構造計算の転職にはFA制度を見習いましょう
◆FA権の行使日本のプロ野球でセ・リーグ、パ・リーグともにリーグ優勝が決まりましすと次はクライマックスシリーズを経て、こうして1年のシーズンが終わりを迎えると選手の移籍が話題になります。また、他の有名選手でも自分の評価が低いと感じたらプロ野球選手として一定の年数を積み上げると自分から球団を選ぶ権利を得られます。この権利をフリーエージェントすなわち、FA権と言ってますよね。そこでFA権の枠組み(フレーム)を御自分の転職に当てはめてみませんか?。プロ野球選手がメジャー挑戦する時に全ての交渉を彼一人が行いません。必ず代理人を立てます。球団での扱い/報酬/アメリカでの生活など細かい部分までを代理人が交渉します。私は7回職場を変えてきました。開業前の職場に移った時はまさに、FA権を(自分で)使い代理人を立てて職場を決めました。これはオススメです。まぁ、選ぶ代理人の腕次第なのでしょうけれど。私たち建築技術者は交渉事が大切と判っていても得意ではありません。ましてや、相手は経営者です。雇われる立場としたら、最初の時点でハンディキャップが生じてます。ですから、ハンディキャップを少しでも減らせるように代理人を見つける必要が出てくるわけですね。◆FA代理人はどこにいる?上の段で転職する際に応募先の企業との交渉に代理人を立てませんか。と書きました。それでは、その代理人とやらは一体どこにいるのでしょうか?。・・・・・・答えは、転職のポータルサイトなどに登録している人材マッチングを専門としている企業の中にいます。ただ、気をつけたいのは「建築分野」に詳しくてそれも「構造」のことも知っている人です。「そんな人が居るのか?。」あなたが疑われるのも自然なこと。でも実際に居るんです。私は、そこで見つけましたから。ただ、、「建築分野」に詳しいと「構造業界」に精通しているのも大切ですけれどそれだけでは安心できない大切なポイントがあります。そのポイントを下段でお伝えします。◆FA代理人の見分け方上の段にて転職をフリーエージェント(FA)制度に見立てて行動する提案を書きました。実際に私自身が代理人(エージェント)を介して転職をした経験からFA代理人の見分け方をお伝えします。まず、代理人の選択です。3人以上は転職エージェント(転職コンサルタント)と面会しましょう。一人だけしか会わないということは止めて下さい。幾人かの転職エージェントに会うことでご自分で相手を見る目も出来てきます。そして、転職エージェントの行動や仕草を観察して下さい。私が面会してきた転職エージェントで結果(転職)が出るまで続いた人は まずは相手の言うことを聞き続けてた。 むやみに企業を紹介しない。 転職しない選択肢があることも伝えてくる。 私が気づかない自分自身の価値を教えてくれた。が挙げられます。また、その逆のタイプの転職エージェントもいて 私の言い分をやんわりと抑えにかかる。 (もしくは、間違ってると伝えてくる。) 自分のペースで進めようとする。 いろいろな企業とのつながりをPRし面接を急がそうとする。などです。転職エージェントを付けての転職活動はじっくりと腰を据えて構いません。焦りを表情や態度で見せることはかえってイマイチな転職エージェントの勝手な好都合を招きます。それで、自分の歩みたいキャリアと給与面や勤務時間、勤務場所などもご自分の希望を第一に伝えてみて下さい。もし、転職を考えていたのならまずは、ネットで検索してで構いません。転職エージェントを探してみてください。それでは、また。P.S構造計算を覚えて収入を上げたいと思っているあなたへ・・実務歴20年超の視点から捉えた、構造計算初心者向けに『30代からは構造計算で年収UP』というメルマガを配信中です。無料メルマガの登録は、こちらから行えます。docomo.ne.jpやezweb.ne.jpなどの携帯電話のメールアドレスは、メルマガが届かないことがあります。パソコンで受信できるメールか、Gmailなどのフリーメールのご利用をオススメします。