シャチハタ丸奮闘記 -14ページ目

我如何せん

どうもシャチハタ丸です。


今年皆様どれほどのお年玉をいただけたでしょうか?


僕の方はバンドの相談事で金がたまったらドラムペダルをツインペダルに増築してくれ的なことを常々言われてきていたんですが、


商品20%オフしてもらえる楽器店の年賀状も来たことなのでどれくらいになるかちょっと相談しに行ってきました。


話によりますと、ツインペダルに増築するパーツのみで37800円だそうです。


買えるかい。


最初に買ったペダルのグレードがかなり高いせいであることもあるでしょう。いっそのことダウングレードのツインペダル買うか。


つくづく思うのですが、最近は随分と金に余裕がない生活を強いられている感覚が否めません。


その割にはドラムペダルとかいった意外と高い物買わなくてもそれほど問題ない部位に金かけてるみたいだけど。


まあ、そんなことを思いつつも、楽器って良い物を買おうとするとどうしても高くつきます。特にカスタムを施す方は途方もないほどに。


僕はドラムというポジションでスタジオで機材を借りるような身ですからそこまで金はかからないといえばかからないのですがこの有様。


消耗品に関してはドラムスティック(大体1セット1000円前後)やビーター(ドラムペダルでバスドラム叩く部分1本2000円程度)と高いですが、


それ以外に関しては別にドラムの機材買うわけじゃなく、(無論シンバルや太鼓買うと別)ギターやベースみたいに金かける必要がないです。


僕が使ってるギターは個人的趣味なのでそこまでいいものじゃないですが、一般に学生の使うギターは3万前後でしょう。


これで毎月弦の交換があるので、毎月500円くらいの出費があるでしょう。……この点は本番以外は安い弦使うほうが経済的とも思えますが。


ベースは基本的にサイズも大きく、使っている材料費の差なのか大体ギターより高いです。学生は4万前後くらいではないでしょうか?


