NHKのガッテン!
「逆トレ」とはなんぞや?と思いきや、筋トレ的には、上げる!のではなく、下す!ことを負荷とするトレーニングだそうです。
バーベルを持ち上げるーみたいな動作に対し、下すーというようなことで。上りに対する下りもそうです。
そもそも論では、筋の収縮には、「アイソメトリック」「コンセントリック」「エキセントリック」の3種類があります。
「アイソメトリック」は筋の収縮なし。掌を合わせてグ~!と力を入れて負荷をかけるような方法がコレです。
「コンセントリック」は、筋が収縮することで負荷をかけるものです。下に置いたバーベルを持ち上げるような動作がコレですね。
そして、「逆トレ」は「エキセントリック」に当たります。筋を伸長、つまりは伸ばすことで負荷をかける動作です。
トレーニングの世界では、どちらかというと「コンセントリック」がメジャーで、「エキセントリック」はマイナーなイメージなのですが、そのエキセントリック」の方に、筋力アップはもちろん、様々な効果が期待できるというからビックリです!
あと、興味深い一言がありましたね。
<筋肉量は2,30代がピークで、それ以降、何もしていないと毎年1%ずつ筋肉が減るとも言われています。>
40代、50代、60代…になると、どんだけ減るんじゃ!?という話ですが、逆に言うと、1年に1%しか減らない! 何かすれば減らない(増える!)ということです。
ちょっとヘタると「もう歳だから仕方ない…」という言い訳は通用しません。何もしなくても筋肉は1年に1%しか減らないんだから、大幅なパフォーマンスのダウンは加齢のせいとは言い切れないのです。「ほったらかし症候群」の根拠にもなるところですね。