小学校1年生の時の遠足は、九十九谷まで歩いて登ったんだっけ…。
廃校となった秋元小学校の1年生の遠足は今思えばかなりハードだったなあ…。なんてことを思いつつ、激坂を早歩きで登っていく。道の端には延々とテープでバミりがしてあり、こんなことまでやってある運営の気遣いにすこし感動する。普通はここまでやれるもんじゃない…。更には見通しの悪いカーブにも警備員を配置する徹底ぶり。君津ウルトラマラソンは至れり尽くせりのおもてなしだ。
やがて、前方に歩いている参加者を発見。走れなくても早歩きで結構な人数の選手をパスしていく…。
ウルトラは走れなくて歩ければなんとかなる。経験値だけで実力はないが、九十九谷に着く前までに10人近くは抜いただろうか。
絶景を眺めながら、エイドのある神野寺へ向う。神野寺といえば虎が逃げたことでも有名なお寺だ。その時小学生だったデビルマンは、夏休み中は逃げた虎のせいでほとんど外にでて遊ぶことが出来ずに、このまま捕まらなければ2学期も学校行かなくて良いんじゃね?と思った矢先に射殺されて、結局夏休みだけがつぶれたという苦い経験をしているのだ…。
途中のフリマカフェではハービー兄貴が応援してくれている。エイドの帰りに寄ることにしよう…。
こうしてなんとか少しの余裕を持って関門突破を果たしたデビルマン、ここから先は下り基調のコースに一息つく暇もなく襲い来るデーモンたちに攻撃に耐えなくてはいけないのでありました。
<続く>