東海地方の霊場巡り9 大府北崎「極楽寺」の梅干し&かりん | 50代親父の無為な日々

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変わり映えの無い50代の日乗とお寺巡り、モノづくりと外出の記録

去年の11月のことだが、豊川稲荷など三河にある不動霊場をいくつか廻った。御朱印をいただくだけにとどまらず、お寺の方とのやり取りが多くあって心に残る巡礼となった。

 

知多四国は札所も多く、セルフ御朱印のお寺から世話焼きなお寺まで温度差があるのは当然だが、お寺の方とのやり取りが多いほど心に残るのもまた然りというわけで、今回はそんなお寺のひとつ知多四国の2番札所、大府北崎の「極楽寺」の話・・・

※令和3年12月に初めて訪れた。

 

ここは急坂を上ったところにあり、巡礼者は梅干をいただける。大きさも不揃いで塩っ辛いが、多分自家製である・・・こういうところがうれしい。

車で知多四国へ行った帰りはたいてい眠くなるので、嫁さんが梅干を食わしてくれるのだが、市販品だと何かしら甘ったるい。ところが北崎極楽寺でいただいた梅干を食わせてくれたときは、減塩なぞどこ吹く風の塩っ辛さが脳天に突き刺さりwwwたった1個で家まで目が覚めてしまった。

 

※こちらは大師堂

 

さて令和4年11月にその北崎極楽寺を、本当に図々しいが梅干しを(ホントにすみません)チョット期待しつつ再訪した。ここは浄土宗のお寺で、ご住職が納経所にいらっしゃる。

予想通り梅干しが・・・本当になさけないことに、御朱印を押していただいている間、大きい梅干しどれかな、と目で探してしまった。もうホントに恥ずかしい限りである。

 

そして「お接待です。梅干しどうぞ」やったーありがとうございます・・・

ところが、である。

ご住職からさらに「お接待です」と柚子を3個いただいた。申し訳ないな、と思いつつ「ありがとうございます」といただいたのだが、なんとさらに「お接待です」と、りんごくらいの大きさの、かりんの実を1ついただいた

※左下が今回の梅干し、右下が柚子、左上は延命寺のアクセサリー、右上がかりん

 

実を言うと、かりんの現物は初めてである。

ご住職「処理の仕方ご存じです? これ食べられないんですよ」

「えええー知りませんでした・・・」

 

かりんのど飴は知っているけれど、かりんの実自体はそのままでは食べられず、砂糖漬けにしてシロップなどにして飲むと、喉にいいらしい。

 

こういう知識って年寄りほどよく知っているものだが、恥ずかしながら我ら夫婦、そうした知識は無いも同然なので、こういうのは本当に心に沁みる。北崎極楽寺、小さなお寺だが素敵だな。

 

嫁さんがさっそく薄切りにして砂糖に漬ける。1か月後、取り出してみた。

こんな感じのができた。

紅茶に混ぜて飲む。妙に甘ったるいとか無くて、自然な感じですっとしておいしい、というか喉にやさしい。

 

※光をあてるとこんな色

果実はジャムにもできるらしいが、ちょっと渋みというか、えぐみがあるかな。

食べるには塩水につけたりして渋みを抜くとかネットに情報が出ているけれど、今回はご住職のおっしゃるとおり止めときます。

 

そして12月から1月にかけてシロップをいただいた。話す仕事なので、乾燥してのどの調子が悪くてガラガラになったとき、たいへん重宝したのだった。

(終)