男女ともに同じような展開というか、構造が同じだったという感じでした。
アフリカから帰化したスピードランナーが勝負(金メダル取り)に出てきたレースで、自らはあまり仕掛けず、終盤まで安全に進めた上で、最後に決める~
というようなところで。
日本勢は終盤まで粘り、良いレース、良い勝負はしましたが、その実力差はタイム以上のものがあり、勝ちに出てきた相手の方が1枚も2枚も上だった…というところはあったかと思います。
決して相手が世界のトップレベルではないので、それでも勝てないのか…という部分もありますが、その一方で、五輪・世界陸上で入賞争いには絡んで来てもおかしくなさそうなレベルでもあるようなので、やはり、そうそうは勝てないか…というのもまたあります。
とはいえ、長年の課題であった、自らは何もせず、相手に仕掛けられると何も出来ないで終わる~というパターンからは昨今は脱却の動きはあり、木崎選手、川内選手とも、自ら仕掛けるということも、仕掛けられたら対応する~ということも積極的にするようにはなっているかと思います。
残念なのは、やはり実力差から、仕掛けても、仕掛けられて反応しても、それで体力を消耗し、最後の勝負の勝機を失ってしまっているという現実があることです。松村選手もラストに持ち込む前に何度も仕掛けているのですが、仕掛けているように見えないところに実力差があります。このあたりは完全に相手の術中にはまっていましたね。
仕掛けというのは、肉を切らせて骨を断つ~的な部分があるのですが、肉を切らせても、まだ相手の皮くらしか切れないでいるところが現状の課題でしょう。
ただ、日本勢の戦略が1歩ずつ前進しているのは確かです。ちょっとゆっくりですけど。