![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/13/rx7fd3s917/36/46/j/o1280084714494501867.jpg?caw=800)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/13/rx7fd3s917/8a/ab/j/o1280084714494501877.jpg?caw=800)
昭和38年の常磐線電化で登場したED75形電気機関車は交流電気機関車の標準
設計を確立した機関車で、東北本線のED71形電気機関車の後継車両として開発
され、ED71の水銀整流器をシリコン整流器に改め、軸重バランスの変動を
なくす心皿のない台車を採用、4軸のED機でありながら、直流EF形機(6軸)
に匹敵する粘着力を誇りました。
総数302両が製造され、文字通り交流電気機関車の標準機としての地位をいた
ED75形電気機関車ですが、その中で異端というべき存在が、北海道向けの
500番台です。
北海道交流電化用の試作機として、昭和41年に三菱重工業で501号機のみ1両が
製造されました。
耐寒装備が強化し、他のED75各形より車体が30cm長くなっています。
もともと1両のみの試作車であったことに加え、蒸気発生装置 を搭載したED76
形電気機関車500番台の登場により、JR移行直前の昭和61年に廃車されました。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/13/rx7fd3s917/ab/27/j/o1280084714494501885.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/13/rx7fd3s917/74/cb/j/o1280084714494501892.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/13/rx7fd3s917/e4/b0/j/o1280084714494501901.jpg?caw=800)
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/13/rx7fd3s917/83/6f/j/o1280084714494501913.jpg?caw=800)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/13/rx7fd3s917/57/c9/j/o0847128014494501922.jpg?caw=800)
九州向けのED75-300番台も11両の小所帯だったそうですが、こちらはたった
1両だけの500番台。まさに北海道ならではの珍車、もとい北海道電化の生き
証人に対面できてとても嬉しく思いました。