糖質の話 その2 | 鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

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@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

糖質の話といえば、カーボローディング!


まあ、その根拠も効果もいろいろあるわけですが。。。


ただ、理屈は通っていますので、完璧に間違い!ということもないでしょう。それほど効果があるわけでもない~という話にも一理はありますが、あくまでも一理です。


 

 で、市民ランナーの皆さんの観念、実践的な問題としては、次のようなことがあります。



(1)理論的ではない!という人がいる~。


 実証実験もされていますし、理論的なんですけどね。。。そうじゃない!という人の話をよくよく聞いてみると、「エネルギーが体内に増量されて溜めこまれるなんてあり得ない!」という理屈のようです。ヤマトの波動砲じゃないんだから、100%は超えない!~と。


  が、これには考え違いが1つあります。溜めこまれるのはエネルギーそのものではなく、エネルギー源です。グリコーゲンがそれで、これは物質です!物質ですから、物理的に貯蔵され得るわけで、何らかの作用でその貯蔵量が増えるということは、全否定されるものではありません。



(2)やってみたけど、効果がまったくない!という人がいる~。


 これも、なるほど…ですが、やっぱりいろいろありますね。


 まず第一に、カーボローディングが、マラソンのパフォーマンスを決める唯一無二のものではない、ということです。もしかしたら、カーボローディングをやりさえすれば、絶対にバテない!とか思っている人もいるんじゃないでしょうか。

 そうでなく、自分自身の貯蔵量が増量するのであって、もともとその能力が低い場合、大幅に増量したって十分ではないことも、諸々の理由で消耗、消費がそれ以上に激しい場合もあります。


 走力水準が低いのに、カーボローディングをやれば良いタイムが出る~なんてことを言っているわけではありません。そういう意味では、いったい、何をして効果がある/ない~と判定するのか自体が難しい面もあります。



(3)基本的に、やり方を間違えている!人がいる~。 


  「BEST RUN!」 でも、ちょっと前に岡田あき子さんに、その詳しいやり方を解説してもらいましたし、「eA式マラソン走力アップトレーニング」でもP171でやっています。


 で、けっこう「炭水化物をたらふく食べる!」というように誤解している人が多いのには驚かされます。そんなこと、誰も言っていませんよ。炭水化物の割合を増やす!と言っているのです。この違いは大きいです。

 それと、水分摂取と並行させること。グリコーゲンは水といっしょに体内に貯蔵されますので。糖質たらふくの、水分チョビチョビでは、ぜんぜんダメです。


 あれやこれやで、実はきちんとしたやり方を知らないで、「やったけど、効果がない!」と言っている人も少なくないような気がします。 見よう見まね、口コミ情報だけではやっぱダメみたいですね。