こんにちは。

瑠璃色の世界へようこそ Rinkoです。

 

 

今日から少し、10年前のインド旅行

のことを書かせていただきます照れ

興味のある人は読んで下さいね。

 

 

インドに行ったのは今から10年前、

私の暗黒時代の終わり頃でした。

 

 

精神的につらいことが続き、

どこか海外へ旅行に行きたい!

と思って行ったのがインドでした。

 

 

インドには、

一度行ってみたいと思っていて、

 

 

仏教の四大聖地を訪れてみたい!

ガンジス川を見てみたい!と

思っていました。

 

 

仏教の四大聖地とは、

仏陀の生涯に関わる重要な場所です。

 

 

四大聖地は、こちら↓


ルンビニー

(仏陀生誕の地。ネパールにあります。)


ブッダガヤ

(仏陀が悟りを開いた地。)


サールナート

(初転法輪の地⦅仏陀が初めて

 説法を行った地⦆。)
 

クシーナガラ

(仏陀が入滅した⦅亡くなった⦆地。)

 

 

ルンビニーはネパールなので、

ブッダガヤかサールナートへ

行ってみたいと思いましたが、

 

 

ブッダガヤへ行くツアーは少なく

(当時非常に危険と言われていました)

サールナートとガンガーが含まれている

ツアーにしました

 

 

私が行ったときは、

なぜか料金が安かったのですが・・・

 

 

 

なんで安かったかというと、

 

 

 

酷暑期 だったからでしたあせる

 

 

毎日46度くらいまで気温が上がり、

熱中症予防のため、毎日ガイドさんから

ペットボトル2本を渡されました。

 

 

建物の中は冷房ががんがんに

きいていましたが、

中と外の温度差がすごかったですガーン

 

 

ただ、日本のように湿気はなく、

毎日からっと晴れていました。

 

 

酷暑期のインドへ一緒に行く人はおらず・・・

 

 

一人で某旅行会社のツアーに参加。

 

 

旅行に行く前に、両親に泊まるホテル

の連絡先や行程表を渡そうとしたら、

 

「大丈夫、大丈夫!

 仏教の聖地を見に行くんでしょ。

 

 神仏が守って下さる。

 今回は危険な目に合わないよ。」

 

と母が言ってました。

 

 

とりあえず、紙を置いていきましたが、

見ようともしない両親・・・。

 

 

「この人たち、娘が一人でインドへ行く

 というのに…呑気だな滝汗

 

と思いつつ、旅立ちました。

 

 

行きの飛行機は4時間遅れ、

現地についたのは深夜1時頃でした。

 

 

インドでは、ツアー客の出迎えの時、

本物の出迎えの人の前に、同じ名前を

ボードに書いて立つ人がいるというので

 

(偽物の出迎えの人に連れていかれる

ということですガーン

 

 

厳重注意してましたが、

ちゃんと本物の出迎えの人に会えました。

 

 

ほっと一息。

 

 

ホテルに着いたのは午前2時頃で、

ホテル内が真っ暗な中、女性一人で宿泊。

 

 

ドアには、ぽちっと押すカギしか

ありませんでした。

 

(日本の昔のトイレにあったような

ボタンのようなカギが一つだけ…滝汗

 

 

もちろんチェーンもなし。

 

 

大丈夫かな滝汗と思いながら寝ました。

 

 

他にもいろいろ、

ぎょっとすることがありました。

 

 

ツアーに組み込まれていたお土産屋さん

で大理石のコースターを買ったのですが、

 

 

人によって値段が違い、結果、

かなり高い金額で購入してしまいました。

 

 

町の雑貨屋さんでスカーフを見ていて

「ハウマッチ?」と聞いたら、

店員さんが「$10」と答えました。

 

 

少しして、欧米人の女性が

同じように聞いたら、

「$8」と答えていました。

 

 

人によって値段が違うやんポーン

ぼったくりー笑い泣きと思ったり。

 

 

ガイドさんが

「アーユルヴェーダマッサージ

 行かない?」

というので行ってみたら、

日本円で1万円くらいしました。

 

 

ガイドブックには、相場は1,000円くらい

って書いてあるけど・・・汗汗汗とか。

 

 

他にもいろいろあったのですが、

 

 

いろいろあった中、

 

 

「これは、(見えない存在が)

 守って下さったな。」

 

と思った出来事がありました。

 

(タージマハール)

 

 