弦は太く切れることはまずないのでどれくらいの周期で交換する物であるかはわからないのですが、大体2500円前後くらい。


それに含め、ギターとベースはメンテナンス用品をそろえたりしてみると大体5000円くらいになったりするのでしょう。


どこの馬の骨かわからないようなブランドは除外した前提での話になりましたが、このようにギターやベースは金がかかります。


それに比べて、ドラムは自分自身で機材を買わない限りはスタジオに入ったときに多めに金を払うくらいで済むわけです。


それなのにこの貧乏風情。どのあたりで金を食われているかというあたりに焦点を当てたいですが、当てるまでもなくわかっています。


もう足元から節約するしかないか。


あいにくの優柔不断は現在も健在なのでしばらくの間は思い悩むこともあると思われますが、決断は早くできるに越したことはありません。


といった感じで、現在同じ会社の一番下のグレードのツインペダルフルセットも視野に入れています。


定価が僕の現在使っているシングルペダルより少し安いくらいなのでいかに僕が良いものを使っていたかを思い知りますね。


さて、そろそろここまで節約して、何がしたいのかが疑問になってきた方が結構いるのではないかと思われますが、


結構前からまーくんと「自分の演奏を他者の耳で冷静に聞かないと上達しない」という話をしていまして、録音機材の購入を検討中なんです。


正直なことを申し上げますと、まーくんの言う録音がどれくらいまでのものであるかがちょっとよくわからないのですが、


大体バンドの録音にはパターンが2つありまして、


・ふつうに録音。音質などに特化した音楽用のレコーダーでライブなどを録音するような俗に言う一本撮り。


・専用の機械でそれぞれのパートを別々に録音して、機械で音楽を合わせて、加工してから音源とする俗に言うライン撮り。


がありまして、前者なら結構簡単にかつ安価に録音できるのですが、これは本当にとりあえず聞いてみ用程度でしか録音できません。


後者はそれ専用の機械であるマルチトラックレコーダー(以後MTR)かパソコンに機械追加して録音するので費用がかさみます。


しかも、ノートパソコンがないので僕達の場合はMTRが前提条件で、これをスタジオに持ち込み、しかも1つずつパートを録音しなければなりません。


しかも、1つずつパートをミックスしていかなければならないので手間もかかります。


加工して、音楽として不自然でないような状態にしなければならないので、ある程度の技術も必要になります。


が、これの場合はパソコンやコンポ使ってCDやMDに書き込むことが出来ればバンドのデモテープが作れます。



差としてはこれくらいなものであるのですが、一本撮りならば持ち運びに最適なハンディレコーダー。


ライン録音(一応一本撮りも可)も考えているのならばMTRを買わなければなりません。


ついでに、ハンディレコーダーならばいつもの楽器店に1万から2万程度で安いものが売ってあったりしましたが、


MTRは最近まで知識ゼロだったせいでもあるとは思いますが、よく探してないのでもしもなかった場合はネット通販になるかもしれません。


ハードディスクではなく、USBやSDカードなどに対応しているものなら2万前後から3万前後で安物が買えるようです。


ハードディスク対応は……高い。3万じゃ買えません。


これらのどっちの意味で録音ということであったのかを一応確認しておかないと後々面倒なことになりそうなので、しばらくの課題となるでしょう。


で、


冬休みの課題をやっていないのですが。


やっぱいいや、寝る。


それでは皆さん、ごきげんよう。




冬眠

どうもシャチハタ丸です。


おととい始業式だったのですが、朝起きてぼーっとしてまして、時計を見ると7時半だったんですよ。


それで、しばらくたたずんでいたのですが、ある時、はっと気がつくんですね。


「今日始業式だ」


そして、遅刻をして学校に行くと。


無論のことテストがありますのでやっつけ仕事のように蹴散らしてきました。おそらく僕の答案が今は蹴散らされていることでしょう。


次の日はまあこれといってやばそうなテストがあったわけではないのですが、朝になって珍しく父が起こしにきましたので、


時計を見ると、7:30と。


また遅刻です。


まったく、散々です。今までの経験上僕の遅刻は2回連続で1回みたいな節がないではないのですが、それにしても……。


と言いつつ、何と本日も遅刻(というか本日寝すぎて列車なくて部活欠席)


3回1セット伝説の到来です。


で、しかも明日の部活には別の習い事の初詣に付き合わなければならないため行けないと。


自分への問いかけとして適切がどうかが凄く微妙なラインではあるのですが、


やる気あんのかこいつ。



そういえば、僕が遅刻するのは大体決まって冬です。1年生のころに遅刻をしていたのも冬のことでした。


その頃の担任は淡々としていましたので、「生まれて初めて寝坊で遅刻したんで何か言っていただければ」と言ってみたところ、


丸め持ってた資料ではたかれました。


担任曰く、「論外」であるそうです。


で、今回はどうなることやらということになりまして、とりあえずガラガラと教室に入っていって、まだテストの説明をしていたんですが、


担任が僕の方を見ます。僕も担任を見てます。


担任「あけましておめでとう」


僕「おめでとうございます」


違和感マックス。


何も追求される事無くそのままでした。というか、掃除があったならもっと遅刻すればよかった。



と、いった感じの担任の反応も上げたところで、何で決まって冬に遅刻するのかということになるのですが、


これを科学的に証明するようなことができるほど素晴らしい頭脳はお持ちで無いのでとりあえず言い訳がてらに、


眠いでしょ?


とだけ言っておきましょうか。夏も寝苦しくてそれはそれで嫌という方も多いのかもしれないけど。


でも夏とはちょっと訳が違います。夏は暑いとはいえども寝ているところから出て行っても熱いの変わらないでしょう?


