さて、あとはリボンやらゴムやらをつけるだけです。
太いゴム、ストレッチリボン、いわゆるパンツのゴムを用意します。
リボンは、シルビアのストレッチトウリボンを愛用しています。
伸縮性のあるリボンはチャコット派の人が多いように感じますが、
シルビアの方が、コシがあって私は好きかな?
出来ることなら、もう少し太くて、長めの物があるともっといいなと思っています。
何もしない(パンツの)ゴム類は、真っ白すぎて(さすがにダサいので)
濃く煮出して冷ました紅茶に一晩つけて、ベージュっぽく染めておきます。
メッシュゴムの方が素敵なんですが、
やはりコシがある普通のゴムを選んでしまいます
リボンの付け方は、オーソドックスです。
かかとの部分をこう折って、
印をつけ、そこをセンターにして、角度もその印のままに
先ほども書きましたが、
私の立派な厚さの甲としっかりした足首には、
シルビアのストレッチトウリボンは、ギリギリの長さなので
ごくごく短い縫い代で縫い付けています。
糸は、100均のレース糸の一本取りで十分です。
履き口側は半返し縫い、下側は、適当なかがり縫いです。
表には響かないように、縫い目が出ないように気をつけています。
うちのわんこが、
私がごしゃごしゃと作業をしている近くで番犬業務をしています
かかとが脱げないように細いゴム(パンツのゴム)を縫い付け、
足の甲の一番高いところと足の指の付け根の間あたりに
太いゴムをつけて出来上がりです。
太いゴムは、
インソールをいじったり、履き口に大きく切り込みを入れたりして、
ホールド感が弱くなってしまい、不安定です。
トウで立ったときに安定感を増すためにつけています。
靴底が足の裏に沿ってくれるようにするためでもあります。
メッシュゴムだと若干物足りないような気がします。
以上が、私なりのトウシューズの加工方法です。
まだ、トウで立ったときに、リラックス出来ない感じがあるので、
何度かレッスンで使ってみて、いじり混んでいきたいと思っています。
クラウンのサイド部分を踏んだりもんだりしてなじませることと、
インソールをもう少しぎりぎりまで取り除くことあたりかな?
ちなみに、私の場合、シューズの左右は決めていません。
決めてしまうと、靴に癖がついてしまって、結局踊りづらくなってしまします。
どうしても小指側のすり減りが早いので、(修行が足りない)
少しでも長持ちさせたいと言うのもあります。
以上が、私が行っているトウシューズの加工です。
少しでも自分のくせ、弱点を補ってもらえるように、
工夫を重ねてきました。
たくさん靴もだめにして、リボンやゴムも色んな付け方を試してみて、
今のところ、ここに落ち着いた感じがします。
なので、これが貴方にとっては正解ではありません。
一つの参考にして、自分の正解を見つけていってほしいと思います。