「急がない 比べない 競わない」
らんらんランニングで楽しく走ろっ♪
らんらんランニングコーチのまりこです
今回は真面目に振り返り。
制限時間11時間のところ、11時間31分かかりました。
前半45キロの第2関門に40分の貯金があったことに驚いたくらい、いつもより走れていた感覚があったので、この時はゴールできるかなと思っていたのですが、この後がガタガタでした。
で、何がダメだったというと
太ももの筋力不足。
思っていた以上に脚を使っていたみたい。
で、コースを見比べてみる。
過去3回高山71キロを走っていますが、その時のコースは、飛騨高山スキー場を上るコース。
こちら。
コース最高地点は1345m
山としては3つ。
今年のコース
コース最高地点は1010m
2019年と比べて高さは低くなったものの、アップダウンが5つ。
2019年は最高地点までなんとか上がれば、7キロくらいずっと下りで、上りで歩いた分を挽回できたんですよね。
また、裏ボス(丹生川トンネル前50キロ地点の坂)までがアップダウンが2回なので、脚は疲れているもののその後走る余力がありました。
今年は裏ボスまでに4回のアップダウン。上りで太もも前、下りでもも裏を徐々にやられていき、裏ボス前で完全に脚を使い切ってしまったんですね。それでも、この先に第3関門がありましたから、果敢に坂を攻めるわけですが、思っている以上に走れなかったです。
結果60キロ以降に走る余力が全くなくなりました。
5つの坂を耐えられる脚がないと、第3関門後の残りほぼ平坦の14キロが走れない。
ここが今回の大きな反省点です。
【その他の反省点】
・上り坂を走ると心拍爆上がり。今の心肺機能ではもうしんどい。うまく息が吸えなくて苦しかった。心肺機能向上も必須
・積極的にトイレ休憩をした。脚を休めるつもりとお腹が心配なのもあって、20キロ、40キロ、50キロで行ってみた。各10分くらいのロスになりました。50キロのトイレ休憩はいらなかったかも。
【よかった点】
・美味しく食べられた!
今までは暑さや内臓がやられて食べられなくなるのですが、今回ほんとによく食べました。
バームクーヘンは練習中に食べたので、脳が「これは食べられる」と認識していたのか美味しくいただけました。材料はよく似ているカステラやパウンドケーキもいけるはずなんだけど、食べたことがないものには手が出なかったから、食べる練習も必要ですね。
あと、シリアルバーを持参したのですが、それも全部食べたんです。食べられるおやつがない時にシリアルバーを一口かじり、を繰り返して。
元々胃腸が弱いので、普段からエビオス錠(胃腸・栄養補給薬)を飲んでいるのですが、これを飲んでいると胃腸が元気なんです。これで胃腸を整えていたのが功を奏したのではと思っています。
・走れないけれど、なるだけ50歩100歩を意識した。今までで一番山を走ろうとしました。実際走っていたと思います。
・ゴールを諦めなかった。
いや、時々諦めかけたし、制限時間内にゴールできないと分かった時点でやめようかと思ったけれど、歩いてもゴールは踏めるから諦めずに歩こうと心を切り替えられたのは良かったと思う。
最後まで歩かせてくださった大会の関係者に感謝です。
第3関門が間に合うか?の瀬戸際に最速スピードで走れたのも、やめたかったけれど、この関門を超えれば、歩いてでもゴールできるという諦めない気持ちがあったからだと思っています。
今回やれる範囲で練習していたことがちゃんとできたという満足感がとてもあって。
それでも間に合わなかったのは、71キロを完走するための体にはまだ足りなかっただけ。
練習時間が少なかったけれど、ここまでなんとかなったことがただ嬉しい。
あと少し体力筋力の底上げをすれば、71キロを時間内に完走できるであろうというものが明確になりました。
この先も走る方に時間が使えるかというと、なかなか難しいと思う。
年も取るから、筋力は勝手に落ちていく。
その中で、怪我なく楽しく走るために、体力筋力の底上げをするためにできることを考えてコツコツ頑張ろうと思います。
そして、
来年71を完走して、高山卒業するぜ!
【Special thanks】
たくさんのお友達と走り、お友達の応援があったからこそゴールまで辿り着けました。
ヒゲマラソン部の方
一緒に高山入りしたお友達と一緒に練習したお友達
らんらんランニングのお友達
らんらん東郷の方とお友達
らんらんの応援隊
メダルはなかったけれど、みんなに支えられて迎えられて笑顔でゴールできました。幸せものだ
そして高山まで迎えにきてくれた旦那様。
時間がかかったけれど待っていてくれました。
出直して来年こそは時間内にゴールします。
これで高山ウルトラの記事は終わり!
お付き合いありがとうございました