ガンジス川での沐浴を見るため、

寝台列車でヴァーラーナシー

(旧名ベナレス)へ向かいました。

 

 

一番危険を感じたのはこの寝台列車でした。

 

 

22時発の電車が遅れ、深夜2時頃やっと出発

 

 

深夜でも駅は人が多く、混雑していて

外国人はほとんどいませんでした。

 

 

列車に乗り込むと、中は真っ暗。

 

 

ガイドさん(インド人)が車両に入り

私たちの席を確認しようとしたら、

「誰かが寝てるガーン」とのこと。

 

 

ちなみに、某旅行会社のツアーに参加

と言っても、

 

 

大人数(10~30人くらい)でバスで

移動するようなものではなく

(旅行前はそんなイメージを持ってました)

 

 

旅行者2人+旅行の間ずっと付き添う

ガイドさん(インド人)、現地運転手の

4人で自家用車で移動するというものでした。

 

 

このときは、3人。

 

 

ツアーは、私と60代の日本人男性の2人で、

2人の席がダブルブッキング

(というか誰かが勝手に寝てる汗

 

 

ということで、

暗闇の中にしばらく立っていました。

 

 

ガイドさんが車掌と交渉に行き、

帰ってきました。

 

 

やっと2人分の席を確保できたとのこと。

 

 

自分の席につきましたが、周りは真っ暗。

 

 

ガイドさん曰く、

 

「目つきの悪い人がいるし、

 こっちを見てるから気を付けて。」

 

「荷物を持って列車から飛び降りる人が

 いるから、必ずチェーンで

 荷物をつないで寝て下さい。」

 

とのこと。

 

 

旅行のパンフレットや事前の旅行会社

からの説明で、このときのために

「チェーンを持ってきて下さい。」

と書いてありました。

 

 

が・・・、

 

 

おバカな私は、

 

「チェーンって・・・!?!?

 どこで買えばいいの?」

 

と鎖のチェーンを想像し、

 

「そんなん近くで売ってないよ、

 どうしよ・・・汗」と

 

 

そのままずるずる時間が過ぎ、

チェーンなしで旅行にきていました。

 

(後で考えたら、自転車用のチェーンを

 買ったら良かったのに…

 アホです、ほんと。)

 

「チェーン、持ってきてません…。」

 

と言うと、ガイドさんは、

 

 

暗闇の中で「信じられない滝汗ガーン

というジェスチャー。

 

 

「じゃ、スーツケースに巻いている

 バンドで、スーツケースと私の足を

 繋いでおきます。」

 

と言うと、

ナイフでバンドを切るジェスチャー。

 

(そんなの簡単に切れるじゃない!

 という表情)

 

 

と言われても、ないものはないので汗

スーツケースをバンドで足に括り付けて

 

 

貴重品が入ったポシェットは

首に括り付けて枕の下に置いて寝ました。

 

(アグラ城)

 

後から、「守っていただいたな」

と思ったのはこの後のことです。

 

 

私は疲れていて、すぐ眠りに落ちそう

になっていたのですが、

ガイドさんがずっと近くに立っていました。

 

「私の席は確保できなかったので、

 あなたの足元に座っていていいですか?」

 

とのこと。

 

 

60代のおじさんより

私の方が体が小さいので、

足元のスペースをちょっと借りるね

ということです。

 

 

私はすぐに眠りに落ちましたが、

 

 

ガイドさんは明るくなるまで、

 

 

ずっと私の足元でじーーーっと

座っていたそうです。

 

 

明け方、明るくなったときに、

「もう大丈夫!

 ちょっとベンチで寝てきます。」

とどこかへ行きました。

 

 

列車の中は、盗難や痴漢が多く、

特に外国人は狙われるそうです。

 

 

深夜に乗ってきて目立っていた私たち。

 

 

それに、チェーンも持っていなかったので汗

爆睡していたら、スーツケースは

なくなっていたかもしれませんし、

 

 

最悪の場合、貴重品やお金も

奪われていたかもしれません。

 

 

危険がすぐ近くにあったと思いますが、

ガイドさんがボディーガードのように

ずっと私の足元に座っていたので、

(ガイドさんには悪いのですが)

 

 

何事もなく、無事に

一夜をあかすことができました。

 

 

後で、あの時のあの出来事は・・・

守っていただいたのでは、

と思った出来事でした照れ

 

 

次回も、インドの記事です。

 

 

仏教の四大聖地のサールナートや

インドの風景をご紹介します。

 

 

それでは、今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。