タイ語勉強振り返り


当ブログでもいつごろからか言及しはじめていた公務員試験がうーたらですが、それが終わりました。


タイ語で受験してタイ語担当志望。(15くらいの言語から受験語を選べる。)


無事に合格しました💪💪💪担当もタイ語……になれるかはちょっと今後わかり次第更新するわ。多分1年半後くらいにまたタイ留学ブログ再開出来ると思っているが、ワンチおれアムハラ語だから。エチオピアブログ始まるかもしれんし。


※追記

タイ語できまりました☀️



ここまでのタイ語勉強歴は4年半。公務員試験の合格でひとつ形になったかなと思っています。ここらで自分のタイ語勉強を振り返ってみるとともにこれからタイ語勉強したい方、タイ語勉強中の方にこんな勉強してたよ!みたいな話がしたいです‼️‼️‼️



るんびーのタイ語勉強歴

Twitterで逐一勉強の進捗報告してたから参考に振り返っていたが、あまりにも苦悩ベースでなんの参考にもならなかった。楽しいだけで勉強していたようなきがしていたけど、相当苦しんで勉強してきたようです。(謎に他人事。)


2021年2月ごろ

2getherにハマりそのままの勢いでタイ語勉強を始める。最初に使っていたのはニューエクスプレスでした。


・タイ語の文字の勉強▶︎ノートに書く

個人的にタイ語の音を正しく把握するにはアルファベットの発音記号では不十分だと思いました。それで、まず文字を覚えた。

STEP1)ニューエクの、文字の解説ページにあった単語を1つずつノートに何回も何回も書きました。最初はアルファベットの発音記号も併記して、発音についても理論を理解して文字と音を一致させることに注力しました。


STEP2)単語が書けるようになったら次は文です。ニューエクの会話とか書いてあるページに進んで会話文を1文ずつノートに書きます。

※この写真は雰囲気。タイ語書きなぐりノートは捨ててしまった555残ってた動画を切り抜いたらがベガべだった。


STEP3)ノートに書きなぐる文を、2語文、3語文……と複雑にしていって、最終的には接続詞付きの長い文にまで到達。ここまできたら結構読めるようになっているのでTwitterなどを使って読む訓練をはじめる。


ここまでがわたしのニューエクスプレス活用法です。


・伝説のタイ語講師の動画

これは、YouTubeにあがってたやつ。今もあるかは知らん。文字の書き方を覚えるとき、まあつまり、先述のニューエク活用法STEP1の段階のときに見てたやつですね。

テキストって活字だから書き順わからんくてさ。この動画でタイ文字の書き方を習得しました。

あと、手書き文字の把握として、ドラマ見てるとたまに手紙とか出てくるから、その画面をスクショして拡大して見たりとかもしてました。あまりにも涙ぐましい。



2021年4月5月

・4月から大学でタイ語の授業(ゆるゆる。サワディーからはじまってサワディーで半年終わるレベル。)をとっていて、そこで使っていた教科書を授業の進度ガン無視でぶん回してました。阪大のテキストです。オススメ。これの例文をノートに書きなぐるやつを5周くらいした。おかげで一時期腱鞘炎が悪化して2週間くらい箸も持てない状況になりました。


・多分、5月くらい(勉強開始後3ヶ月)までに接続詞で繋がった文章をノートに書きなぐる練習ができるくらいにはタイ文字は習得できていた。その先は、ひたすら語彙強化と文法の叩き込み。プラスで、タイ料理屋でバイトはじめたのもこの時期。タイ語はまだまだ話せない。



2021年9月10月(勉強開始から半年)

何かをつかむ。

なんかね、言語学習でさ、時々マリオの無双虹色モードみたいななることあるじゃないですか。「読める……読めるゾォ‼️‼️‼️」みたいなやつ。んで、そのあとしばらくすると「やっぱわかんないす😅」てなる。このサイクル5周目くらいがこの時期。


で、そのサイクル5周目の所感がコチラ👇👇👇
※タイ語ノートとは、教科書の例文を書きなぐっていたノートです。



2022年2月(勉強開始から1年)

・京大から借りてきたテキストをつかいはじめる。

これね。しっかり学ぶ!タイ語入門などと言うてますが全く入門じゃねーからー😅😅😅


このテキストの使用当時のるんびーによるレビュー⬇️⬇️⬇️



まあ、勉強開始1年のるんびーにはちょうどよく面白かった。


・中級タイ語総合読本をはじめる。

なんだかんだ長い付き合いに。このあと1年くらい使い倒して卒業した。具体的にはひたすら音読してた。

そして、このテキストに載ってる単語は、スマホの単語帳アプリに自分で打ち込んで、暇なときにみて覚えてた。


・タイ語の歌を歌いながら勉強をはじめる。

解説:歌詞をみながら歌う練習て結構いい勉強になるんですよ。特にタイ語みたいな特殊文字の言語は。有気音無気音の使い分けを文字をみながらやることで文字と音を一致させるだとか、歌と同じペースでタイ語発音するときに口が回るようにするだとか、歌詞の理解スピードを上げるだとか色々メリットがあります。しかも、タイのエンタメの勉強にもなります!


