* 画像はネットからお借りしています
るそんべえです。
トリイ・ヘイデン作の小説「シーラという子」。
私はこの本、まず表紙デザインを見てびっくりしました。
何か底に潜む恐ろしいものを感じました。
そして、この本の内容ですが、下記のような内容です。
虐待されて育った少女シーラが、障害事件を起こしてしまいます。
まだ6歳という年齢です。
そのため、トリイの特殊教室に送られます。
敵意むき出しの目、決して何もしゃべろうとせず、それでいて泣くこともない。
ときに感情を爆発させて暴れ出す。
そして、この娘、実はかなりの頭脳明晰だったんです。
その娘が、徐々に心を開いていくという話でした。
これが、ノン・フィクションというのにも、驚きました。
ただ、恐れるだけでなく、いろんなケースがあるのを知るべきだと思った作品でした。
p.s. この教室の子供たちは、それぞれ別々の要因、症状を持っているのも、思い知らされました。