­ので、あらかじめご了承下さい。

パネリスト:
赤池誠章(参議院議員)
宇都隆史(参議院議員)
西川京子(衆議院議員・文部科学副大臣)
西村眞悟(衆議院議員)
西田昌司(参議院議員)
三宅博(衆議院議員)
山田賢司(衆議院議員)
山谷えり子(参議院議員)
司会:水島総








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