ランニング・デビルマン -160ページ目

ランニング・デビルマン

走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

こ、ここは…

EKIDENカーニバルや荒川フルマラソンで何度か訪れたことのある、浮間舟渡駅からその周辺地帯だ。

(荒川が近い…。)

ここでデビルは二人から提案を受ける。


「この先のなか卯で15分休憩するか、15分休憩しないで余裕を持って先に進むか?どうする?」


なか卯休憩をあと1回残しているのにみすみす通過できるはずもない。食い意地だけははっているデビルマン、もったいない精神に溢れているのだ。


「なか卯で飯食って、最後のロキソニン投入する。」


こうして、親子丼を物凄いスピードで平らげる御一行様。二人に比べてかっこむスピードが遅かったのは決して胃腸が弱かったからではない。デビルマウスがおちょぼ口で食べずらかっただけなんだ…。

同じなか卯で飯を食っていた大江戸コースのランナーさんはこの時点で時間内完走は無理と、リタイヤ申告していたが、デビルには既にそんな考えは微塵もない。意地でも時間内完走すること以外頭の中には無いのだ…。


店を出て、ここでニャンディーズ御一行に抜き去られる。

「ああ、世代交代の波やな…。」

スーパーヒーロー達もやがて番組改変で代替わりしていくのだ。はなから走力の低いデビルでは太刀打ちできるはずもない。


遂に土手の階段を上がり、野球少年がトレーニングで走っている階段をヨタヨタと降りると河川敷コースへ出た!
思ったよりも風は無く、延々と続く単調な河川敷を進む。

すると前方から年の瀬所沢の仮装大賞受賞者である

KCさん

が自転車に乗って登場!たまたま板橋の下見に来ていたらしいのだが、ここから暫く伴走してもらう。
単調な場所だけに気が紛れて良かった。青鬼もいずれウルトラの世界に参戦する日も近いらしい…。


やがて、最後のエイドに辿り着く。


羽根倉エイド(189.3キロ)
到着時間:16時03分

残りの距離は約14キロ。あと少し…。


《続く》



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浅草寺では正装ランナーは迂回するように。

大会事務局からのお達しである。

正装で境内に入ると警備員が飛んでくるということを事前の試走でニャンディーズが身を持って示してくれたお陰で、俺たちも無事にここを通過できる。


「ガッチャごんがヘルメットを取った状態なら大丈夫なのか?」
「仮面ライダーが、これはパジャマだと言い張ったら大丈夫なのか?」
「デビルマンがウィングを外したなら大丈夫なのか?」


どの程度までならOKなのか試してみたかった所ではあるが、そんな余裕はデビルには最早ない…。ガッチャには余裕シャクシャクであろうが…。
T師匠と一旦別れ、五重塔を写メに収めてから再び合流地点に着くものの、既にそこには師匠の姿は無く、先に行ってしまった模様。

(まずい…。ここで置いていかれたら完走がまじ危うい…)

とにかく必死で見えないT師匠を追いかける。

それと同時に、時間内完走ペースで集団を引き連れて来るzoffy兄さんの動向も気になる。
恐らく追いつかれたら自分より早いペースで移動しているということなので、ブチ抜かれて先に行かれてしまうだろう。そうなれば時間内完走は絶望的だ。

なによりそんなことにでもなろうものならここまで付き合ってくれたガッチャに申し訳がなさ過ぎる…。

この時ほど


必死なデビル


は過去には無かったのではないだろうか?浅草で人混みに紛れながらもとにかく進み続ける。お腹がゴロゴロしても進み続けるのだ…。


とはいえ、やはりトイレ休憩は必要な訳で、途中の公衆トイレに寄っていると、先に行ったと思っていたT師匠に追いつかれた…。


「追いつけねーから、結構いいペースで進んだんじゃねーか。」


再び、三人の御一行様で進んで行く。この区間は本当に長い距離だ。眠くなったら甘いものを取れというガッチャの言いつけを守り、コンビニで大福まで奢ってもらいながらどれだけ進んだのだろうか?時間の感覚が狂った状態で気が付くと見覚えのある場所まで進んでいた…。


《続く》



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「ここが東京、二重橋、記念の写真を取りましょね~…。」

なぜかお千代さんの東京だよおっかさんが頭の中でリフレインしていたのは内緒です…。
朝の清しい清しい皇居をヘロヘロになって通過していくと、お次は新しくなった東京駅を見ながら進む。日本橋も見学出来て、東京観光を満喫。


実はこの大会、ゼッケンに参加者の住んでいる市町村名が書いてあって、話題にして欲しいという主催者の意図があったのですが…。
途中一緒になったランナーさんのゼッケンを見ると、デビルの生まれ故郷が書いてあるではありませんか!

