ついにやってしまった。
それは、起こるべくして
起こったんだと思う。
下穴を掘る
割れを防ぐ
ビスの食いこみを防ぐ
ここまでに出てきた問題は
解決したので、ビス打ちを行うことにした。
1.下穴用スケールで、位置を決める
2.専用ドリルで下穴を掘る
3.皿取り錐に付け替えて、皿取りをする
4.ビットに付け替えてビスを打つ
ひとつのビス打ちに4回の工程。
打つ箇所も多いため、
集中力がいる作業だった。
ビス打ちの支柱は全部で5本。
最初の支柱は、スムーズだった。
今までで一番いい流れを感じていた。
しかし、ここはベランダの外側。
言ってみれば他人の敷地での作業。
いつ住人が現れても、
おかしくない状況だった。
おまけにドリル音も
けたたましく鳴り響く。
押し込みながら打つため、
負担が積み重なっていった。
すでに100本を超え、
持つ手は震えていた。
最高の流れ。
間違ってない確信。
しかし、無意識に感じている
緊張と焦りと疲労。
様々な感情が重なり、
集中力が落ちていることに
気付けないまま、
手だけが動いていた。
3本目の支柱の下穴作業で
それは起きた。
ボキッ
ポッキーを折ったような
軽い響きとともに、
電動ドリルの先がなくなっていた。
下穴ドリルは2mmとかなり細い。
何度も電動ドライバーの
付け替えを行っていくうちに、
力加減が、
できなくなっていたんだと思う。
折れた下穴ドリルが
穴を塞いでしまっている。
これ以上作業は続けられなかった。
次に何をすべきか、
まったく浮かばない。
数カ所の穴だけがあいている
フェンスを見ながら、
頭が真っ白になっていた。
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