After tone -7ページ目

写真

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ため息さえ闇に溶ける午前3時


開いた画面を回し あなた専用のフォルダーに辿り着く

いつも同じこと
1枚1枚写真をめくり あなたに会いに行く


優しい笑顔がそこにある


ファインダーを覗く真剣な眼差し
ホッとした時の無邪気な笑顔


そして
私に向けた甘い瞳


あなたの温もりを思い出そうとする


大きな腕に包まれる姿を瞼に映し出す



画面に映るあなたの頬を撫でた

唇をそっと辿ってみる



逢いたい…




はらはらと頬をつたう冷たい雫


止まらなくて
止まらなくて…












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少年の日

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“ ずっとそばにいたんだよ
 やっと出番が来ただけ “

少年だったあなたがそう言って目の前に現れたのは少し前のこと。


圧倒される色気を纏い、クラクラする程のいい男になって立っていた。



そして私を奪った。





私に 見せたい風景がある。
そう言ったのもその頃のこと。


あなたは あなたの海に私を描いていたのだろうか。



小さな jealousy が心を塞いで 私は頑なに膜を作った。
訳の解らないあなたはうなだれて 哀しそうに私を見ていた。



薄目を開いて膜の向こうに見えていたキラキラ光る風景。
それは そう あなたそのものだったの。




あなたはただ純粋に自分が見せたいと思ったものを私に見せようとしてただけ


小さな男の子が自分の大切な宝物を大好きな女の子に見せるみたいに…


熱い眼差しで私を絡めとり 落としてゆくオトナの男でも あなたの真ん中は何も変わってなかったんだ。


時折り見せる無邪気な笑顔と 一緒にいる時のリラックスした表情と 心は あの頃のまま


少年の日のままに…





私を連れて行って
あなたの大切な場所に


私に見せて
あなたの大切な心の風景を






離れていた時間を埋めるように
私の知らないあなたで埋めて行く



そして一緒に感じたい

あなたと あなたのすべてを


















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望み

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“愛してる”
ただその一言が聞きたくて 求めてみたら

“わがまま”
そう言われてしまった…


あなたの甘い声が耳元を撫で 私の胸に落ちる時
私の細胞全てがため息をついてあなたに落ちる


ただ5文字のそれだけの事が私を幸せにするのに
求めてはいけないの


会いたいを諦めて愛してるは空の果て
私は何をして潤そう


わかってるでしょ わかってるよ多分
知ってるでしょ 知ってるよ多分


でもそうしたら 言葉に何を乗せたらいいんだろう


日々の他愛のない会話が時々虚しくなるの
何にもない空っぽの私のただただ戯言のようなお喋りを…


あっちの痛みと こっちの痛みを隠して隠して幕を張る
泣いてた夜も眠れない夜も朝になれば笑って見せる


動かない身体に動かない心が重なって
悪魔の飛行が始まる時 長い長い闇に埋もれる


救い出して欲しい
光のある場所に


連れ出して欲しい
希望しかない場所へ


病人の欲求はただの迷惑とわがままにしかならなくなって
私は生きる意味をいつか失う


愛されていること
幸せだったこと


それだけでも今は生きていけるのに…


















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