日本経済新聞電子版ランニングに挑戦 「頑張りすぎない」が上達の道>~に取材協力しました。

 

 なぜかニッチなランニング情報でビジネスマンランナーにお馴染み?の日経!ですが、今回は主に、コロナ禍で走り始めた初心者ランナー向けの特集記事です。

 

 コロナで大会が次々に中止になり、自粛モードやモチベーションの低下もあって、コロナ以前のランナーは「従来通りトレーニングを継続し、本格再開を待つ」群と、「トレーニングを中断したり、走りたくても走れない状況下でランニングから遠ざかっている」群とに、ざっくりでは二極化しているとされています。

 

 その一方で、在宅ワークの普及や自粛モードの中、運動不足の解消のために、手っ取り早いランニングを始めてみたという方が大勢います。

 で、こういう方々は、従来の「マラソン完走を目指そう!」とか「ランニングって楽しいらしいね!?」的な思想が現状ではほぼ完璧ゼロなので、従来のランナーとは分断が生じているような形にもなっているのです。

 

 そういうことで~情報も少なく、どうしても自己流になりがちな初心者ランナーの皆さんに、まずは目先、そして先々のアフターコロナに向けての正攻法的な取り組みをちょっとアドバイスしたような記事になっています~。

 

  電子版の記事は  こ  ち   ら から~

 

  17日夕刊にも転載される「かも?」知れないそうです。。。

 

 

 

 

 マラソンのスタミナ~ランニングマガジン「クリール」の特集の補足です。

 

 初心者が走り始め、最初は1km走るのがやっとで、それでもゼーゼーしていたのが、徐々に2km、3km、5kmと走れるようになる。少しずつ、より長く走れるようになり、しかもだんだんと楽になってくる。そして気が付くと、ペースも以前より速くなっている~!

 

 スタミナの向上によってこういうことが起こります。つまりは、より長く走れるようになるのも、より速く走れるようになるのも、スタミナアップによるものなのです。

 

 この間、呼吸から得た酸素でエネルギーを生成する能力が段階的に向上していきます。たくさんのエネルギーを作れるようになるわけで、その分、より長く走れるようになります。

 

 ただ、この点に限っては自転車や水泳をやっても同じことになります。しかし、実際に「走る!」という運動(トレーニング)をすることで、走るのに必要な筋力が発達します。この筋力増強が、より長く走ること・より速く走ることにつながっていきます。

 

 この作用は、けっこうなレベルまで発達し続けます。個人差があるのは大前提ですが、たいていはサブ4前後くらいまで続きますし、中にはサブ3もしちゃう人もいますね。

 

 いずれどこからか、もっと速いペースで走る練習も必要になってくるのですが、そのラインは多くの方が思っているよりもけっこう上の方にあります。

 

 にもかかわらず、けっこう早い段階からスピード練習なんかを入れ過ぎちゃって、逆に思ったような結果を出せないでいるランナーも少なくありません。スピードに目が行き過ぎちゃって、肝心のスタミナアップが疎かになってしまうのです。

 

 持久係数=<フルマラソンのタイム>÷<ハーフマラソンのタイム>

 

 この数値が2.1よりも大きくなる人は、良く言えばスピード型、はっきりいうとスタミナ不足型です。ところがこのタイプのランナーは、けっこうな割合で、自分はスピードが足りないから目標を達成できない…と思い込んでいることがあります。

 

 持久係数2.1で計算すると、フルマラソンでサブ3達成に必要なハーフのタイムはざっくりで1時間25分45秒程度。2.09で計算すれば1時間26分でも達成可能です。実際、きちんと練習していると2.08までアリですね。

 

 サブ3.5ならハーフ=1時間40分、サブ4ならハーフ1時間54分となります。サブ4水準とかになると、圧倒的にスタミナ不足の方が増えてきます。トレーニング全般が、距離短め・ペース速めになっていて、マラソンの練習をしているつもりでも、実は(理論・方法論的には)ハーフマラソンの練習をしているのと同じことになり、ハーフのタイムはどんどん伸びるのに、フルのたむはイマイチ…みたいなことが起こってくるわけです。トレーニング内容のバランスの問題でもありますね。

 