「あれ、◯◯市から参加してるんですか?」
「ええ、何人か参加してますよ。大江戸コースの人もいます。」

こういうのってちょっと嬉しかったりするのよね。主催者に感謝です。


やがて、両国国技館を横目に通過。本所エイドまでたどり着く頃にはデビルの脚はほぼ限界に…。白い人に憑いて行くことが出来なくなってくる…。

(本当にすまない…。俺なんかの為に…。)


本所エイド(154.6キロ)
到着時間:8時40分


温かいスープを頂く。
泡の出る飲み物もあったが、この後ロキソニンすら効かなくなったら洒落にならん。ここは飲みたいのをぐっとこらえて我慢汁だしまくり。疲弊しきった感のあるデビルがうなだれていると、ここで遂にキングオブヘンタ…の

T師匠

が追いついてきた!

「おら、デビル。俺はどらちゃんみたいに優しくないぞ。憑いて来れないなら置いてくからな。」

超一流の激である。
甘えた心に喝を入れてもらい、3人で出発!デビルは必死で憑いていくだけだ。痛いだの疲れただの言ってる暇は無い。とにかく歩いてでも進むのみ。

気が付けばソラマチとスカイツリーが目の前に出現していた…。

こうして愉快なご一行様は最後の写真チェックポイントの浅草寺目掛けて進んで行くのでありました。

《続く》


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ギロッポンをすぎ、次なるチェックポイント東京タワーの麓にいる南極探検隊タロージローの元へ。

この辺りからサンダルならではの足へのダメージが顕在化してくる。
足裏のフォアフット着地の辺りが広範囲に水膨れになっているようだ…。

足首へのダメージも相当なもの。

それでも前に進む以外デビルに出来ることはない。幸いにも白い人が手招きしてくれている。本当にありがたい事だ。どれだけ疲れていても、追いかける事だけに集中出来るのは本当に助かる。


やがて、大都会に夜明けが訪れる。


大江戸もようやく眠りについたようにほんの一瞬だけ静かな時があるのだなと思った。
皇居に着く前に私設エイドで温かい飲み物を貰い(白熊エイド?)TBRCなんだよねデビルマンさんはとお声がけを頂く。


こうして、遂に皇居にその姿を現したD&G。

「なんでわざわざ皇居一周しなくちゃいけないのか意味わかんね~。こあしすで折り返したらちょうど200キロになるんじゃね?」
「まあまあ。東京の名所を回ってもらおうっていう代表の配慮なんだから」

などと悪態をつきまくりのデビルマン。何とか次なるチェックポイントまで到達した…。


こあしすエイド(143.7キロ)
到着時間:6時23分


こあしすの中に入り、休憩できるのは本当にありがたい。温かいソーメンを貰いほんのひと時の休息をいれていると、デビルマン所属チームのTBRCが誇るウルトラマンと合流。彼は大江戸に参加しているウルトラ界の香取慎吾という異名を持つ男。雁坂以来の再会を果たすと、デビルは一足先に皇居へと旅立つ。


「よく考えたらデビル初皇居だ。」

まさか143キロ走って初皇居に辿り着くとは…。
それにしても早朝にも関わらず皇居を走るランナーって結構いるのね。何人の方から抜き去り際にお声がけを頂く。
デビルが大好きな美ジョガーもいて、デビルご満悦…。

「どこまで行くの?」

皇居のポリスステーションからお声がけをいただく。決して職質ではない。朝の爽やかなご挨拶だ。

「川越までです」

爽やかに応えるD&G。気が付けば雁坂よりも長い前デビル未踏の距離に到達していたのであった…。


《続く》



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「何か欲しいものはある?」
D&G「愛が欲しい…」

川越街道から山手通りめがけて進む二人にかかってきた電話の主は、セレブなお姉さんmaika姉さんからだ!
こんな時間帯に応援してくれるなんて、愛を勝手に感じる訳であるが、ここから再びデビルは暗黒面へ突入…。

山手通りの歩道は広くてとっても走りやすいはずなのに、全く走れなくなっていたのだ…。
気が付くと

立ち寝

していたような気がする。それでも何とか白い人に助けられながらエイドを目指す。この区間はやたらと長かった…。


成願寺エイド(127.7キロ)
到着時間:3時1分


建物の中で暖かいものでも飲んで休みたかったが、ここは時間が無いとの判断で休むことなくすぐさまコース復帰。暫く行くとmaika姉さんが待っていてくれた…。

都庁経由で六本木へ抜ける道案内をしてもらい、差し入れと貼るカイロまでいただいてデビルご満悦…。辛い時間帯だけに、この時の応援は心底嬉しかった。東京みたいな大都会に人情を感じたデビルなのであった。

$ランニング・デビルマン-image
photo by maika姉さん


都庁チェックポイントで写真を撮り、maika姉さんに別れを告げると次なるチェックポイント六本木を目指す。
表参道もこの時間では流石にひと気も少ない…。


「あと何時間後かにはここも表参道ウィメンズで、お洒落なランナーが走るんだろうな…。」
「まさかその前にこんな大会でこんなランナーが走っていたとは夢にも思うまい…。」


六本木アマンドの交差点から次なるチェックポイントの六本木ハイアットを目指す白い人と青い人。残念ながらギロッポンの不良外人もこの時間ではいないようだ。
こうして暗闇の中で写真を撮って行くが、デビルの脚は既に限界を迎えていた。ルナサンダルで203キロ、これは無謀な挑戦だったのだろうか…。


《続く》



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