喝采 | 吟遊詩人るそんべえの168新聞

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るそんべえです。

1972年のレコード大賞に選ばれたちあきなおみの「喝采」。

亡くなった恋人への想いを感じつつステージに立つ歌を歌っていますね。

まさに、あの小さな振付けでの歌が、その設定を感じさせてくれます。

ほとんど動かない振付けですが、それが反対に歌詞を感じさせる力を持ったうまい振付けだったと思います。

子供のころに聴いて、それを感じていました。

しかし、大人になってコロッケがものまねをして、すっかりイメージが変わってしまいましたが(笑)。。。

この曲を作詞した作詞家の吉田旺は、ちあきなおみと同時デビューとなる「雨に濡れた慕情」からでした。

クール・ファイブの「東京砂漠」の作詞も担当しましたが、このタイトルの”東京砂漠”は、もう単語としても多くの歌に採用される言葉の産みの親でもあるわけです。

作曲は、中村泰士で、細川たかしの「心のこり」、桜田淳子の「青い鳥」などのヒット曲があります。

この曲自体は、ちあきなおみが兄のように慕っていた若手役者が亡くなったという実体験から作られたそうです。

それだからこそ、これだけの説得力があったのかもしれないですね。

p.s. この年のレコード大賞で最優秀歌唱賞を獲得した「あの鐘を鳴らすのはあなた」の和田アキ子の大泣きは、今での脳裏に残っています。

 

 

p.p.s. 今週は、歌詞が物語になっている歌「地下室」のCD版です、よかったら、聴いてください。

 

 

 

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