 ハーフのタイムがそんなで、サブ3.5やサブ4ができるはずはない!…と考えている方は、マラソントレーニングというものを少し見直してみると大きな改善がみられるかも知れませんよ。

 

 

 

 

 ランニングマガジン「クリール」6月号の特集は

  「マラソンのスタミナアップ計画」

 私が全般の監修と、トレーニング部分の記事を書下ろしています。

 

 

 スタミナ・持久力って何?…というところからです。

 依頼をいただいた時から、あまりに基本過ぎて逆に考えちゃいましたね。

 生理的にどういうのをスタミナというのか、それが分からないとアップもダウンもあったものではありません。もちろんトレーニングの方法論もです。

 ただただ走り込んで月間走行距離を増やせば良い…というわけでもありません。

 

 そういうことで~

  主に酸素摂取能力筋持久力に焦点を当て、それとエネルギー源の供給も含め、けっこう詳しい解説になっているかと思います。

 

 その上でのトレーニング解説です。

 LSD/ロング走/スピードトレーニング/起伏トレーニング の4系統を詳しく―。

 

 スピードトレーニング=タイムトライアル・ハイペース走・インターバルトレーニングですが、これってスピードを向上させるのではなく、スタミナを向上させるのですよ!!

 ここのところが理解できてくると、トレーニングも一段と良くなってくるでしょう。

 

 

 

 

 ランニングマガジン「クリール」5月号の特集は「継続できる!インターバル走」~この中で、P22~<坂道インターバル>を私が担当しています。

 

  坂道インターバル

  文字通り、坂を利用したインターバル・トレーニングですが、坂の傾斜を利用するので、自力でスピードを出さなくても脚や心肺に負荷をかけることができます。そういう意味では、ミドル・シニアに適したトレーニングとも言えますね。

 

 インターバルというと、ハーハーゼーゼー、とにかく追い込めば良いと思われがちですが、そーゆーわけでもありません!!

 

 段階(ステップ)に応じ、スピードと本数を変え、"加減"することが重要なのです。

 

 詳しくは、買って読んでください!

 まあ、坂道インターバルに関しては、20年ほど前に「ランナーズ」の特集でご紹介して以来、ほとんど内容の変わらないまま、数年置きになんかの形で取り上げられているのですが、、、

 普遍的なトレーニングですな。。。

 

 

 

 

 

 名古屋ウィメンズ

 

 直前まで、やるのかやらないのかよく分からない不安定な状況でしたが、よく開催しましたね、、、

 それでも1万人のうち、約半数が直前にオンラインにシフトし、スタートラインに立ったのはおよそ5,000人。それでもこのご時世、5,000人ものマラソン大会をシラっとやっちゃったのは、この業界的には大きな希望となりました。

 

 例年と違い、テレビはトップ方面ばかりを映し、本来のウリの1つでもある"大勢の市民ランナー"にはほとんど触れない・なるべく映さない…という方針だったようです。まあ、ご時世ですからね、、、それでもなんでも、無事(1週間経った時点でクラスター発生の話はない…)にこの規模の大会を終えることができたのは本当に良かったです。

 

 レース的には、ここでは珍しいことではありませんが、あいにくの強風で、ようやくマラソンを走る機会を得た参加者の皆さんには非常にお気の毒ではありました。

 

 それでも!!驚くことに、けっこうタイム水準が良い!?e-Athletesの会員さんも、自己ベスト続出、ちょっと悪くてもセカンドベストとかいう方も多数で、え、あのコンディションで??という感じです。

 皆さん、風が強くて進まなかったとか、終盤は本当に辛かったとか、思ったように走れなかった…とかグチグチ言いつつですからね。

 

 思うに― やはりほかのレースがなく、トレーニング期間が長く、みっちり取り組むことで基本的な走力の向上がなされたことが第一にあるのではないかと思います。

 開催されると信じて、数か月前からこれ1本に絞り込んできた方はやはり総じて結果が良いですね。

 

 更に、条件的に厳しくても、ここまで1年以上も辛抱してきたことと、この次、またいつ・どこで走れるか分からない状況で、「ここで諦めるわけにはいかない!」的な意地というか根性というか気合いというか、そういうのが凄かったのではないかと思います。

 

 なんか、レース結果のご報告1件1件が泣けてきますよ。。。