思い出の馬 エアグルーヴ
昨年の天皇賞は、ウオッカとダイワスカーレットの対決にわきましたが、このエアグルーヴも牡馬との対戦で結果を残した名馬でした。
エアグルーヴは7月の札幌デビュー戦2着の後、折り返しの新馬戦を快勝します。
休養後のいちょうSが圧巻でした。当時競馬を始めてすぐぐらいの頃だったのですが、レースを見て衝撃を受けたのを今でも覚えています。
直線半ばで狭い内をつきますが、前を行く馬が内に進路をとったため、行き場がなくなり、騎手が立ち上がるほどの不利を受けました。普通ならそのままずるずる後退となるところですが、再び外に進路をとるとそこから力強く伸び、なんと前の馬を交わして、1着でゴールイン。相当な勝負根性の持ち主でした。
続く阪神牝馬Sでは、ビワハイジに半馬身遅れをとり2着となりますが、年明け初戦のチューリップ賞では逆に5馬身をつける圧勝。
期待された桜花賞は、残念ながら熱発のため回避となりますが、オークスは桜花賞馬ファイトガリバーを抑え見事1着。初のGⅠ制覇を飾ります。
夏場は休養にあて、秋初戦に秋華賞を迎えますが、不可解な10着惨敗。レース後に骨折が判明します。
この時点で、骨折した秋華賞を除けばパーフェクト連対というほぼ完璧な成績でした。
古馬になっての活躍は次回にします。
アーリントンカップ
今週から開催がかわって、中山&阪神となります。
土曜は、阪神競馬場でアーリントンカップGⅢが行われます。13頭だてで、1勝馬が6頭と小粒なメンバー構成です。
7アイアンルックが人気になりそうですが、このレースは荒れそうです。
その理由&土曜の予想はこちらのブログでどうぞ
中山芝1600m
中山芝コースの短距離は、1200m、1600m、1800m、などがあります。すべて特徴があるので、取り上げたいのですが、冬場は芝コースのレース数が少なく、データをとりずらかったので、今回は1600mに絞ります。
中山芝1600mは、1コーナーの奥をスタートし、コースをほぼ1週するような形になっています。コース図を見るとわかるのですが、スタート後すぐの2コーナーのカーブがきついため、一般的に外枠不利といわれます。2コーナーまでの距離が短いため、外の馬は内にもぐりこむことができず、外を回らざるを得ないためです。
GⅠの朝日杯フューチュリティーSがこのコースで行われ、その際にはよく枠の有利不利がよく取り上げられますが、条件戦などの時には忘れがちではないでょうか?こういった例は他にもあるので意識しておくとよいと思います。
2コーナーまでがすぐであるため、あまりペースがあがることはありません。向こう正面はたんたんと流れることも多いので、最後の急坂でとまることもありますが、基本的には前有利です。
ザレマの勝った昨年12月のターコイズSや、一昨年のゴスホークケンの勝った朝日杯フューチュリティーSなどが典型的です。
今年1月開催の連対馬の脚質は以下のとおりです。
逃げ - 10
先行 - 10
差し - 4
追込 - 2
逃げ・先行有利で、ペースや馬場次第で後ろからも届くと覚えておくといいと思います。
中山芝1600mは、1コーナーの奥をスタートし、コースをほぼ1週するような形になっています。コース図を見るとわかるのですが、スタート後すぐの2コーナーのカーブがきついため、一般的に外枠不利といわれます。2コーナーまでの距離が短いため、外の馬は内にもぐりこむことができず、外を回らざるを得ないためです。
GⅠの朝日杯フューチュリティーSがこのコースで行われ、その際にはよく枠の有利不利がよく取り上げられますが、条件戦などの時には忘れがちではないでょうか?こういった例は他にもあるので意識しておくとよいと思います。
2コーナーまでがすぐであるため、あまりペースがあがることはありません。向こう正面はたんたんと流れることも多いので、最後の急坂でとまることもありますが、基本的には前有利です。
ザレマの勝った昨年12月のターコイズSや、一昨年のゴスホークケンの勝った朝日杯フューチュリティーSなどが典型的です。
今年1月開催の連対馬の脚質は以下のとおりです。
逃げ - 10
先行 - 10
差し - 4
追込 - 2
逃げ・先行有利で、ペースや馬場次第で後ろからも届くと覚えておくといいと思います。