鬱々と粘着質と職責と天国とグレイトグランマとミッション達成について☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

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司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。


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早速ですが問題です。
これは何でしょうか。

鬱々とした浮かない日々を過ごしています。
理由は簡単です。試験の1週間前,厳密には5日前だから。

確認的に申し上げておきます。
司法書士試験に合格したら,その翌年以降,7月になって『そういえば試験日だなぁ』 などと思い出すことはありません。
よほど粘着質なタイプか受験業界に身を置いている者を除いて。

りょうこ先生は,前者ではありませんが,どっぷり後者なので,胃部がスッキリしないと申しましょうか,何とはなしに気鬱です。
自身はとうに合格して,また,プロ講師としての今シーズンの職責も全うして,あとは他人事といえばそうなのですが,自身の受験生の時分のことを思い出したり,毎日必死に勉強しているりょうこクラスの受講生さまに思いを馳せたり。
具体的にして差し上げることがもう何もないという状況が私をそうさせるのでしょうか。


だいじょうぶだよ、ゾウさん/ローレンス ブルギニョン

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そうでした。
絵本って高いなと。
『だいじょうぶだよ、ゾウさん』 です。

6月15日にりょうこ先生のグランマさんが天国に旅立ちました。
平均寿命を遥かに超えての大往生でしたので,もちろん寂しくはあるものの,本件が憂鬱の原因ではありません。
そうではなくて。です。問題は,この本です。

当家の末娘は,私のパパン,彼女にとってはグランパさんですか,への愛情度は異常値です。
確認しておきます。ジジイが孫を愛しているのではなく,孫 loves ジジイです。
グランパさんは若干引き気味です。何だこいつはと。

当然のことながら,グランパさんはそう遠くない将来にあの世に召される訳で,その時が末娘にとって 『死別の初体験』 だとちょっとまずいのではないかなと。
あまりのショックにジジイについていかれては,こっちとしてはたまらんなと。投下資本の回収ができません。

という訳で,私のグランマ,彼女にとっての,えーっと何というのでしょうか,グレイトグランマさんですか,の葬儀をきっかけに,『死とは何ぞや』 を教えてやろうかと。
かような事情で上掲の書籍を購入したのですけれども。
これがとんでもないシロモノでした。代物。

私は,我が子への読み聞かせであれ,予習なしに臨むことはありませんので,内容把握及び発声の練習をしておこうと一人の時に読んだのですけれども。
もうですね,涙が止まりません。えぇ。
タイトルに反して,私は,まったく大丈夫ではありません。

この本を小児に読み聞かせをすれば,ちょっと悲しい話なんだろうな,くらいは感じ取ることでしょう。おそらく。
それで今回のミッションは達成です。それで十分。

が,しかし,当書籍は,子ども以上に大人に刺さり過ぎです。
練習の度に自分が泣いてしまうため,読み聞かせをすることがないまま,私の本棚にしまわれています。
『おそらく』 と書いたのは,そういうことです。

2005年11月に初版第一刷発行,ベルギーの作家の作品です。だそうです。
ベルギー人恐るべしです。えぇ。


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混ぜたらタルタルソースになりました。
本件については,また後日といたしましょう。



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