冬はそんなに甘くない。布団に入っていても温かいとは限らないが布団から出てみたら寒いのは目に見えてわかっていることなんですよ。


だから布団から出て行くのが嫌な冬にばかりに遅刻するのだと仮説を立てたものの、


僕が寝坊する際は十中八九気がついたらもう駄目だったパターンなのでこれはちょっとあてにならない。


ならばどうなのか、やっぱり冬の方が熟睡する時間が長いのか、と考えてみたのですが、


そんなこと考えているよりは具体的にどうやって寝坊を防止するかについて考える方が無難だと気がついた今先程。


もう誰か毎朝僕を起こして。


冬眠できたらどれくらい楽なんだろうか、と思いつつ、最近は寝てる時間が急激に増えているのでもはや冬眠予備軍となりつつあります。


しかし、最近聞いた所、人間に冬眠期間などという物は存在しないとのことです。


夏で著しくへばる夏バテは人間にだってあるというのになんということか、


冬はそんなに甘くない。


それでは皆さん、ごきげんよう。




あけましておめでとうございます。

どうも、あけましておめでとうございます。シャチハタ丸です。


結局元日何も書いてないですね。というか、もはやいつから大晦日でいつ元日で、そんでもっていつの間に元日が終わっていたのかまだ理解できてません。


で、今年に入ってからの報告をしたほうが良いと思われますが、とりあえず僕は元旦は手当たり次第に動画サイトで曲あさってました。


バンドをやるようになってからは色々なバンドが話題に挙がってくるんですが、あいにく昔のバンドの曲ばかりを聞くものなのでよくわからないんですよ。


凛として時雨とか、RADWINPSとか、黒夢とか。


なんかひとつだけ結構昔のバンドだったりしますがまあ、気にしない。


で、ずっとそんなこんなだったものの、ロック視聴の息抜きにどうでもいい曲を聞いていたんですが、これがまずかった。


新年早々死にかけました。


曲に罪はないのですが、PVがおかしい。なにかがおかしい。抱腹絶倒した。


これ なんですけど、本番は2番終わってから間奏が始まるあたりからなので、序盤がつまらないという理由で視聴をやめないように。


最初だけ昭和チックな雰囲気で物語が進んでいくんですが、いつの間にか視聴者を置いてけぼりにしてストーリーが進みます。


下手すると、何があったのか理解できない方が出てくる可能性も大。


というか、ここまでPVにインパクト作っちゃうと肝心の曲がどんなだったかが曖昧になってきます。


現に僕もどんな曲だったかがイマイチ思い出せません。5回くらい視聴したけど。


あまり面白いPV見ていないせいかもしれませんが、これが今まで見てきた物の中では一番面白かったです。


さりげなく出演者全員が歌っているのもじわじわくる。



さて、それで元旦はそれと70cmほど積もっていた雪かきくらいしかしてません。


そして、本日はまず家に父の仕事の同僚の方が家族連れていらっしゃいましたので、そちらの方々とお茶してました。


毎年のことですのであまり肩身が狭くないのですが、この同僚の方の奥さんが剣道四段の方で、中学時代の僕の試合をご覧になっていて、


「メチャクチャ剣道の弱い子」というイメージで見られているということが否定しようもない事実としてございますのでやっぱ肩身狭かったです。


中学から武道をやり続けた教訓は「僕は個人競技が全く駄目だ」ということ。


やっぱり、1人は厳しいものがあります。団体競技のほうが好きです。


なんていっても、弓道部で誰にも負けなさそうな競技なんて球技くらいしかないんですがね。


あ、バットとかグローブとかラケット使う奴は駄目です。個人競技的球技じゃないですかそれは。


サッカーとか、バスケットボールとかそんな感じの自分がミスっても誰かにフォローしてもらえる系統の奴しか自信ないです。



……え、セコい?


言われてみればそうかもしれない。




お客様が来るということでやはり駐車できるスペースを作るために本日も雪かきしました。


背中が恐ろしいくらいに筋肉痛になりつつ、夜はちょっと遠くまで温泉へ。


……行くつもりだったんですが、車が雪に足取られてちょっと車を押す作業とかしながらの道のりになりました。


地元にも温泉くらいはいくらでもあるのですが、なぜか遠出(しかもちょっと車を押す作業)して温泉に入ってきました。


なんだか、高い所から滝みたいに湯が叩きつけるような勢いで落ちてくるような場所がありましたので、思う存分背中に叩きつけておく。


周辺を賑やかにしていた小さい子供達に「こいつ何してんだ?」みたいな顔されながらもじっくりと背中の痛みをなんとかする。


おかげで随分と楽になりました。湯治という言葉はあながち嘘っぱちではないのかなと感じた今日この頃。


ちょっと病弱疑惑のあるモンゴルさんも1度くらいは湯治してみると良いと思う。


いや、僕の背中を治してくれたのは温泉というよりかは高い所から落ちてくる液体の生み出した強烈な威力なんですが……まあ、温泉の一部だし。


皆さんも休みの間に1度くらいは温泉に行ってみてはいかがでしょうか?




