ランニング・デビルマン -185ページ目

ランニング・デビルマン

走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

「雁坂は奥武蔵のコース二回分だ。10時間切り出来れば残り14時間でもう一回行って帰ってくれば完走できる。だから10時間切りは最低条件だ!」

ガッチャの経験からの言葉は重要だ。
既に下り坂も走れないような情けない状態であったが、鎌北湖への激下りを何とか走り切り、最後のエイドにお礼を言って別れを告げる。

ああ、これで夏のお祭りも終わってしまう…。

苦しい筈なのに、何故か終わりが近づくと寂しくなってしまうのはこの大会の面白いところだ。今年も数々のドラマを生み出した奥武蔵のコースもゴールへ向けてのウィニングランゾーンへ突入した。

少し先行してゴールを盛り上げているGが見える…。

zoffy兄さんは並走してくれている。

ありがとう。感謝の言葉以外に何も見つからない…。


二人に対してもそうだが、大会の主催者、エイドのボランティア、給水タンクローリーから声援を送ってくれた人、応援にきてくれた人、そして一緒に走った戦士達…。
今年もまた、皆を見守ってくれた織姫に感謝をしながら、デビルは大会の平和を守り切った事を誇らしげにアピールしつつ、ゴールテープを切った…。


ランニング・デビルマン-ipodfile.jpg
photo by コウタロースポーツ

こうして、熱い奥武蔵の大会の平和は三人の手によって守られた。来年もまたきっとここに来て織姫に祈りを捧げるのだろう。

世界で いちばん 熱く光る夏
世界で いちばん あいしてる…


《終わり》



special thanks!
ランニング・デビルマン-ipodfile.jpg


にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・マラソンへ


にほんブログ村
「なあ、やっぱ真ん中の子が若くてダイナマイトだったな!」

「でも、我らにとってのNo.1はどららちゃんにしておこうよ。それが大人ってもんだよ。」


流石はGだ。デビルのようにうぶで真面目な男にはこのような計算は出来ない。というか、疲れてくると本能だけになってくるものだ。

走力は劣っているが、闘争本能だけは衰えてはいない。


「気持ちは切らすな!」

Gからの叱咤激励が飛ぶ。
わかってるぜ~。今までだって

気合

だけでウルトラを走り切ってきたデビルだ。どれだけ苦しくなったって脚だけは動かし続ける。デビルアイの奥で光り続ける瞳は静かに燃え続けていた事は誰も知らない…。

やがて、後方に退いていたzoffy兄さんが追いついてきた。流石は恋熊界の長兄だ。熱中症に苦しんでいたようだが折り返しから復活してきたとのこと。このままぶっちぎって先に行っても良いものを、デビルの10時間切りに付き合ってくれる。

エイドで仕入れた氷水を時折デビルの頭からかけてくれながら、先を行くガッチャを追う。

サブ9ランナー二人にサポートについてもらえるなんて、なんて贅沢なことか。この時ほど二人に申し訳なく、かつ頼もしく思ったことはない。


デビルは最後の力を振り絞り、ユガテASのあとの激坂をユックリとだが登って行く。もう歩かない。そう心に誓うと最後の難所を乗り切っていった…。


「あとは下りだけだ!」


10時間切りが見えてきた瞬間だった。


《続く》


にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・マラソンへ


にほんブログ村

「ナイス、ファイト!」

関門アウトな戦士達がそれでも登って行く…。
その中には悪代官『タフマン』さんや、TBRCのウルトラマンもいた。暑さにやられてしまったのだろうか、走力はデビルよりも上の人でもオクムのデーモンにやられてしまったのか…。

「G、あれは幻か…。」

森の中から駆け抜けてくる青いドレスの女性…。森のくまさんならぬ森の花嫁さんだ…。

$ランニング・デビルマン-ipodfile.jpg

白い人とすれ違いざまに手を取り合う…。オクムの新たな伝説となるだろう…。

下り基調の復路を行くD&G。まだきつくなっては来たが気持ちだけは切らしてはならぬ。こんな俺のために白い人はついてくれるのだから…。

「ねね、あのエイドで氷をあててもらおうよ!」

ええ、三人のビキニガルの中でも一番の若くてビッチビッチなナイスガルに氷を当ててもらいたくてデビルはエイドに寄るものの、ガッチャは10時間切りの為にのんびりはさせてくれない。

