虐待されたある少女の物語 | 吟遊詩人るそんべえの168新聞

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るそんべえです。

トリイ・ヘイデン作の小説「シーラという子」。

私はこの本、まず表紙デザインを見てびっくりしました。

何か底に潜む恐ろしいものを感じました。

そして、この本の内容ですが、下記のような内容です。

虐待されて育った少女シーラが、障害事件を起こしてしまいます。

まだ6歳という年齢です。

そのため、トリイの特殊教室に送られます。

敵意むき出しの目、決して何もしゃべろうとせず、それでいて泣くこともない。

ときに感情を爆発させて暴れ出す。

そして、この娘、実はかなりの頭脳明晰だったんです。

その娘が、徐々に心を開いていくという話でした。

これが、ノン・フィクションというのにも、驚きました。

ただ、恐れるだけでなく、いろんなケースがあるのを知るべきだと思った作品でした。

p.s. この教室の子供たちは、それぞれ別々の要因、症状を持っているのも、思い知らされました。