……さあ、今日こそ年賀状を。


それでは皆さんごきげんよう。


結局何にもしてないぞ!

どうもお久しぶりですシャチハタ丸です。


朝から昼まで眠っていたうそのような本当の話。ぼんやりと眺める携帯電話の液晶には12月31日という表示で、


昨日飾り付けるをちょっとだけかじったことが記憶に新しいことを思い出しつつ、


今年終わっちゃうじゃんと絶句した昼のこと。





課題溜めちゃだめだぞ~




全く手付かずのままどうせまたテストの後からのんびりと始めることになるんだろうけど、正直言って僕はヤバイと思いますね。


留年しそうだもん。誰か僕と一緒に留年して。


昼頃からまた外に出ようかと思ったのにもかかわらず、雪が降り出して出かけることを断念し、夕方までトレーニングドラム叩いていたら、


雪が積もってしまった。


大晦日恒例行事の雪かきが始まります。正直嫌です。


今年の夏があれだけ暑かったのが嘘のような積もり具合、長靴で歩けば雪が入らないなんてもはや戯言のようにしか聞こえない積もり方。


夜になって、さらに飾り付けをしていない部分へと飾り付けを行いながら、徐々に正月が近づいてきているのですが、


僕の部屋だけはオールシーズンいつでも災害地帯だな。


紅白にラルク出ていましたね、見ましたか?


それの前の赤組で歌っていた声優さんのバックバンドに目が行ったのですが、ドラムが多分車買えるくらいの値段の物使ってましたね。


それに比べてロックバンドはやはり金が無いということが露見するのか、それとも単に好きだから使っているだけなのか、


一番手軽に手に入りそうな日本製でした。pearl製。まあ、もしかしたら宣伝してもらう代わりにpearlの商品だけを使う契約でもしているのかも。


ちなみに、個人的にはラルクの「BLESS」は個人的に好きじゃないです。


嫌いじゃないけど、ピンときません。バラードとして受け止めればいい曲なのかもしれないのだけれど、ロックバンドのバラードに聞こえないんです。


それを聞き終えて、またすることも無かったのでトレドラへと向かっていたのですがここでちょっと気が付いてしまいました。


年賀状書いてないです。


新年になる前に奮闘賞も決めておきたかったものの、それより先に年賀状書かなきゃ。


年賀状書いたら次は年越しのお経だ。そして、……課題か、ギターか。もちろんギターだ!


やれやれ、と思いつつ今年度は結局何を成し遂げたか、特になんもしてません。


結局何も成し遂げることなく一年過ごしました。


やばいぞ、通知表も探さなければならない。やることは山積みなのに何一つ手についてない。


来年になったら……って、言い訳にしかなりませんよね?


続きは今年が去年になったら、また仕切りなおしに書ければ良いけど……



それではみなさんごきげんよう!





非常識が生み出す聖夜のひと時

どうも、シャチハタ丸です。


とりあえず、今日は何の日ですか?


