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10.26 K-1MAX 予想(2)

リザーブファイト


佐藤嘉洋 vs 城戸康裕


決勝トーナメントのリザーブファイトは日本人対決となりました。

山本優弥や日菜太、そして長島“自演乙”など

新たな日本人選手が台頭してきているK-1MAX。

魔裟斗が去った後に日本人中心選手は誰かを決める上で重要な一戦。

城戸選手はここで格上の相手を倒して自身の存在を大きくアピールしたい。

一方、佐藤選手は当然のように圧勝して国内無敵という事を改めて示しておきたい。


城戸選手は相手の動きに合わせて距離をとりながら蹴りを放つタイプ。

ケスナー戦では技のキレ、威力が増しているように感じました。

佐藤選手は自ら仕掛けて積極的に前に出るタイプ。

最近は以前よりもローキックの回転が早くなっています。


共に蹴りを得意とする選手だけどキックボクシングで実績を積んだ佐藤選手に

城戸選手が蹴り合いで優位に立つイメージが正直、湧いてきません。

加えて佐藤選手が苦戦するのは強いフィジカルを持った圧力に屈しないタイプ。

距離をとろうとするタイプは佐藤選手には比較的やりやすい相手だと思います。

佐藤選手はいつものように絶え間ない攻撃をするでしょう。

城戸選手もフィジカルトレーニングを行っているようだけど

対抗できるレベルまで引き上げるにはもっと時間が必要でしょう。

城戸選手が勝機を見出すなら一瞬の爆発力か。

クラウス戦や日菜太戦で見せた追い詰められた時のパンチでのラッシュ。

それでも魔裟斗やユーリ・メスと渡り合った佐藤選手を倒すのは難しい。

この試合は佐藤選手が勝つと予想。

K-1 WORLD GP 開幕戦感想


×カタリン・モロサヌ (失格) 金泰泳


体格で勝るモロサヌが序盤から前に出る。

ローキックをカットしても金は身体が流されてしまう。

ローキックに狙いを定めたモロサヌが試合を優位に進めるも

ゴング直後に殴ってしまい失格。

面白い試合になりそうだっただけに残念。

アーツと同じ年齢で戦い続ける金泰泳も凄い選手。

もし空白の期間がなかったら、

MAX一年目から参戦していたらどんな結果を残してたかな。




○レミー・ボンヤスキー (判定) ×メルヴィン・マヌーフ


マヌーフのラフなファイトにボンヤスキーがグラつく。

終盤になって蹴りで盛り返したボンヤスキーが辛くも判定勝ち。

いまいちパッとしないボンヤスキー。

健闘したマヌーフを誉めるべき?




○エロール・ジマーマン (判定) ×グラウベ・フェイトーザ


1R序盤に左ミドルでグラウベがペースを掴みかけるも

ジマーマンの強引なラッシュに追い込まれる。

ジマーマンがやや優位に試合が進めるも

3Rにグラウベの左ハイ、左ミドルでジマーマン失速。

判定でジマーマンが勝利したけど去年のようなタフさを感じられなかったな。

スタミナがないのかな?




○ルスラン・カラエフ (判定) ×京太郎


カウンター狙いの京太郎。

京太郎は目が良さそう。

作戦は悪くなかったと思うけど決定的な攻撃を与えられず判定負け。

カウンター主体だとポイントリードされると辛いよね。




○エヴェルトン・テイシェイラ (判定) ×シング“心”ジャディブ


ジャディブは長身ながら軽いフットワークで距離を詰めさせない。

パンチの届かないテイシェイラは大振りに。

空回りのテイシェイラに対しジャディブはコツコツと当てていく。

再延長までもつれた勝負は・・・テイシェイラの判定勝ち。

ん~微妙。

ジャディブはもう少し要所で積極的に行けば勝てたな。




ここまでは手に汗握る戦いはなし。

残り4試合に期待。




○セーム・シュルト (判定) ×ダニエル・ギタ


僕はまだギタの戦いを見た事がないので楽しみ。

噂どおりの逸材なのか。


1,2Rはシュルトが前蹴りを殆ど使わなかったのでギタのパンチが時折ヒット。

それでも圧倒的に体格で勝るシュルトが着実にダメージを与えていく。

ギタもローキックを当てていくけどシュルトの動きは変わらず。

3Rにシュルトのストレートのようなジャブについにギタがダウン。

その後、右フックで2度目のダウン。

それでも立ち上がるギタの精神力、根性は凄いと思った。


他の選手と戦うギタ選手を見たかったな。

主催者はなんでいきなりシュルトをぶつけたんだろう。

ギタにK-1の厳しさを教えるため?

それともギタならシュルトに勝てると思った?




