集団走と単独走
集団走~複数の人と、同じペースで固まりで練習するような方法ですね。
先頭がペースをメイクし、他の人はそれについていく感じです。
その先頭をペースメーカー、それを煽ってペースを乱す人をペースブレーカーといいます。迷惑な人です。トラブルメーカーになることもあります。。。
集団走のメリットは、引っ張られることで楽に、リズムよく走れること。自分でコントロールしなくても確実に設定ペースで走れること(ペースメーカーの腕、いや脚次第ですが)。多くの人といっしょに練習することで、高いモチベーションを保てるということです。
それではデメリットはあるのか?というと、やはりありますね。必ずしも自分の最適ペースで練習できるとは限らないこと。それと、自分でペースコントロールする能力がなかなか養われないということです。
ロング走の適正ペースについてはメルマガ の方で進行中ですが、集団走は、どこかのチーム練習にしろ、練習会にしろ、かなり大雑把な区切りでペース設定をします。マラソン練習ですと、4分00秒、4分30秒、5分、5分30秒、6分/Kmとかいうようなところになりますね。ウチ の練習会もそうですが、どこもだいたいそういう感じではないでしょうか。
ギャロウェイさんのところも、全米各地で「ペースグループ」というのを作ってやっているそうです。ほとんど同じ趣旨、やり方です。
で、30秒/Km区切りですからね。果たして自分の真の適正ペースで練習できているのかどうか~ということに関しては、正直、けっこう怪しいところはあるわけです。まあ、最大公約数と言っても良いでしょう。
それでも他のメリットを考えれば、細かいところは妥協する~というスタンスもある程度必要です。
一方、単独走は、あくまでも自分次第ですので、自分の最適ペースで練習することになります。eA の方の練習会や合宿等では、あえて単独走でやっています。練習会の方は、たくさん集まってきて、それぞれ別々にスタートし、自分のペースを刻んで行く…。それなら一人でやればいいじゃん…と言われちゃう不思議な練習会ですが、そこはそこです。
でで、合宿時なんかは、一斉にスタートして、すぐにバラける~ということが起こります。それぞれ自分のペースですから。んが、こういうのを見ていると、こっちの方が明らかに適正な練習なんだな~と思いますよ。1人1人、実力もその日の調子も練習のステップも違うんですから。逆に、そういうところを置いといて集団で同じペースで走るという方が奇異というか、無駄が多いなぁと思うこともあります。~もちろん、すべての条件、メリット、デメリットを勘案しての評価でないといけないことですが。
一人ではペースを作れないから集団で走る~というのはアリだと思います。もちろんそれは「まだ、一人では走れないから―」という段階の問題でもありますが。
集団で競い合い、追い込むということもありますが、ロング走に限ってはこれはトレーニングの目的ではありません。自分では作れない速いペースを集団走で引っ張ってもらうというのも、他の練習ではアリですが、ロング走には向きません。
そういうところの使い分け、棲み分けは重要で、ロング走に限っては、集団走の利用は、速めよりも遅めの設定のグループに入って大きな余裕を持って走る~ということが重要になってきますね。30秒/間隔の設定で、どっちに入ろうか迷ったら「遅い方」です。
「速い方」を選ぶのは、走り込みの終盤、仕上げの段階でちょっと追い込みをかけて行こうか、というような時期です。ちょうど今くらい!?ここんとこ、走り込みと仕上げはしっかり分けて考えないといけないですね。
ちなみに、そういう速さ、追い込みを、レース利用でやる~というのも常套手段です。精度の高い練習方法としては、単独走とレース利用がお勧めだと考えています。集団走は、それを補うような形での有効利用が望ましいですね。~使い分けです。