会計士の馬券の買い方~短距離レースを狙え~ -5ページ目

思い出の馬 エアグルーヴ

昨年の天皇賞は、ウオッカとダイワスカーレットの対決にわきましたが、このエアグルーヴも牡馬との対戦で結果を残した名馬でした。


 


エアグルーヴは7月の札幌デビュー戦2着の後、折り返しの新馬戦を快勝します。


 


休養後のいちょうSが圧巻でした。当時競馬を始めてすぐぐらいの頃だったのですが、レースを見て衝撃を受けたのを今でも覚えています。


 


直線半ばで狭い内をつきますが、前を行く馬が内に進路をとったため、行き場がなくなり、騎手が立ち上がるほどの不利を受けました。普通ならそのままずるずる後退となるところですが、再び外に進路をとるとそこから力強く伸び、なんと前の馬を交わして、1着でゴールイン。相当な勝負根性の持ち主でした。


 


続く阪神牝馬Sでは、ビワハイジに半馬身遅れをとり2着となりますが、年明け初戦のチューリップ賞では逆に5馬身をつける圧勝。


 


期待された桜花賞は、残念ながら熱発のため回避となりますが、オークスは桜花賞馬ファイトガリバーを抑え見事1着。初のGⅠ制覇を飾ります。


 


夏場は休養にあて、秋初戦に秋華賞を迎えますが、不可解な10着惨敗。レース後に骨折が判明します。


 


この時点で、骨折した秋華賞を除けばパーフェクト連対というほぼ完璧な成績でした。


 


古馬になっての活躍は次回にします。


アーリントンカップ

今週から開催がかわって、中山&阪神となります。


土曜は、阪神競馬場でアーリントンカップGⅢが行われます。13頭だてで、1勝馬が6頭と小粒なメンバー構成です。


7アイアンルックが人気になりそうですが、このレースは荒れそうです。


その理由&土曜の予想はこちらのブログでどうぞ

中山芝1600m

中山芝コースの短距離は、1200m、1600m、1800m、などがあります。すべて特徴があるので、取り上げたいのですが、冬場は芝コースのレース数が少なく、データをとりずらかったので、今回は1600mに絞ります。

中山芝1600mは、1コーナーの奥をスタートし、コースをほぼ1週するような形になっています。コース図を見るとわかるのですが、スタート後すぐの2コーナーのカーブがきついため、一般的に外枠不利といわれます。2コーナーまでの距離が短いため、外の馬は内にもぐりこむことができず、外を回らざるを得ないためです。

GⅠの朝日杯フューチュリティーSがこのコースで行われ、その際にはよく枠の有利不利がよく取り上げられますが、条件戦などの時には忘れがちではないでょうか?こういった例は他にもあるので意識しておくとよいと思います。

2コーナーまでがすぐであるため、あまりペースがあがることはありません。向こう正面はたんたんと流れることも多いので、最後の急坂でとまることもありますが、基本的には前有利です。

ザレマの勝った昨年12月のターコイズSや、一昨年のゴスホークケンの勝った朝日杯フューチュリティーSなどが典型的です。

今年1月開催の連対馬の脚質は以下のとおりです。
逃げ - 10
先行 - 10
差し - 4
追込 - 2

逃げ・先行有利で、ペースや馬場次第で後ろからも届くと覚えておくといいと思います。