僕の家には習慣がないのでイマイチ実感が無いものであったのですが、世間ではクリスマスという行事がありまして、


簡単に述べてしまうと、イエス・キリストの誕生を祝うお祭が何故か日本に来たら適当にクリスマスという建前でお祭り騒ぎになってしまったという悲劇の歴史です。


で、何をする日なのか色々な人に聞いてみると、十人十色な返答が帰ってきます。


例えば、「ケーキを食べる日」と返す人がいます。


また別の人に同じ問いかけをすると、「家で家族と一緒に過ごす日」と返されました。


同じ部活のお友達に聞いてみた所、「聖夜とは、……」といった感じにクリスマスの魅力について長々と語られました。


また別の同じ部活のお友達にもこれについて尋ねてみましたが、彼は一言でまとめました。


リア充爆発しろ。



それはただの願望じゃねえか。


そんなこんなで、モンゴルさんを除いた寂しい弓人ども(1人例外含む)と、まーくんで本日は聖夜を祝ってみようじゃないかという話になりました。


本日は補習もありながらやっぱり平凡に部活もありましたので、僕らの活動時間は夜からになります。


こんな聖夜(聖夜と言いつつも僕は未だに何が聖なる物なのかわかっていません)にもかかわらず、参加するはずだったおーくんは塾に行くそうで、


最初の間は来れると言っていたのですが、今日になってから来れないということでした。


なるほど、こいつがリア充か。


是非とも全員が揃う日にこのようなことを催したいのはやまやまであったのですが、さすがにクリスマスイブは待ってくれないのでパスします。


リア充爆発しろ。


こんな時にも予定があるとはなんという多忙主義者なのだか、働きすぎだよ日本人。


……とか言いつつも、実は僕もこれのためにドラムスの所にかなり前から欠席連絡をしたりしてましたが。


まあ、彼の分も盛り上がろうじゃないか、などと会話をしつつ、本日の舞台はお寺です。


お寺で聖夜を祝おうと言う企画になりました。もはやツッコミどころ満載過ぎて何を言っていいのかすら混乱してしまっていますが、


非常識だ。


とだけ釘を刺しておきましょう。


結局午後17:30くらいから駅を出てでっかいスーパーへと向かいまして、食材求めて動き回る作業へと入りました。


正直言って、最低1人1品作れと言う話であったのですが、大体のところ誰が何を作るのかはわかっていませんでしたので、


最初はかなり様子見なところであったのですが、たーちゃんが冷凍フライドポテトをカゴに入れ始めたあたりから周りのテンションが上がり始めます。


パスタを作ろうとする奴と、から揚げを作ろうとする奴、料理できないから右往左往している奴と、料理被らないように日和見な奴。


確か、くっきーが俺にビーフシチューを作れと言っていたな、しかしかたまり肉煮込んだらもはや今日できる気がしないな、と思いつつ、


それなら普通のシチュー用の肉でも良いか、と思いつつそれをもってカゴへと戻ったら、


くっきー「え、ホワイトシチューじゃないの?」


……どっちやねん。


牛肉の高さに心折れたのだろうか、知ったこっちゃないが。鶏肉と、玉ねぎを3つ、さらにホワイトシチューのルウを買いました。


ホワイトソースから作れという声が聞こえてきそうな気がしますが、本日は結構時間が足り苦しいのでこれが妥当かな、と思いました。


と、言いますか、何度もシチュー作ってるけどホワイトソースから始めたことはまだ無いです。確実性重視でいきます。


他の連中は、パスタにかけるソース買ったり、ポークソテー作ると宣言したり、黙って無茶な買い物に付き合ってくれたりしてました。


ちなみに、最初はみんな1品で作れるもの、であったはずだったのにスーパーに入った途端にかなり即席の物が多くなった気がします。


多分1人1品作っているだけではとてもじゃないけど間に合わない気がしてきました。


ちょっと菓子も買いつつ、この時ですでに時計の針が18:00でした。まーくんの乗る終電は22:15分くらい。


のんびり出来そうも無いな、と思いつつ、腹立たしい勢いで降っている雪の中を風に吹かれつつ家に帰りました。


そして、家に着いて連中を家に上げて、本日は2階しか使えないので2階に必要な機材を持って上がります。


これが意外にも大きなタイムロスとなってしまいまして、僕が担当するシチューがなかなか遅れる羽目になるのですが、それはまた後の話。


とりあえず、そこにはくっきー、たーちゃん、まーくんがいます。くっきーとたーちゃんは料理ができる人らしいです。どこまで信用していいか知らないけど。


とりあえず、担当が、


くっきー:ポークソテー、パスタ


たーちゃん:から揚げ、フライドポテト


まーくん:シャチハタの手伝い


シャチハタ丸:ホワイトシチューだけ。


という区分けになりました。


同時に進んでくれればありがたかったのですが、残念ながら僕が階段を上ったり下りたりしている間にかなりシチューは遅れました。


