ガッテン!(21.7.7) 逆トレ!? | 鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

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@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

 

 NHKのガッテン!

 

 「逆トレ」とはなんぞや?と思いきや、筋トレ的には、上げる!のではなく、下す!ことを負荷とするトレーニングだそうです。

 バーベルを持ち上げるーみたいな動作に対し、下すーというようなことで。上りに対する下りもそうです。

 

 そもそも論では、筋の収縮には、「アイソメトリック」「コンセントリック」「エキセントリック」の3種類があります。

 

 「アイソメトリック」は筋の収縮なし。掌を合わせてグ~!と力を入れて負荷をかけるような方法がコレです。

 

 「コンセントリック」は、筋が収縮することで負荷をかけるものです。下に置いたバーベルを持ち上げるような動作がコレですね。 

 

 そして、「逆トレ」は「エキセントリック」に当たります。筋を伸長、つまりは伸ばすことで負荷をかける動作です。

 

 

  トレーニングの世界では、どちらかというと「コンセントリック」がメジャーで、「エキセントリック」はマイナーなイメージなのですが、そのエキセントリック」の方に、筋力アップはもちろん、様々な効果が期待できるというからビックリです!

  

 ガッテンでの詳しい解説はこちら

 

 あと、興味深い一言がありましたね。

 

 <筋肉量は2,30代がピークで、それ以降、何もしていないと毎年1%ずつ筋肉が減るとも言われています。>

 

 40代、50代、60代…になると、どんだけ減るんじゃ!?という話ですが、逆に言うと、1年に1%しか減らない! 何かすれば減らない(増える!)ということです。

 

 ちょっとヘタると「もう歳だから仕方ない…」という言い訳は通用しません。何もしなくても筋肉は1年に1%しか減らないんだから、大幅なパフォーマンスのダウンは加齢のせいとは言い切れないのです。「ほったらかし症候群」の根拠にもなるところですね。