サイドワイヤー調整の仕方 | RushFactory★ラ-湯♪blog

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2014年3月に独立開業しました
「ラッシュファクトリー」
と申します。

「速い車両制作」にずっと携わってきました。
「納得のいく速さ」を目指し車のチューニングを手掛けていきます。

皆様に広くお知りいただけますよう
よろしくお願い申し上げます。

ジムカーナをはじめドリフトなど

サイドターン

を必要とする走りをする場合

 

サイドワイヤー調整

が大切であります。

 

 

 

サイドタイミングによってタイム飛距離も変わっちゃいますからね(^0^;;汗

 

 

 

では簡単に。

 

 

一度サイドレバーの付け根にあるワイヤー調整ボルトを緩めます。

街乗りや純正状態だと

7ノッチから9ノッチぐらいは引き上げられるはずなんです。

 

外れるほど全部なんか緩めなくていいよ、くりくり12回しぐらい緩めてみればいいんじゃないかい?

 

そのあと

フットブレーキをスコスコと踏んでキャリパーのシリンダーを少し出し気味にします。

このスコスコで、シリンダーがブレーキパットに

だいたい均等に当たるように出てきてますので

そのあとぐーーーーっとブレーキペダルを踏んで

あ、この時も実際のスポーツ走行の時のフルブレーキングぐらいの力で踏み続けててください。

踏んだまま

サイドレバーの根本のボルトをくりくり締めます。

この時の引きシロは

だいたい4ノッチから5ノッチで止まるようにボルトを調整してください。

 

3ノッチからは

サイドを引いてなくても少しブレーキを引きずる可能性があります。

 

ブレーキを引きずる

というのは

ブレーキを踏んでいないのに、少しキャリパーシリンダーが出てしまってブレーキパットに摩擦が生じてしまう状態です。

 

2ノッチ1ノッチでは

完全に引きずってしまい

極端にイメージしてもらうと

走っている状態で常にブレーキを利かせている状態になってしまうわけです。

 

キャリパーもローターもパットも寿命が早くなってしまうし

加速も実はパットと摩擦してるおかげで損をするわけだし

引きずっているともちろんフェードも早くなります。

 

あと、ここぞとサイドを引いたときに

シリンダーとパットがローターを挟み込む距離が最初から近いわけですから

レスポンスは感じるのにパットがローターを挟み込む力が足りず

かえってリアタイヤがロックしずらくなってしまったりします。

 

そうこうしているうちに

サイドワイヤーは針金ですから(笑)

伸びてしまい、どんなに詰めてもリアタイヤをロックさせられなくなってしまいいます。

 

こうなる前に交換です。

 

交換目安は

*3ノッチの引きシロにしてもあんまリアがロックしない。

*左右のリアロックで引きシロが違う気がする。

*サイドワイヤーがパンパンに張って感じる。

とか、慣れてくると痛みがわかる部品であります。

 

ちなみに新品時は

ワイヤーを引くと

ふわり

と余裕のある引きシロなのに

リアタイヤがガンッとロックします。

 

サイドの引き方でリアのロックが自由に操れるような

余裕のあるフィーリングになります。

 

意外と皆さん

ワイヤー交換を忘れてますので

 

以前はもう少しターンができたはずなのに

最近ターンが今一。。。というドライバーの皆さんは

ワイヤー交換とかしてみたらいーんでないかい?

 

>消費税が上がる前に(^0^;;爆弾