「べらぼう」の前半の
主人公の一人、
平賀源内が見事に退場した。

今年の大河ドラマ、
俳優の熱演やあるいは
江戸時代の知られていない時期、
ということもあって
毎週とても楽しみにしている。
実はもう4年も前、
コロナ禍だというのに
四国を一人旅していた。
一泊二日だけど。
で、鉄道好きなもので
琴電に乗って東へ。
志度という駅に降り立った。

地方の私鉄に乗る、というのは
まあ、一期一会なので
旅人気分が増幅する。
しかも、志度は、
平賀源内のふるさと。

本当にガキの頃、
なんでかわからないが
NHKの平賀源内のドラマを見ていた。
先日、亡くなった山口崇が平賀源内の役、
中野良子が恋人の役。
杉田玄白は………坂本九だったような。
ほとんどストーリーは覚えていないが、
あの時のテーマソングだけは
今も口ずさむことが出来たりして。

生家には
志度の街角には
源内さんの墓碑に刻まれている、
『あゝ非常の人 非常な事を好み
非常を行い なんで非常な最後なのだ』
という玄白さんの言葉もあった。

歩くと瀬戸内海も近い。
穏やか過ぎるたたずまい。
非常の人とは真反対の海と空が広がっていた。
源内さんは
この穏やか過ぎる世界から
逃げ出したかったのかも。



