会計士の馬券の買い方~短距離レースを狙え~ -2ページ目

阪神競馬場ダート1200m

阪神ダート1200mは2コーナーを回った向こう正面の直線入り口をスタートし、コースを半周します。

向こう正面の直線はそこそこ長く、4コーナーから直線半ばまで緩やかな下り坂が続いた後、ゴール手前に上り坂があります。

コースの形は京都競馬場とかなり似ていますが、最後に上り坂がある分、京都競馬場よりも逃げ馬は残りにくいのですが、とはいっても前有利であることに変わりありません。

連対馬の脚質ですが、昨年12月と今年の3月2週間分のデータを集計してみました。

逃げ - 18
先行 - 12
差し -  3
追込 - 1

ほとんどが、逃げ・先行で、差し・追い込みはほぼ来ません。17レース中、4コーナーを先頭で回った馬は8頭が連対しています。

1番人気はそこそこ来ているのですが、12番人気一着や9番人気一着などもあり、比較的荒れやすいレースといえます。


阪神競馬場

遅ればせながら阪神競馬場の紹介をします。まずは、全体的な特徴から。

2006年に改修が行われ、芝コースは従来の内回りコースの3コーナーから4コーナーの外側に外回りコースが作られました。

従来は、中山競馬場のような小回りコースだったのですが、外回りコースの最後の直線は473.6mもある大きな競馬場に生まれ変わりました。

東京競馬場でも同じことがいえますが、最後の直線が長い=追い込みやすい というわけではなく、ぎりぎりまで仕掛けを遅らせるがために、前の馬が残ることもしばしばあります。

他の特徴としては、4コーナーから直線半ばにかけてゆるやかな下り坂があり、ゴール手前に150m程度、急な上り坂があります。

最後に急坂があることや広いコースであることから、先行・差し馬が有利なケースが多いです。というよりも、実力通りの結果になりやすいということかもしれません。

ダートコースは芝内回りコースの内側に作られていて、やや小回りな作りです。下り坂・上り坂ともに芝コースよりも若干緩やかになっています。

坂が緩やかなため、芝コースよりも前が残りやすい傾向にあります。

各距離別の特徴は、明日以降にします。



チューリップ賞と弥生賞

チューリップ賞のブエナビスタ、弥生賞のロジユニヴァース、ともに強いレースでしたね!

チューリップ賞は、ブエナビスタがいつもどおり後方からの競馬となりますが、追い込みの届かない馬場状態を考えて向こう正面で徐々に進出していきます。直線は逃げ馬が粘りこみをはかります、一完歩ずつ差をつめ、最後は並ぶまもなく差しきりました。

2着に逃げ粘ったのが、未勝利勝ち後の初芝の馬ということでレースレベルに?がつくのですが、追い込みづらい馬場を並ぶ間もなく一瞬で差しきった脚はさすがで、強い相手の見当たらないこの状況では、オークスまでは堅い気がします。

弥生賞は、ロジユニヴァースが逃げる展開となり、直線でも差を広げ最後は手綱を緩めるワンサイド勝ちを決めました。

ただ、タイムが2分3秒5と京成杯よりも遅く、他馬にもつけいる隙があるような気がします。本番ではセイウンワンダーの巻き返しも期待されますし、リーチザクラウン、ブレイクランアウト、フィフスペトル、ナカヤマフェスタなど対抗馬もたくさんいます。

今週以降もクラシックトライアルが行われますが、どんな馬が登場するか楽しみです。