タイポップの勉強にオススメのドラマをひとつ。

これでタイの有名なバンドをたくさん知れました‼️好きな曲とかバンドも見つかりました‼️‼️ぜひ歌う勉強やってみてください😊😊😊



2022年4月

・パソコンでタイ語を打ち込みはじめる。このころにはスマホでの打ち込みは結構スラスラできてた。多分、辞書としてWebサイトのごったいを使っていたのでそこでスマホ打ち込み力が鍛えられた。


あー、辞書の話でたからついでに言うと、私結局今の今までごったい様に頼りきりですわ‼️‼️ほんとに優秀‼️‼️十分ですよこれで、高い辞書買わんでもなー。紙の辞書は買ったけど今実家で埃被ってる。あとは、ネット上のタイータイ辞書もこのくらいの時期から使ってました。まあ、褒められたモンではないのでしょうが、ごったい➕タイタイ辞書(ネット)でもやってけるヨーてことだけ。



・推しの情報はタイ語でキャッチ

・タイ料理屋のコックさんとタイ語で会話する


2022年7月8月(1年半)

・タイ語の美術史の専門書的なものの翻訳をはじめる。本は、タイからインターネットで調達していた。


・リスニングは、簡単でゆっくりならわかるけどインタビューとかはまだ聞き取りきれない。BKPPのコンサートのMCのタイ語は聞き取れた。


・推しにファンレターを書く。便箋3枚の超大作。


2022年9月(1年半)

・初タイ旅行も思ってた以上にコミュニケーションがとれなくて撃沈する。話せないなら筆談で……作戦が大失敗。


このとき痛感したのは、バイト先のタイ料理屋のコックさんたちは、日本人のカスみたいなタイ語に慣れているから、わかってくれてしまうということですね。それはそれでありがたいんだが、結局気を遣わせていることにはかわりないし、それに気づいて大変落ち込みました。



2022年10月ごろ

・このころから読むことに関しては困ることがなくなってきた。もちろん辞書は引きますよ。その一方で話す方が苦手で苦しい。

・聞く方は、คุณชายというドラマがタイ語字幕つきで、タイ語字幕の補助輪アリで99%理解できたというかんじ。




2023年5月(勉強開始から2年ちょい)

・チュラ大のCTFLオンライン講座を受講。授業中は全部タイ語だが、先生が何言ってるかはほぼ理解。


この授業で結構自信がついて、何回も繰り返し見ているようなドラマはタイ語音声だけで見ていた。



2023年9月〜2024年9月(2年半の勉強歴から1年の留学)

・タイに1年留学。チュラ大のCTFLに通う。レベル6〜レベル9まで。ここで、独学ではカバーしきれなかった単語やトピックなどを押さえることができました。ここで作った下地があったので、その後の公務員試験のための勉強にうまく繋げられたと思う。


・リスニングは、คู่กรรม(メナムの残照)のビーさんバージョン(2013年のドラマのほう)にはまる。字幕などないので気合いで見ていたが大体は理解できた。初見のBLドラマもこのころからタイ語音声オンリーで見始める。(英語字幕の補助輪外れた。)

生活面でも特に困らないかんじ。旅行先で出会ったみなさんと会話を交わすのが楽しかった。その一方で、まだまだタイ人側の気遣いありきのタイ語力でしかないのも感じていた。


・個人的にリスニングに関してずっと悩んでいたのは、文脈のない突発的発言の理解がなかなかできなかったことです。ドラマとかは文脈があるから理解できたけど、会話にはないときがあります。これは今でもまだ苦手です。


・話すのはかなり苦労しました。留学当初は発音が悪すぎてからかわれたり、心のシャッター閉じられたり、とても精神的にキツかったです。発音の方は、かなり練習したので、未だ日本人ぽさは残りつつも、勉強したんだな感は出せるようになった。ま、単語チョイスが教科書すぎて堅い喋りになりがちなんですけど。スラングは言われればわかるけど自分からは出てこないす。