玉ねぎだけ全員で相手をしてくれていたようで、ニンジンもくっきーがカットしてくれていましたが、ジャガイモがなかなか多いもので、


僕はジャガイモから参加したのですが、芽が出まくってるこれにかなり手間取ります。


くっきー「ポークソテー作るのは良いけど、どうやって作るんだっけ?」


その他「知らん」


みたいな会話をしながらジャガイモの芽を徹底的に根絶やしにしながら、カットしていく作業をしている真っ最中に、すでに何か出来上がってました。


たーちゃんが何かフライパンで料理をしていましたが、後々から聞いた所、フライパンで作るから揚げがあるらしく、それだった様子。


それが出来上がったころ、僕は鍋で炒める玉ねぎの量の多さ(鍋の3分の1くらい)に結構驚きながら必死こいて混ぜてました。


狭い鍋で大量の炒め物をすると、どんなに頑張ってもどこかが絶対に焦げますので、これからシチュー作る人は炒める際はフライパンをオススメします。


間もなく鶏肉投入、ちょっと色づいたくらいでニンジンも入れます。これを混ぜている間にどうやって作るのか尋ねていたはずのポークソテーが様になっています。


もういいかな、といったくらいで水を入れます。いつの間にか、フライドポテトは油が飛び散ると危険なのでご法度となってしまい、


何故かウチの母がやってやろうじゃないか、と謎のハリキリを見せられました。これによって、暇になったたーちゃんがくっきーの手伝いに回ります。


ポークソテーが出来上がったころ(これは普通最後あたりにすべきであるが)にやっと水を入れ、煮込み始める、むしろ、放っておく。


よくわからないが無神経に煮込んでいるシチューの蓋をパカパカするバカが出てきやしないかと思っていたが、


圧力鍋じゃないのでそこまで神経質になる必要もないか、とも思って……やっぱ気になるといえば気になるが。


くっきーは……シチューを作ったことがあるのだろうか? やったことがあるならばなんとなく理解してくれそうな点であるが。


おそらく次は無いので目を塞いでおくことに。


15分くらい経過し、母が食べる15分くらい前にポテトの準備をさせろと言っていたのでそれを下ろしてから、シチューのルウを入れ、


ここからは蓋を開いて混ぜる。混ぜろとはシチューのルウの箱には書いていないのだが、


これをしないとほぼ100%焦げるので必須である。


何故って、一回やったんだよ(泣


うるさく振動する携帯電話を取り出すと母からの着信であったので、多分ポテトを取りに来いとのお告げだろうと下りてみる。


この間、シチューを混ぜるのは使った野菜の皮むいたり、使った調理器具を洗ってくれていたりしたまーくんに任せて下へ。


しかし、別にポテトが揚がっているわけでもなさそうだったので、何事かと尋ねた所、


母「ああ、フライドポテトに使う塩が無いから下ろしてくれって言おうとしたけど、やっぱりあったからいいや」


といった反応であったので、次に取りに来る際も連絡をくれとだけ言ってまた上に来て、とりあえず牛乳を鍋に入れて、まーくんとまた交代。


次はポテトを取りに来いということであったのでまた鍋を任せてポテト回収。


くっきー、たーちゃんの2人はこの間にさりげなく沸かした湯でパスタを茹で始めていた。


ポテトを持って上がってきた頃合にはもうシチューが出来上がっていて、ポテトをテーブルに置くころにはもうピザも焼けていた。


やたらと料理が並んでいるテーブルの上に、前日親が差し入れと称して買ってくれていた飲み物を持ってきて、


一応役目は済んだのでトレドラで息抜き(テーブルはトレドラの部屋だった)


そして、パスタが茹で上がったくらいにシチューを盛り付けて置いて……そのころにポテト第2弾があったそうだが、そちらはまーくんが受け取る。


最後に、湯煎したパスタのソースをかけて机の上において、セッティングは完了、だろうか。



シャチハタ丸奮闘記
「最後の晩餐か!」と突っ込んだ方はなかなかのセンスである。


子供用のシャンパン(俗に言うシャンメリーだろう)も買っていただけていたので、全員席についてこれを注ぐ。


ついでに、目の前に並ぶあからさまなる野菜不足の献立を見て苦笑しつつ、全員でグラスを掲げる。


で、ここで誰かが言ってくれないと始まらないのだが、ここでいい意味で出しゃばってくれる奴は誰1人としていないので、


寂しい独り身ではない唯一の男が聖夜を称えることを言い出すのではないかと恐れていたのだが、やっぱり、彼が言い出したので、


とりあえず、遮っておいた。


たーちゃん「聖なる夜に(ry


ハタ丸「リア充爆発しろ、乾杯!!」





心の狭い集団である。


早速、シャンメリーを口にしてから自分の皿へと目を向けるのだが、ちょっと待って欲しい。


とりあえず皆さんは画質の悪いながらの先程のテーブルの画像へ戻ってください。


理解なさいましたか?


