東京マラソン 10月or3月? | 鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

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@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

 

 コロナの影響で延期が決定した東京マラソン

 

 21年大会は10月に開催と決定しましたが、22年大会は従来通り3月の開催が予定されています。短期で2回やることになるわけですが、仕方ないですね~。

 

 で、21年3月の出場権を持っていたランナーの皆さんに対しては、この【21年10月】と【22年3月】のどちらかに振り替えが出来る権利がありました。

 

 その選択の期日が先日終わったわけですが、なかなかの難問で、ずいぶん相談も受けました。

 

 まず基本的に、正解はない…ということで。

 どちらもメリットとデメリットがあるわけで、なかなかどちらが良いとは決め難い選択でした。

 

 【21年10月大会】

 

  夏を過ぎることで、コロナが下火になっている可能性が高く、開催される可能性がより高いということがあります。

 

 一方で、その夏に最高の準備(トレーニング)をしなければなりません。暑いさなかにどっぷり走り込み、しかも距離を踏むだけでなくペース水準も上げて行かなければならない―。それだけの準備がきちんと整うのかどうか…。

 

 また、頑張って何とか走り込んで、一生懸命仕上げて絶好調でレースに臨めたとしても、その大会当日にもまだ高温リスクがあります。

 

 ファンラン気分で完走だけ目指すのであれば問題ありませんが、せっかくの高速コースで、今度いつ出られるか分からないのに、これで良いのか~というのがありますね。

 

 

 【22年3月大会】

 

 冬に走り込み、この時期にタイムを狙うというのは常套手段の1つです。実際、これまでもレベルに関わらず、好タイムが続出していました。

 

 問題は、1年後、果たしてコロナが収束しているのか?です。夏に落ち着いても、また冬になると感染か拡大してくるのではないか…という懸念、不安があります。そんな中でしっかり準備が出来るのか、そして大会は開催されるのか~と。

 

 場合によっては22年10月へ再度延期(振り替え)ということもまたあるでしょう。(23年大会は3月?)それはそれで良しとして、もう気持ちが続かない…というランナーも出てくるかも知れませんね。

 

 そういうことで、繰り返しますが、正解はありませんので、どちらを選んでも、その条件で頑張るのみです。