本日は7-6Day!①日田天領水「元気の駅」で保存されるED76形電気機関車ED76-91号機 | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)
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ED76形電気機関車は昭和40年に登場した交流用電気機関車です。 九州島内での
電化区間延長に際し、既存の交流用電気機関車ED72形・ED73形に続けて増備
されました。
シリコン整流器を装備して標準型交流用機関車として開発されたED75形の基本
設計を基に、文字通り九州島内専用機として登場。基本型0番台、高速運転対応
の1000番台、更には北海道仕様の500/550番台も登場しましたが、外観・構造
とも九州向けの0/1000番台とは大きくかけ離れた設計となっています。
0番台が94両、1000番台23両が九州向けに製造され、JR九州・JR貨物に承継
されました。JR九州ではブルートレインや客車列車の牽引に使用されてい
ましたが、徐々に減少していき、最後まで残存した定期運用は寝台特急「富士・
はやぶさ」でしたが、平成21年に同列車が廃止され、定期運用が消滅しました。
その後は、平成24年11月中に最後まで所属していた3両(66・69・94)が
廃車され、JR九州から電気機関車が消滅しています。
日田天領水「元気の駅」で保存されるED76-91号機は、JR貨物に承継・譲渡
された車両を除けば、唯一外観を完全に留めて残る貴重な保存車両です。