パスタの量がおかしい。超おかしい。


なにがどうなってどうしてこうなった。ウチでパスタを食べるときの2倍くらいの分量が1人分として盛り付けてある。


ソースが上に乗っかっているが、絶対に足りないことだけはその場でよくわかった。


ポークソテーは上手くできている、がやはり最初に作ったのは反省点となるようで、かなり冷たくなっていた。


から揚げは冷たいながらまだ食感がよかっただけに命拾いをしたような感覚、揚げずにから揚げ、という受け売りの商品らしいのでまた今度調べてみるか。


シチューは普通。美味くも不味くも無い。ただ1つだけわかったことは日ごろ気がつかないもののウチの母は相当料理が上手いということだった。


温かければ意外とどんな味してても美味く感じる季節でもあるので、かなりその点に救われた感じもある。ちなみに、まーくんは味には干渉していない。


ポテトとピザは……言うまでも無く。


乾杯をしたころに丁度20:00頃で、怒涛の勢いで食べ進めていたのだが、30分くらいで失速しつつあり、


食べ物の多さに関する文句も多少は出てくる。95%くらいパスタの量についてだが。


とりあえず、僕は皿に乗った肉類を片付け、シチューを半分くらい。そして、パスタを3分の1、でソースが全く無くなる。


味の無いパスタをさらに3分の1平らげて、全員が失速していることに気がつく。


周りは食べるのが比較的速いので(もしくはこちらが遅いか)周りの失速スピードが恐ろしく早い。


仕方が無いのでポテトと飲み物だけ持ってたーちゃんの持ってきたマリオサッカーをすることになる。


余談だが、いろいろとあった飲み物はシャンメリーを除いてならばコーラの減りが速かったが、アップルタイザーを出した途端にコーラを嘲笑うようにタイザーが売れた。


さて、このサッカーゲームだが、たーちゃんが恐ろしく強い。


プレイヤー3対1で普通に10点以上差を付けて勝つなどという理不尽なことを散々してから皆さん大好き大乱闘。


スマッシュブラザーズを2、3回ほどやって、22:00、まーくんは終電なのでこれにて帰宅。


ゲームの最中にフライドポテトとピザは売れた。


まーくんが帰ってから残った連中でちょっと食休みしつつ片付けをする。


実は先程の画像の右下に、クリスマスなどは仏教と無縁と言い張りながら、父が差し入れと称してクリスマスケーキを買ってくれていたのだが、


パスタだけで胃がいっぱいになるほどであるのに恐ろしい量の料理があったのであいにく一口も食べなかった。多分、ウチで明日美味しくいただきます。


結局、完食をしたのはまーくんと僕だけであった。図体がでかいとやっぱり物を入れるスペースを多いのだと証明、……されたのだろうか?


この2人と一緒に1階に食器や調理器具を下ろして、彼らも22:30ほどに解散。


散々騒いでいた喧騒も嘘のように消えて、あとはひたすらの後片付けに。


その最中、メールが来たので、まあどうせ帰ったうちの誰かだろうと携帯を開いてみると、そこには中学の同期であったファイからのメールだった。


何があったのやら。


ファイ「おい、どうしてくれんだ。今年もロンリークリスマスじゃないか!」


といった感じのメールであった。まあ、ろくなことでメールをしてこないのでどうせそんなことだろうと思った。


ざまぁ。と心でつぶやいておいた。



色々と大変であったことに間違いは無いのだが、それでも、こんなに楽しかった聖夜が今までにあっただろうか、


そう思いながら、本日も眠りに着くことになるだろう。


シチューは鍋半分残ったから多分明日の昼飯である。





p.s.


シャチハタ丸奮闘記
父母よりこんな物を貰いました。アクアシャボンという名称のオードトワレ。なるほど。


要は僕から変なニオイがするってことなんだね!



それではみなさん、ごきげんよう。