お休みの週末、久しぶり(前回行ったのは6年半前)に名古屋港水族館に行こうといろいろ情報集めしていると、名古屋駅近くのささしまエリアから名古屋港までの船があるのを見つけました。
HPはこちら・・・クルーズ名古屋
土日祝日に名古屋駅に程近いささしまから名古屋港のガーデンふ頭、金城ふ頭までの運航のようです。
注意すべきは区間運航日という日もあってその日には途中のアスクル(ショッピングモール)までしか行けないようですがこの日は名古屋港まで行ける冬ダイヤ運航日に当たっています
ちょっと面白そうではありませんか、船に乗って水族館に行こう~。
というわけで名古屋駅からわずか一区間だけあおなみ線の電車に乗ってささしまライブ駅で降りました。
駅から徒歩3分で「ささしまライブ乗船場」があるとの案内です。
写真で見るとこのへん、こんな名古屋駅近くに中川運河の終点があって船溜まりがあるのです。
名古屋市HPにも中川運河の詳しい解説へのリンク(もっとしりたい中川運河)があります。
国土地理院地形図にも船の航路の記号がありました。
百船町、運河町、地名もなかなかそそります。
まあ名古屋駅から歩いても1.3キロほどなので歩くのも良いかもしれません。
ささしまライブ駅から中京テレビの横を通って歩いていくと・・・。
遠く高架下の岸壁?に船が見えました。
写真には写っていませんが左側の橋脚の間に乗船場(案内とチケット売り場)があります。
今日向かう名古屋港水族館のあるガーデンふ頭まで大人900円です。
終点でレゴランドやリニア鉄道館がある金城ふ頭まで行くと1500円です。
JAF会員証で割引あり♪
↓乗船場にあったパンフとアンケート。
アンケートに答えると出すときに何か貰えるようなので書いておきます、個人情報書く欄はないから大丈夫。
それではいよいよ船に向かいます。
高架下は公園になってます。
出航20分前くらいですが一番のりでした。
パラパラとお客さんも現れ直前に係員さんが来たら乗船です。
船溜まり向こうのあの橋をくぐっていきます、楽しみ。
それでは出航!
今ではトラック輸送になり運河で荷物を運ぶことなどありませんが、現代でも運河脇には大きな倉庫がたくさん並んでいます。
下流に向かうと途中から練習中の競技用のボートがたくさん現れます。
船はスピードを落とし進みます、頑張れー!
中川運河は波もなくボート競技の盛んな所なのでした。
この下流にある橋もボート競技のために橋脚の無い橋を架けてあるのです。
さて、ここは最大級の見どころ、我が船は「中川口通船門」に入りました。
海と遮断され締め切られた中川運河と名古屋港の水位が違うので、船を入れた二つの扉の間の水を出し入れしてこの区間を通り抜ける施設です、パナマ運河とかと同じことをしてます。
後ろの扉は閉まり、前に見える扉のあたりの水面が激しく波立っています。
どうやら水を入れて水位を上げているようです。
左にあるWATERLEVELの水位を見ると今は0.4の目盛りより下に水面があります。
どんどん水位が上がってきました、かなりのスピードで水面上昇中。
コンクリート護岸の上面が見えるほどになってきた。
90センチくらい水位が上がったことになります。
名古屋港と同じ水位まで上がると前の扉が開いて扉の上にある信号が青に替わりました。
いざ、海へ~!
名古屋港最深部の海に出ました、急に視界が広がった!
でも海に出るとすぐにガーデンふ頭に着いちゃいました・・・。
約50分弱程、もうちょっと乗りたい笑。
金城ふ頭まで乗ればあと25分ほど楽しめて、名港トリトンの橋もくぐれます。
これはいつか乗らねば。
お値段以上に楽しめたミニ船旅でした。
ポートビル内のガーデンふ頭の乗船場でアンケートを出したら、しおりをいただきました。
何はともあれ水族館に、とは思いましたが腹ごしらえ。
JETTYのフードコートに引っかかっています。
そして遅くなりましたが名古屋港水族館へ。
チケット売り場メチャ並んでました、混んでるなー。
ネットで電子チケット買っておけば並ばずに入場できますが、各種割引を受ける場合は並ばねばなりません。
地下鉄一日乗車券持ってると割引になったりするので電車で来た家族連れとかは並びますよね。
我々もクルーズ名古屋の券を持ってると割引になるので並びます。
・・・ポートビル展望台や南極観測船ふじとの共通券を買おうとしたら・・・割引は水族館単独券購入にのみ有効なのでした・・・がっくり。
気を取り直して・・・。
名古屋港水族館の良い所は入場すると目の前にイルカプールの水中のガラス面がドーンとあることで興味の薄い人でもこれはきっとテンション上がるわ~。
あとは時間の決まっているイベントに追われる笑。
シャチのトレーニング。
イルカのパフォーマンスはスタンド満員。
でもイルカはパフォーマンスの時間以外でも横の小さめのプールで飼育員さんと細かな技の練習していたりする時があるのでのぞいてみるのはお勧め、間近でイルカを見られます。
マイワシのトルネード。
白いイルカ、ベルーガ。
一般展示の小さい水槽のエリアは昼過ぎの時間帯はあまりにも混雑していたので一旦外出、水族館は再入場できるのでポートビルと南極観測船ふじを見に行くことにしました。
ポートビル展望台からの名古屋港。
岸壁の角に怖いほどメッチャたくさんの黒い鳥がいる・・・鵜?
遠くに鈴鹿の山が美しいラインを描いています。
水族館全景、遠くには伊吹山、雪がない!
名駅ビル群、左には白山。
御嶽や中央アルプス、南アルプスも見えました。
ポートビル3階にある名古屋海洋博物館も水運や船の解説展示なんかの他にも船長のジャケットを着ることができたり操船シミュレーターなんかのゲーム的なものもあって子供にも楽しめるスペースでしょうか。
そのあとは南極観測船ふじへ。
船内各所に人形解説、乗船後いきなり調理室の人形にビックリする。
上のクラスの隊員や観測員は相部屋とはいえ部屋があります。
一般乗組員はこんな・・・。
水族館に戻り小さい水槽コーナーを回ります、まだ混んでますが昼過ぎよりはマシ。
つい美味しそうとみんな言ってしまう身近な魚エリア。
不動産関係のCMしか思い出さん笑。
海外や深海の変わった魚なんかのコーナーもあり。
ダイオウグソクムシの写真は失敗してた。
そしてこれが見たかった、みんな大好きチンアナゴ水槽。
かわいいとしか言いようがありません笑。
あとは優雅に泳ぐカメ水槽。
亀の甲羅って骨格標本を見ると肋骨だって理解できる。
ペンギン。
クラゲ、クラゲも大人気で人だかりが動かない・・・。
ガーデンふ頭と名古屋港水族館、子供も大人も一日楽しめるエリアでした。
水族館は確かに人は多くて空いてる平日に来たいと思いますが・・・。
そうすると平日運航の無いクルーズ名古屋の船には乗れないか~そこは悩ましいな。
この船楽しいけどとても空いていてもっと人気がでてもおかしくないと思うんです。
一度乗ってみたらきっと楽しいクルーズ名古屋のミニ船旅をセットでぜひどうぞ。
レゴランドやリニア鉄道館、ポートメッセのある金城ふ頭にも行けますから!