○ジェロム・レ・バンナ (判定) ×武蔵


この試合、ひょっとしてバンナは

空気を読みすぎた試合をするんじゃないかと心配してました。

でもそれは杞憂でバンナは全力で武蔵を倒しにいきました。

そして試合前には“武蔵流”を貫くと公言していたにも関わらず

武蔵も正面からの打ち合いに挑みました。

結果はバンナがダウンを奪っての判定勝利。


デビュー戦でパトリック・スミスにKO勝ちしてから14年。

ヘビー級という日本人には不向きな階級で闘い続けるには

想像を絶する苦労があったと思う。

一番印象に残っているのは2003年にアーツに勝利した試合。

武蔵選手、長い間お疲れ様でした。




×ピータ・アーツ (判定) ○アリスター・オーフレイム


去年から続くK-1 vs MMA、 頼むよアーツ。


開始早々のアリスターの攻撃にアーツがダウン!

と思いきやこれは微妙なスリップ。

その後もアーツは何度か転がされる。完全に圧力で押されている。

アーツは必死にペースを取り戻そうとするも

アリスターの強烈なヒザ、パンチで流れは変わらない。

これまではスタミナに課題のあったアリスターだけど

今回は全く切れることなくアーツをKO寸前まで追い詰めての判定勝ち。

ああ、マジですか。

こうなったら・・・

頼むよシュルト!




○バダ・ハリ (1RKO) ×ザビット・サメドフ


サメドフはいい選手だと思うけど身体が小さかった。

バダ・ハリのボディへのパンチでKO。

そういえばこれが今日、最初で最後のKO。



今回は少し物足りない大会でした。

一番印象に残ったのはアリスター・オーフレイム。

スタミナ切れなかったなー。

シュルトとバダ・ハリに期待。


10.26 K-1MAX 予想(1)

準決勝第一試合


山本優弥 vs ジョルジオ・ペトロシアン


ペトロシアン選手はファイナル8で初代世界王者のクラウス選手を完封しながら

未だ底が見えていない印象。

他の選手の追随を許さない高いディフェンス力を持ちながら戦いそのものは

決してディフェンシブにはならないMAXではこれまでにないタイプ。

一部では参戦前から優勝候補と言われ、その噂に違わぬ実力を持った選手です。


一方の山本選手はここまで全ての試合、ギリギリの所で勝ち上がってきた印象。

日本トーナメント一回戦でさえ不利とされる見方の多かったなか、

粘り強い戦いで勝利を重ね、ファイナル8ではドラゴ選手さえも破りました。

強敵、難敵を撃破してここまで来た山本選手だけど

この試合はこれまでより一気にハードルの上がった難しい試合といえるでしょう。


山本選手はドラゴ戦のように距離を詰めて接近戦に持ち込みたい所。

中間距離で冷静に試合を運ぶペトロシアン選手を慌てさせるような展開にしたい。

でも接近戦を大得意とするクラウス選手でさえペトロシアン選手には

何もさせてもらえなかった事を考えるとそう簡単にはいかないだろうなと思います。

山本選手側はそれを踏まえた上でしっかり作戦を立ててくると思うけど

それがどんなものかは見当もつきません。


これまで紙一重で格上の相手を退けてきた勢いそのままに

山本選手が今回もペトロシアン選手を破るような事があれば

世界中のK-1・キック関係者、ファンに衝撃を与えることになるでしょう。

優勝に匹敵する価値があると見る人もいるかもしれません。

そうなるよう山本選手には頑張ってもらいたい。

けれど勝利予想はやっぱりペトロシアン選手。




準決勝第二試合


アンディ・サワー vs ブアカーオ・ポー.プラムック


共に二度の優勝経験がある二人。

これまで二人の対戦も二回あり互いの一勝一敗。

でもこの2試合はどちらもトーナメントの決勝で

一方が著しく疲弊していたのであまり参考にはなりません。

万全の状態での対戦はこれが初めてになります。


ブアカーオ選手は前回、ホルツケン選手をほとんど前蹴りのみで完封しました。

全く危なげなかったと同時に面白味もない試合だったといえるかも知れません。

KOを求められるK-1では自分の得意とするスタイルが

評価されにくいのがブアカーオ選手のつらい所。


サワー選手は前回の試合では随分、身体が大きくなっているように見えました。

圧倒的なパワーを誇るキシェンコ選手にも

殆ど押される事なく戦い抜き接戦をものにしています。


もともとの高い技術にパワー加えたサワー選手を相手に

ブアカーオ選手は今回も自分の得意とするムエタイスタイルで戦うと思います。

それである程度、サワー選手を止められたとしても

ブアカーオ選手が優勢となる展開まで持っていくには厳しいか。

技術的には封じる事ができてもパワーで押されてしまうと思います。

なのでサワー選手が勝つと予想。