「これは何のキャラクターなんですか?」

デビルも知らない若いお姉ちゃんに氷を当ててもらえるなんて、極楽極楽じゃあ…。


ま、そのあとはすぐに鬼のガッチャによる地獄が待っているのだが…。


闘いは終盤。標高も下がってきて暑さがぶり返してきた。


《続く》



にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・マラソンへ


にほんブログ村
「刈場坂ASまで頑張ろう!」

キツイ登り坂は刈場坂までだ。あそこを超えれば折り返し地点まではたいした坂はない。経験値だけはあがっているデビルにも、あそこまで辿り着くことがまずは大事だということが判る。

そして、刈場坂まで辿り着くといつもスポーツエイドの大会ではお世話になっているあさがおのメンバーなのかな?よく見る人達がたくさんいた。ここは見晴らしもいいし、広い場所なのでなんとなく落ち着いて休める場所なんだよね。

いっぷくして、再び走り出す。

今度は折り返しの県民の森駐車場を目指す。今年から変更になった折り返しポイントだが、あの僅かな標高差が短縮されただけでも気分的に楽に思えるから不思議だ。次なるターゲットはかき氷。デビルは勿論色的にもブルーハワイだ。


「か、カオナシ…。」

あの、年の瀬で大好評だったカオナシが駐車場の手前に立っているじゃありませんか!

$ランニング・デビルマン-ipodfile.jpg

暑いのにご苦労様である。

県民の森駐車場では任期二年目をむかえるどららさんが見事なビキニスタイルでジョウロで水かけをしてくれている。ここでも真面目でうぶなデビルは直立不動で順番待ち。今年はパレオスタイルではなく本当にビキニだった事をここにご報告する。

かき氷もしっかり食べてデビルご満悦…。


さあ、いざいかん復路の道へ!


さっきまでの「ナイスラン!」の掛け声は「ナイスファイト!」に変更。自分よりも後方を走るランナーには少し叱咤激励気味に声をかけるのだ。それがデビルの掟なのだ。



再び刈場坂ASへ。

ここではM&Mとすれ違う。関門ギリギリでの通過なので心配していたがキロ三分で走れと檄を飛ばしてみる。
更に、関門閉鎖に間に合うかどうかの瀬戸際でダッシュする人、諦めてしまう人の悲喜こもごもを見させてもらった…。
関門ギリギリまで闘い続けるということは、その人にとっては己の限界まで挑戦しているということだ。この厳しいコースで己を追い込んで間に合わなかった人達の無念を思えば、まだ走れるデビルのなんと幸せなことか!

全てを出し切る。デビルはガッチャの言う10時間切りを目指して進んでいった…


《続く》


にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・マラソンへ


にほんブログ村
「ナイスラン!!」

すれ違うランナー達全てに声をかけていくD&G。これが出来るのは完全往復コースで道幅の狭いオクムならでは。
速いランナーに声援を送ると、声を返してくれる人が多くてこちらも嬉しくなる。

力を与えるどころか力を貰えるから不思議だ…。


やがて、オクム名物の水かけビキニガルポイントへ。

ガッチャはお得意の

「君に会うためにここまで来たよ。」


と、ナンパエロ貴公子の名に恥じぬ言動でかけ水をしてもらっている。真面目でうぶなデビルはそんなガッチャの次にかけ水をしてもらおうと直立不動で並んで待つ。

ガッチャが終わると順番が来たデビルは緊張の面持ちで前に出る。

「よろしくお願いします。」
「あら、ここでいいのかしら?」
「ええ、ここにお願いします。自分不器用なもんで…」


後頭部に冷たい水をかけてもらうと生き返る。この時だけは曇っていたデビルアイが何故かクリアになっていたのは不思議だ。

山の中でビキニが鑑賞できる、これぞオクムの醍醐味だ。しかもこのビキニポイントはまだ二つある。まあ、折り返しの所は身内みたいなもんだが…。

再び走り出すとすれ違うランナー達に声をかけながら登って行く。登りのパワーウォークはまだ健在だ。これはもしかすると調子は悪くないのかもしれない。一昨年の記録を超えられるかもしれない。秘かに目標を上方修正した瞬間であった。

《続く》


にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・マラソンへ


にほんブログ村