映画「無名」を観てきました! | 占いworld♡エンタメ部

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ネタバレ全開ですので、ご注意ください。

映画「無名」を観てきました。当ブログはネタバレがデフォルトですが、今回ネタバレはしません。この映画はネタバレしちゃいけないと思う!ただ、映画公開終了のあかつきにはその限りではないかもしれません。


 【5月26日追記】


 

 

日頃、映画は地元の映画館で観ることがほとんどです。ですが、この「無名」は残念ながら地元映画館では上映されなかったので、私にはいささか遠方の映画館まで足を運びました。初めての映画館でしたが、とにかくとても混んでいました。いわゆる単館の古くからある映画館。席数も少なく、補助席での鑑賞となりました。グッズもたくさん販売されていましたが、基本グッズには興味がないのでスルー。でも、会場入館の時にハガキ大のカードをもらいました。

 

 

比率がおかしいのは下手くそな撮影を修正したためです。すみません。このカード、凄く素敵じゃないですか?グッズに興味がないなどとほざいておきながら、どの口が言ってんだって感じですが、とっても気に入りましたので、本の栞として大切に使用させて頂きます。

 

今回、ムビチケを利用したのですが、今日プレゼント画像が届いたのでこちらも掲載します。

 

 

さて、映画の感想です。スパイ・ノワール。スパイ暗黒映画。第二次大戦下の上海。中国共産党、国民党、日本軍がしのぎを削り、心理的攻防戦が繰り広げられます。

 

トニー・レオンと王一博のスタントなしアクションが宣伝されているように、暴力シーンが多いです。第二次大戦下の中国が舞台ですので、日本軍の残虐行為も登場します。日本人としてはやはり正直辛いです。歴史の真偽はともかく、覚悟しておくのがよいかと思います。現在の中国の歴史教育がどのようなものかは知りませんが、中国側の日本軍への認識はこれが通常路線ではないでしょうか。ただ個人的には、題材の割には抗日に関して、さほど強い表現ではない印象を持ちました。

  

この映画は時間軸がかなり交錯します。だからこそ緊迫感があって、目が離せないのですが、分かりにくいとも言えるかもしれません。映画のジャンルがジャンルなので、これを素直に面白いと言ってよいのか少し迷うところですが、面白いです!私はとても面白いと感じました。最後まで観ることで、ようやくあれやこれやの謎が紐解け、あの時の表情やしぐさにはきっとこんな意味があったのではと思えるとでもいうのでしょうか。ということで、結末を知った上でもう一度観たいと思い、明日また観に行きます。 今度は違う映画館に行くのですが、またカードもらえるのかしら(笑)

 【5月5日追記】同じカードもらえました(嬉)


主役たちのスタントなしアクションシーンですが、若い王一博とがっつりやり合っているいい年齢のトニー・レオンが実はめちゃくちゃ凄いんじゃ、と当初思ってたのです。が、彼はトム・クルーズと同い年なんですね。それも誕生日が近い。トニー・レオンが6月27日。トム・クルーズが7月3日。二人とも蟹座。還暦過ぎてるけれど、現代では還暦はまだ小僧なのかもしれない。還暦過ぎでもアクション任せろみたいな?ちなみに九星気学だと二黒土星が本命星、月命星七赤金星。晩年運強いです。離宮傾斜。芸能でスター街道ひた走ってるの頷けます。う~ん、これは別の機会に考察してみたいです。

 

話しが脱線しましたが、王一博は身体能力高くて、アクションはお得意だと思うのですよ。この映画では王一博のアクション(暴力シーン)が一番多いような気がするのですが、このことが王一博が起用された大きな要因のひとつなんじゃという気がしました。ですので、アクションは凄く見ごたえあります!どうやって撮影してるんだ?と思うくらいの痛々しいシーンもあるので、暴力シーンを観るのが辛い方にはお勧めしにくい映画です。


観る前に不安だったのが、日本人役の人の日本語です。上海が舞台なので、中国語は上海語と中国標準語(北京語)が使われているのが話題のひとつみたいですが、中国語の区別などつくはずもない私には日本語がどうかが関心の焦点でした。でも、不自然な日本語はなく、ここは問題ありませんでした。主要キャストの日本軍人渡部を演じているのは日本人の森博之さんですし、日本軍兵士のモブの日本語も、日本人が演じているのか、中国の方が訓練してのことなのかは分かりませんが、違和感はなかったです。ただ、芸者さんが登場するのですが、違和感まではいかないけれど若干微妙な感じはあったかな。

 

この映画の目玉のひとつと言えるかもしれないのが王一博が日本語を話すことではないでしょうか。外国人の日本語という感じだったですが、中国人が日本語を話す設定なので、何も問題はないです。中国人と日本人が会話するシーンでは中国人は中国語、日本人は日本語で会話が進んでいき、中国人が日本語を話すシーンがあるのは王一博だけ。でもこれも、話の流れとして必然性があり、何もおかしくはないのですが、もしかして王一博の日本ファンへのサービス意識してるんじゃ?と思った私。腐ってますか?日本への映画配給がどの段階で決まったのかは分かりませんが、日本での客寄せはトニー・レオンより王一博に軍配が上がるのではないかと。もちろんトニー・レオン目当ての方もいるとは思いますが、配られたカードが王一博だったのもそこら辺を意識してるのでは?

 

とにもかくにも、私はこの映画で王一博のファンになりました(笑) 「陳情令」藍湛の王一博は好きでしたが、彼が出演している他の作品を観ようとかいう気はさほどありませんでした。ですが、今は違います(笑) 今後王一博が年齢を重ね、どのような役者さんに成長していくかを見守りつつ、応援していきたいと、おばさんは思っております。なので、健康管理に気をつけて長生きしなくちゃ(笑) あ、でもラブコメとかはたぶん観ない。できればこの「無名」のような路線で頑張って頂きたいです。私の思い込みですけれど、彼はシリアスが合っていると思います。

 

これも思いつきですが、王一博の占い分析もやってみたいです。彼だけチャートをちらっと見てみましたが、太陽は獅子座ですけれど、月は乙女座の可能性が大きいです。月が乙女座なら乙女座ステリウム。あの整い方とか乙女座ステリウムが影響していそう。でも獅子座月の可能性も否定できない。どなたか彼の出生時間をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて頂けないでしょうか。朝とか夜とかのざっくりなのでも凄くありがたいです。いずれにせよ、彼についてはきちんと時間を確保して分析してみようと思います。

 

色々と話しが飛んですみません。かなり取っ散らかってしまいましたが、映画「無名」の感想を終わります。