「急がない 比べない 競わない」

らんらんランニングで楽しく走ろっ♪

らんらんランニングコーチのまりこですチュー



高山ウルトラマラソン当日です

1日曇りの予報。最高気温も22度くらい?

走るには最適だと思う。


71キロのスタート前。


5:20スタート。


2年前の時より走れてる気がする。

古い街並みを抜けて、少しずつ上っていく坂道も走れてる気がする。


10.5キロエイド

グミとブルーベリーをいただく。


500mlのペットボトルを水筒代わりに持ってきました。10キロごとに新しいドリンクを作ります。

中身は経口補水液、アミノ酸ドリンク、クエン酸ドリンクを順番に。

10キロで500ml補給することを意識しました。


この辺から美女高原に向かって上り坂。

50歩歩いたら100歩歩く、50歩100歩作戦を敢行。

うん、守れて走れてる。


16.7キロエイド 

バナナをいただく。


20.3キロエイド 

アメリカンチェリーをいただく。


26.6キロ 第1関門 無事に間に合う。 

待ってました、よもぎうどんちゅー


日畑そばもいただくデレデレ


バナナもぶとうもいただく。


お腹いっぱいちゅー

仕切り直して次の関門まで頑張る。


30.7キロエイド 

オレンジをいただく。


バームクーヘンも食べちゃうデレデレ

普段大会で走っていると、こういうおやつが全く受け付けなくなるので、今回練習から食べるようにしていました。

なので、バームクーヘンは食べられました。

そのほかのお菓子は手が出なかったです。

よく似たカステラですら手が出なかったです。

練習しておくって大切ですね。


らんらんランニングエイド

きゅうりの漬物とぶどうをガブガブ食べる。


ここまでひたすら上ってきたけれど、もう少し上りが続く。

50歩100歩作戦をなるだけ遂行。

でももう脚が限界に近づいているのか、少しずつ太ももやもも裏が固まり出してきた。

ストレッチしながら、100歩100歩になりながら、それでも少しでも走って坂を上る。


コース最高地点1010m

上り坂辛かった笑い泣き

ここからは少し下ります。

フルの距離をもうすぐ超えるころで、私の脚が少しずつ悲鳴をあげ始めました。至る所がガッチガチ。

下りでぶっ飛ばしてもも裏がやられない様に、時々歩いて調整しながら下っていく。


45.5キロ 第2関門 関門40分前に到着。

あら?こんなに余裕があるの?

あら?今回余裕?

バナナとチェリーをいただく。


これから最後の上り。

もう脚が棒の様になってしまってうまく動かないけれど、1歩でもいいから走って上ることを意識。

4回高山走ってますが、今までの中で1番走って上りました。


ってやってたらガサガサって音がするわけ。


カモシカポーンポーンポーン


めっちゃ珍しいもの見れたー

けど裏ボスの坂はまだ終わらない。

もう走れなくてどんどんスピードが落ちる。


55キロ丹生川トンネル

ここを8時間以内に通過できれば完走間違いなしと言われている。

すでに8時間30分経過。

完走できないかもしれない。

でも可能性はあるから、50歩100歩で前に進む。


第三関門の手前で、大会のおじさまに

「あと2キロくらいで関門。残り15分くらい」

と言われる。

第2関門の40分の貯金が全くなくなっていて、第3関門を通過できないかもしれないところまでスピードが落ちてたみたい。

今年はここまでだったかーとほぼ諦めながら、飛騨牛が食べたいから頑張ろーと思って50歩100歩。


第3関門前にらんらんランニングの皆様が。

みんなに関門ギリギリだよ!走って!と促される。

もう無理ーって泣き言をいいながら地下道を進む。

地下道を出たら、反対側の道路から

「走れー!!」

の叫ぶ声。

ここまで言われたら走るしかない。

声が聞こえなくなるまで猛ダッシュ!!

(今回の最速4:54/キロで走ってました)


第3関門 1分前に滑り込む。

間に合った安堵よりも、まだ大会は続く、ゴールまではいかなければならない、あと14キロ自分の足で移動しなければならない辛さに本気で泣く。


泣いていたら、お姉様が愛情込めてバナナの皮をむいてくれた。


トマトそうめんも食べて


みたらし団子も食べて


とりあえずお腹を満たせばやる気が出るかなと思ったけれど

やっぱり辛いが大きすぎる

第3関門を出てからもずっと泣きながら走る。


ご夫婦の奥様に

「残りキロ8分で走れば間に合うから」

と声をかけられたけれど、正直もうその速さで走れなくなっていた。


第3関門を通過した後、迎えにきてくれていた旦那様にゴールに間に合わないかもしれないと泣きのLINE入れたら


諦めたらそこで試合終了ですよ。

とどこぞやの名言が返信されて


鬼だ節分

と思って泣く。


60キロくらいで脚が売り切れる。

走ろうと思っても太ももが上がらない。

ウォーキング大会確定


ウォーキングしていたら

最後尾車

とある車が横にびたーっと止まる。

すると後ろから数名に抜かされて


あら?私最終ランナーニヤニヤ?


最後尾車は、私が前に進むとすうっーと横に来て止まってを繰り返す。


はい、最終ランナー確定デレデレ

申し訳ないから、時々走ってみるけれど、50歩走るともう無理で歩く。

を繰り返しながら前に進む。


61.7キロエイド

キンキンに冷やしてくださっていたミニトマトをいただく。


途中、最後尾車が71キロの看板を撤去しながら私をストーキングする。

なんだか楽しくなってきたニヤニヤ


65.8キロエイド

ここは71キロ専用のエイドなので、私のために待っていてくださって、拍手で迎えてくださった。

正直ウォーキング大会をしているので、何も食べなくてもいい状態だったのだけど、申し訳ないから、お酢ドリンクのパウチをお土産にいただいて前に進む。


残り6キロほど。

もう完全に脚が売り切れて、全くもって走れない。

ただ体も内臓も元気だから元気よく歩く。

歩きながら、ゴールは安堵と間に合わなかった悔しさで泣くのかなーなんて考えてみたり。


100キロのランナーと合流する地点なので、歩いてるランナーさんに声をかけながら前に進む。


ウルトラマラソンは歩道を走るから、信号は守るし、踏切も止まる。

電車が通るの初めてみたちゅー

100キロのランナーさんたちもここで足止め。


残り4キロ。制限時間20分前。

5分/キロは無理。わははははーニヤニヤ


残り2キロ。制限時間5分前。

2.5分/キロで走ったら間に合いますねーなんで声かけられて。それで走れたらオリンピック出られますね!って大笑いニヒヒ


残り1キロ 

飛騨高山ビックアリーナ

の看板が見えた。


ああ、やっと戻ってきた。とちろっと涙が出る。


最後の上り。

あきちゃんが迎えにきてくれた。

めっちゃ嬉しくなったちゅー


ゴール前。

めっちゃ笑顔デレデレ


無事に71キロ、自分の足で帰ってこれました。


制限時間から31分もオーバーして、最終ランナーになってしまったけれど、笑ってゴールできたことに、自分でも驚く。


今回、今やれる準備をしてきて。

上り坂を走ることを諦めずに自分なりに攻めて。

関門に間に合わないと猛ダッシュをして。

カモシカを見て。

踏切に引っかかり。

最終ランナーにもなり。

なんだかやり切った気持ちが大きくなって、もうウルトラ引退します。って旦那様にいったの。


そしたら

このまま終わらせるつもりか?

許さん節分

と言われてしまったので、来年も参戦決定チーンチーン


とりあえず体を休めます。


お読みいただきありがとうございましたデレデレ

次回は真面目に振り返ります。