2024年9月〜現在

・外専受験のために国際関係の語彙などを強化。詳しくは次の項目で。

・大学の研究のほうは、基本的にはタイ語の本を先行研究として使っている。仏教系の語彙も見ればわかる。



外務専門職試験のためのタイ語勉強

外専のタイ語試験は、1次試験が和訳とタイ語訳、2次試験がタイ語会話になります。


1次試験でタイ語に訳す日本語文は、どの言語で受験しても同じ文章を翻訳します。個人的には、英語及びヨーロッパ言語だったら訳しやすいけど東南アジア言語に訳すのはかなり難しいだろうな、と思いました。なんか、タイ語では見ないタイプの文章をタイ語にしないといけなくて……。英語かぶれが英語を潜在的に意識して書いた文章が出題されてるから英訳しやすいのは当然……おっと誰かきたようだ


例として、過去問とそれに対するわたしの解答をスクショした。大体のレベル感がわかるとおもいます。



こんな感じの堅い国際系の文章ひとつと、随筆?みたいな文章が1問ずつてかんじ。



で、具体的にどんな対策していたかをまとめます‼️‼️


オエー1次試験対策

試験は、タイ語文を和訳するのが2問、日本語文をタイ語訳するのが2問で、これを2時間で書きます。正直きちんと訳すと時間切れになるので、多少雑でも速く訳すことを意識しないといけないです。


試験の8ヶ月前〜3ヶ月前

タイ外務省が出してる年間レポートがあったのでそれを印刷して読んでました。でも、マジでそれだけ。というのもほかの科目の勉強に時間持ってかれてたので……。


試験の2ヶ月前〜試験本番

なんか、のんびり勉強してたら英語受験の人達は試験半年前くらいから過去問演習してるみたいな話を知って。でも俺氏試験2ヶ月前の時点で過去問1年分しか解いてなかったんですよ‼️

で、慌ててほかの年度のやつやってみたの。そしたらさ、なんか、ワシがすでにやってた1年分のやつは簡単な年度だったみたいで、とんでもない危機感に襲われました。


で、わたしがやった対策は‼️


・タイ語の国際関係の論文を1日1ページ(分量はA4用紙1枚分くらい)翻訳し、それが終わったらひたすら音読して単語とか表現を頭にぶち込む。

そのときに使ってたサイトはこれ⬇️⬇️⬇️




ここからFOIPのやつとか海洋安全保障のやつとか全部で4つほど全訳しました。論文ひとつあたりは10ページくらいでした。


・過去問演習(日本語文をタイ語訳するほう)を1日2問、時間を計って解く。作った解答を家庭教師の先生に見せてお直し。お直ししたものを音読して表現叩き込む。(家庭教師の先生はネットで探した。でも見つけるのは正直難しいと思う。ワシの場合は、家庭教師の先生がたまたま私と同じ大学の関係者だったのでとても信頼できた。)


・マティチョンとかBBCタイとかグルンテープトゥラキットのニュースを引っ張ってきて高速で和訳する。この時意識してたのは、1時間計って過去問より多い分量を訳すことです。タイ語文の日本語訳はそれなりに自信あったのでとっとと終わらせて和文タイ語訳に時間をまわしたかった。


・オリジナル単語帳を作る。

このレベルになるとタイ語は市販の単語帳はないです。なので、自分で単語帳を作ってました。ルーズリーフで作ってて、両面書いたやつが30枚分くらいになりました。



これでなんとかした。1日3時間くらいやってた。


ちなみに、少し出そうなテーマの山はりもしました。大まかには当たったけど、細かいところいえば「そっちかよーーー」みたいな感じで当たった気はしない。。。



なお、時間のペース配分については、


理想:タイ語文和訳20分×2問、和文タイ語訳30分×2問、見直し20分で2時間

(過去問だとタイ語文和訳は15分で終わってた。)


現実(本番の時間配分):タイ語文和訳20分×2問、和文タイ語訳40分×2問、やめの合図と共に最後の文を訳しきる😇😇😇


でした……。

今年度の問題、異様に長い&難しいだった……。



オエー2次試験

会話です。俺の苦手な会話です。もうどうしようもないから知識だけつけて誤魔化す作戦でいきました。(ちなみにこの作戦は失敗しています。知らない話題が……。)

とりあえず、タイの最新ニュースだけ追ってた。ちょうどキナクセーかんじになってたからまあネタはたくさんありました……。(良いんだか悪いんだか。)


あとは、別の特殊言語で受験する友達と組んで、日本語の質問にタイ語で答える練習とかしてました。



以上‼️‼️‼️タイ語はこれまで本気で取り組んできたつもりですが、振り返ってみると思ってたより結構理論だでてやっていたようです。誰かの参考に……(なるかな???)



おわり



🌸余談

これは多分自慢していいから晒すね(自分に都合のいいときだけ点数晒すやつ)


得点開示したんですけど、1次試験のタイ語が70.67点、2次試験が66.39でした


偏差値で得点出る仕組みだからまあまあいいのでは??1人しか受験者いないのにどうやって偏差値出したのかは謎ですが……。