私が英語の奥の深い難しさを痛感したのは、
留学していた時でもなく。。
CAとして飛んでいた時でもなく。。
それは。。
私の両親がペーラペラ日本語で話したことを、
旦那や旦那っちの両親に通訳するときでした。。。
自分の思ってることや感情を英語で伝えることは出来るのですが、
それは、英語に有る言葉の中から選んで話せばいいことだから苦労すること無かったのですが。。
そのままの気持ちを日本語で話されている人の言葉を丁寧に英語で伝えることって難しいですよね。。
特に私の両親が話す日本語は。。。
英語にしにくい言葉のオンパレードだったのです!!
そう、そもそも英語には無いってっていうような言葉ばかり!
例えば、、、、
旦那の家に呼んでもらったから、両親を連れて行き、玄関口で挨拶をします。
父 ”お邪魔します!”
はい、これ、いきなりブーです。
英語だと、”今日は呼んでくれて有難うございます。” が、
お邪魔しますの代わりの言葉になるのかな。。っと思われます。
両親 ”いただきます!”
宗教的なお祈りをされるご家庭は別ですが、特にこれも無いですよね。
Let’s eat!
って言葉がありますが、これは主催者が言う言葉であって、呼んでもらった方が言う言葉ではなく、強いて言えるとしたら、、、
That looks delicious.くらいかと。。?
そして、これを応用して、ごちそうさまは、
That was delicious! って言えますよね!
まあ、この辺は、留学などしてネイティブ様に囲まれるとすぐに学べることですが。。。
ド日本人の両親と一緒に、ネイティブ様に囲まれると。。。
プレゼントを渡す際にも、
”つまらないものですが、どうぞ!”
どうしても”つまらない”って風に言いたいなら、かろうじて、”ささやかなプレゼントです”って風にも言えますが、つまらないとは言いませんよね。
英語の場合は、”気に入ってくれたら嬉しいけど。。”みたいな英語にする方が、スムーズに会話が進むと思います。
日本人の美しい言葉=謙譲語なのですが、
ネイティブ様はそれは分かってくださらないからな〜。。。
ちょっと、ネガティブ?
自分に自信が無いの?
って思われちゃう恐れが!
”しつけも出来ていない娘ですが、宜しくお願い致します”
これを言われた時は、思いっきり違う話して、無視しました。
ネイティブ様は、自分の子供を出来の悪い子供だとは言いませんしね。。
両親の気持ちも分かるし、気を使ってくれてるのも分かるし、
これは英語には無い、
これはネイティブ様が分からない。。。などと、
できない言葉をどんどん外しながら通訳していくと、、、
段々と、両親の人格まで変えていってしまってる様で、
こっちも気になるし。。。
ふぅ〜疲れた 1日でしたわ!!
ちなみに、会社終わりなどでよく使うご挨拶、
”お疲れさまでした〜”って直訳できる英語もありません。。
強いて言うなら、
Have a good night. かなぁ?
まあ、何か大きな仕事を成し遂げられた方にもう一言付け足したいなってことならば。。
That was great(good) work. って付け加えるとお相手も喜ばれると思うし、
That was a great presentation. って風に、
プレゼンテーションで大仕事果たされた人へ労いの言葉にもなりますよね!
恐れ多くも、英語の達人、もしくは英語で生活されている方が沢山読んでくださっていると知りながら。。。
こういう記事を楽しんでくださっている方もいらっしゃることを意識しながら、書いてみました!!