「急がない 比べない 競わない」
らんらんランニングで楽しく走ろっ♪
らんらんランニングコーチのまりこです
飛騨高山ウルトラマラソン71キロの部走ってきました。
朝3時に起床して、3:30に宿を出て。
4時過ぎに会場入り。
ふるまいのスープとパンをいただく。
朝5時。スタート整列前。
たくさんのお友達に会う。
健脚ばかりで場違いだななんてふっと思ってしまった。
71キロの部は5:20スタート。
スタート前。
なんかな、嫌な感じ。
2022年の第一関門でタイムオーバーした時に似た感じ。気分が乗らない。なんか違和感。
スタート前のお見送り。
みゃこちゃんに見送られスタート。
街中なので、信号優先。止まる。
また信号に引っかかる。
坂が始まる。
思っていた以上に上り坂が走れない。
10キロ過ぎて両太ももがピクピクしだす。
結果昨年は走れた坂が走れず歩くことに。
時計を見たらまだ完走できるスピード。前に進むことだけ考える。
坂が終わって、第一関門に向かうところでも信号で止まる。
信号待ちで休めるけれど、時計は容赦なく進む。
前半でこんなに止まったことは初めてで戸惑う。
今日はダメな日か?と頭をよぎる。
相変わらず上り坂が走れないけれど、なんとか第一関門に到着。関門17分前。セーフ。
日畑そばは売り切れてたけれど、よもぎうどんはまだあった。
元気な子供たちのパワーとともにうどんをいただく。
なんとか再スタートしたけれど、やっぱり坂が走れない。この調子だと裏ボス(50キロ地点)の坂が全く登れない。諦めたり、いや奇跡が起きるかもでなんとかなんとか前に進む。
ヤギに癒される。
35キロ過ぎ、らんらんエイド。
いつもならすーっといくところだったけれど、この時点で左足のかかとが着地すると痛くて苦痛。
30キロ地点で予定より20分遅れだったので、頑張らないと第三関門が通過できない時間帯に。
で、ゆっくりしてしまいました。
コース最高地点。
周りに誰もいない。ずいぶん後ろだということ。
フルマラソンの距離まで来た。
かかとから足裏全体に痛みが変化する。
走っても歩いても痛い。下り坂はかろうじて走れるのでなんとか走る。
50キロ地点。
予定より50分遅れ。7キロ先の第三関門はタイムオーバーで前に進めないこと決定。
あとはどこまで進めるか。1キロでも前に進みたい。
裏ボスのところで、ランラフさんエイドでバナナを1本いただく。お腹が空いていたの。胃腸は元気なのに筋肉たちが言うことを聞かない。悔しい。
目の前にワゴンが止まる。
もしかしたらここで終わり?とビクビクしながら通り過ぎる。
声をかけられなかった。ほっとした。
53.4キロ、第10給水所。
拍手で迎えられるが撤収が始まっていた。
とりあえず前に進もうとバームクーヘンを食べて行こうとしたら
マイクロバスに呼び止められた。
タイムオーバー。
私の高山はここで終了しました。
一緒に給水所に入った男性は間一髪で再スタートしていきました。私も一緒に行けばよかったなと思う反面。回収されて安心したのも本音。
バスに座っても足裏がジンジン痛い。限界だったんだなって。
バスで第三関門に到着し、乗り換えてゴールに移動。荷物をもらって更衣室で着替えていると、首からメダルかけた方達が続々とくる。
体が限界だったから仕方がないのだけど、やっぱり悔しいよね。羨ましかった。でもこれが今の私の実力。もうちょっと頑張ればのレベルではないから涙も出ない。会場にいるのもしんどいなと思って、応援してくれた仲間に挨拶をしてお先に失礼しました。
今回は、練習不足と体調管理の甘さ。
昨年上れた坂が走れないは致命的。練習でも坂が走れてなかったので不安だったのですが、的中してしまいました。
坂が上れなかったのは、すぐ疲れてしまい、まいいか歩こうってなっていたこと。メンタルが落ちてるということは体調がいまいちだった。
4月5月はなんとなく不調だったのに、睡眠がしっかり取れてなかった。6月に入ってなんとか睡眠を確保しようと試みたけど、間に合わなかった。
フルまでだったらなんとかごまかせるけれど、ウルトラは無理でした。
そして筋力不足と持久力不足が露呈した大会になってしまいました。
それでもよかった点はあります。
こういう時は食べられなくなるのが今までだったけれど、今年もしっかり食べられました。なんなら途中でお腹が鳴るくらい。事前に対応したことが結果につながりました。
また、姿勢の良さは褒められました。脚は痛いけれど体幹はぶれずに綺麗に走ったり歩いたりしていたみたいです。ピラティスのおかげですね。
いつもなら次の日に記事を書くのですが、1日遅れになってしまったのは、自分の中でやっぱり悔しくて向き合えなかったんだなと思います。昨年の自分に負けたことが悔しかったんだなと今ふと気がつきました。
ちょっと心が落ち着いたので今書いています。
新しいコースになって71キロは2連敗。
100キロの挑戦を合わせれば3連敗。
もうやめようかという思いと、リベンジしたい気持ちと半々です。
いや、多分リベンジします。
ただいつしようか。来年か、その次か。
もうちょっと考えようと思います。
お読みいただきありがとうございました。