【天官賜福 貮】第7話 「ただ一人のために」を観ての感想 | 占いworld♡エンタメ部

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天官賜福 第7話 「ただ一人のために」を観ました。うん、面白かった!あっという間に終わりましたよ!第二シーズンになって俄然面白くなったと感じております。

 

天官賜福の原作は謝憐の飛翔前に風信と慕情が謝憐の配下だったとの描写あたりまでしか読んでいないため、先の展開が全くわかりません。アニメ視聴時点でのただの感想ですが、よろしければおつき合い下さい。

 

尚、このブログは基本ネタバレです。まだ本編を観ていない場合は注意してね。

 

(謝憐を追う風信と慕情)

 

(この二人、お笑い担当だったんですか?)

 

仙楽国の太子時代に謝憐の配下だった風信と慕情。彼らも飛翔し、神官として南陽将軍・風信と玄真将軍・慕情となっていますね。落ちぶれた様相の謝憐をこれまでバカにする言動があったように思いますが、内心は今も謝憐を慕っているのではと感じるのですが、どうなのでしょうか。

 

第一シーズンで登場した南風と扶揺を担当する声優さんが上司である風信と慕情の声優さんと同じで、キャラの容姿や性格、二人の関係性もよく似ているところから、南風と扶揺は実はそれぞれ将軍・風信と将軍・慕情なんじゃないの?と思ったりしています。おそらく力のある(法力?)神官って風師みたいに姿を変えることが簡単にできるのじゃないでしょうか?

 

謝憐「三郎、(賽の)目の合計が二なら君に会えるの?」

三郎「もし俺に会いたかったら、どんな目が出ても俺にたどりつく」

 

うわっ、めっちゃBL!と思ったのは私だけ?この三郎いい感じです。ただ現時点では、私は天官賜福は魔道祖師ほどにはハマれていません。理由は色々ありますが、その一つにBL攻め担当の三郎にまだ感情移入できていないからです。謝憐一筋800年との設定は私の嗜好にドンピシャなので、今後の展開如何では藍湛並みに思い入れる可能性はありますが(笑) ですので、今後を楽しみに待ちたいと思います。

 

(郎千秋が謝憐に決闘を挑み、謝憐はその申し出に応じる)

 

優男の印象が強い謝憐ですが、実は剣の使い手で武闘派なんですよね。原作で謝憐が配下の風信と慕情がお気に入りの理由は二人が剣術の筋がよいからで、他は石ころに見えるとの記述が確かあったように思います。

 

(剣で勝負しない謝憐に郎千秋は憤るが、謝憐は不意討ちも戦術のひとつと郎千秋に君の負けと宣言する)

 

郎千秋「国司、変わったな。前はこんなんじゃなかった」

謝憐「ずっとこうですよ。君が知らなかっただけ」

謝憐「勝手に私を神聖な存在に祀り上げるなと。私は君の想像とは違う。最後に失望するのは結局君自身。よく考えて」

 

続いて郎千秋は謝憐に対し問い、宣言します。

 

謝憐に良くした郎千秋たちになぜあのような仕打ちをしたのか。謝憐の17歳が試練だったから、郎千秋の17歳も試練に変えたかったのか。それが狙いならそうはいかない。郎千秋の心は謝憐のように怨恨で埋め尽くさないし、自暴自棄にもならない、と。

 

郎千秋「どんな目に遭わされても絶対にあんたみたいにならない!」

 

(大笑いする謝憐)

 

謝憐「そうか、よく言った。今の言葉を覚えておきなさい。けして私のようになるな」

 

この後で郎千秋は三郎によってこけしか起き上り小法師のような小さな人形にされてしまいます。

 

国師・謝憐の行動の意図はよくわかりませんが、恨みをはらすとかの個人的感情によるものではないだろうなと思っています。謝憐に限らずですが、天官賜福ではまだ語られていない事情が多いようですので、今後もっと展開が進み、それらが明かされることでさらに面白さが深まっていくのでしょう。魔道祖師みたいに。と言うことで、来週がとても待ち遠しいです。